コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 神の力の使い方 第十三話更新
- 日時: 2010/11/04 19:48
- 名前: 土御門 ◆p4Tyoe2BOE (ID: SI24yRUY)
こんにちわ。
クリックありがとうございます。
自分にどういう書き方や内容があってるかどうか確かめるために書いてます。もしよかったら感想ください。
お客様
SUZAKU様
★真祐★様
津軽海峡様
ゆーくん様
むーみん様
目次
>>1 プロローグ
>>2 第一章 第一話
>>4 第二話
>>6 行間1
>>12 第三話
>>14 行間2
>>20 第四話
>>22 第四話続き
>>24 第五話
>>25 行間3
- Re: 題名未定 第四話更新 ( No.22 )
- 日時: 2010/08/06 17:10
- 名前: 土御門 ◆p4Tyoe2BOE (ID: SI24yRUY)
続き
「わかった。」
俊は正門の鍵を開けようとする。少し錆びているの開けるのに苦労したがちゃんと外れた。
「まだ?」
「ちょ……ちょっと待って」
俊は正門のとってに手を掛け。少し耳障りな ぎぃぃぃぃ という音を発てて人が一人通れるくらいに開ける。
「うん。さすがは男の子。力持ちだね。」
俊は穂波の話し方に少し違和感を持ちながら、顔を赤くして俯く。
「と・・・とりあえず、早く行かないと・・・」
穂波はそれを否定して
「え〜、どの道もう遅刻なんだから一緒にゆっくり行こうよ」
実際に下駄箱まではそんなに遠くない。100メートルくらいしかないのだが、やはり恥ずかしい。だから俊は
「い……いやちょっと急がなきゃならないから。さ……先に行くよ」
穂波はそれを聞くと、笑顔で
「そう?じゃあまたね」
「うん。また」
俊はそういうと走り出した。少し勿体なかったかな・・・いやいや、俺は何を考えているんだ。俊は頭を振って無心に走っていた。「また会えるよな。同じ学年なんだし。そのときにまた話そう」と思ってしまったが。そして俊は下駄箱について校舎内に入っていった。
校舎内に入ったのを見送って穂波は
「やはりこの口調はだるいな。胸焼けがする勢いだ……」
そんなことを言ってゆっくりとした足取りで下駄箱へと向かっていった
- Re: 題名未定 第四話続き更新 ( No.23 )
- 日時: 2010/08/07 01:54
- 名前: SUZAKU ◆UFcJ6Wje/M (ID: 2gVh92pS)
続ききになりますw
- Re: 題名未定 第四話続き更新 ( No.24 )
- 日時: 2010/08/08 04:40
- 名前: 土御門 ◆p4Tyoe2BOE (ID: SI24yRUY)
第五話
俊は下駄箱につくと上履きに履き替えて廊下を歩く、その歩き方からは急ぐと言った人間の歩き方とは思えないほど気だるさに満ちていた。
俊は二年せいだからこの4階建ての学校の中の3階だ。4階が1年で2階が3年、一階が特別教室など、という感じになっている。ちなみに屋上は階段からは行けないので外の非難用梯子から行くことになる。
「一年のころは教室に行くまでめんどくさかったな・・・4階はめんどいって・・・」
廊下を少し歩いて階段につく、階段は一番北側に一個、南側に一個、その間にもう一個階段がある。俊のクラスへは真ん中の階段が一番近い。
「そういえば今何時だ?」
俊は階段の近くの廊下の時計に目をやる
8時20分
今まさに体育館で終業式をやってる最中だ。耳を澄ますと教室からは何も聞こえないが、少し廊下に出てみると体育館のほうから声がする。当然、職員室にも誰もいない。
「くそ……古川と喧嘩したときに走ったせいか……」
職員室にも誰もいないし教室にも当然誰もいない。しかも教室には十中八九、鍵が掛かっているはず。
「一応……体育館行くか」
体育館は南側の階段の手前の渡り廊下から行ける。なので俊は元来た道を戻って階段を下りて廊下についたところで、
棗穂波が居た。
俊は穂波に何か話しかけようとするがそれを遮って
、穂波はさっきと変わらない口調で、言った
「小島君……死んで」
- Re: 題名未定 第五話更新 ( No.25 )
- 日時: 2010/08/10 03:44
- 名前: 土御門 ◆p4Tyoe2BOE (ID: SI24yRUY)
行間3
ゴッ! と、人を殴る音がする。殴ってる男は20代後半ぐらいの男、殴られてるのは小学校低学年ぐらいの少年。周りは暗い、物は少ないが高級感が漂う部屋。
「殴られる前に避けろ。俺の息子ならそれぐらいはできるはずだ。」
男は言った。淡々と、心配などまったくしてない様子で
「っ…………」
男に殴られて倒れた少年はうめき声をあげる。少年の体には無数のアザや切り傷などがついている。
「どうした俊。もう死ぬか?」
俊と呼ばれた少年は、立ち上がろうとするが力が入らない。
「避けないのか。なら死ね」
まるで路上の空き缶を蹴るような動きで俊を蹴ってくる。それを俊は無理やり足に力を入れて
「っあ…………」
無理やり後ろに飛んで避けた。もちろん、受身などもとれるはずもなく、そのまま背中で床を滑る。怪我に響くが気にしてる暇はない。
「……よく避けたな」
次に攻撃がきたら避けきれない。次の攻撃をどうやって防ぐか考えている間に男の手に黒いナイフが握られている。絶望を固めたような真っ黒いナイフを
「死ね」
そう言って俊の腹に突き刺した。
「がっあああああああああああああああああ」
俊の悲鳴が響く。その間に腹のナイフは刺さったままどんどん、俊に《吸収》されていく。俊の叫びからはナイフが刺さった痛みよりも何かに恐怖、絶望してるような感情が込められている。
「あああああああああはははははははははは」
悲鳴は笑い声に変わる。狂ったような笑い声に
「吸収するところを見ると……お前の力は本物か。」
黒いナイフが全て吸収されると徐々に笑い声も収まってくる。俊はぐったりとしている
「はっ……はっ……」
ぐったりとしているが俊の周辺からは嫌な圧迫感を感じられる。常人では感じないが男は感じている。
「おもしろい……」
そういうだけで、男は部屋を後にする。俊は呟くような小さい声でぽつぽつと言葉を発している。
「殺してやる……武器を……」
俊の手にはいつの間にか握られていたのか、黒いナイフを掴んでいる。それは俊に刺さったものをは違い酷く不恰好だが、それを握り締め
「殺してやる……」
それだけ言って俊の意識は途切れた……
- Re: 題名未定 行間3更新 ( No.26 )
- 日時: 2010/08/10 10:18
- 名前: 土御門 ◆p4Tyoe2BOE (ID: SI24yRUY)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第六話
自分を殺すと言われた人間はどういう反応をするのだろう。冷静な人物なら何か対処をするかもしれないが、普通は呆然とするだろう。特についさっきまで話していた人間に言われたならば。そして俊も例外なく呆然としている。さっきまで可愛らしく話してた時とは特に表情が変わることがなく
「死んでもらうね」
そういって穂波は腰に手を伸ばした、ナイフがあったらしく右手で腰のナイフを抜き取り、それを俊に向けて投げる。
「ちょっ、何だよ!」
俊は反射的に手に持っていたカバンを自分の盾にする。カバンには ドスッ とナイフが刺さる音がする。その間にも穂波はもう一本腰からナイフを取り出しこちらに向かって走ってくる。
「死んでって聞こえなかった?」
「そういう話じゃっ……」
穂波との距離は約10メートル、その距離を全力で走ってくる。
「くっ……速い……」
稲穂の動きは速い。10メートルの距離を一瞬で詰めてきた。俊は後ろを向いて走り出す。それに向けて穂波はナイフを横に振る。
「っ危ねぇ!」
ナイフは制服をかするだけに終わった。そのまま俊は体育館と逆方向に向けて走り出す。後ろでは穂波が追いかけてくる。
「おとなしく死んでくれない?」
そんなことを聞いてくるが反応してる暇はない。走ってるうちに北側の階段が見えてくる。俊は階段を駆け上がる。それを穂波は追いかけてくるが、
「スマン!」
俊は一度止まって、階段の上からカバンが穂波に向けて投げられる。刺さったナイフは抜いてある。穂波はそれを見るとナイフを縦に振ってカバンを縦に真っ二つにする。
「くそっ!」
俊はまた走り出す、右手にはカバンに刺さっていたナイフがあるが
(怪我させたり殺したら意味がないし……その前にどう考えてもナイフの扱いはあっちのほうが慣れてる……近づいたら殺されるっ!)
考えながら走ってるうちに二階と三階の間の踊り場に出る。
「くそっ……どんどん差がなくなってきてる」
さっきまでは10メートルの差があったがいつの間にか5メートルぐらいに縮められてる。ナイフを握る手から汗が出てくる。
「そろそろ逃げるのやめたら?」
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