コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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君のために *実話*
日時: 2011/02/20 15:49
名前: 未羅 ◆I/.b8govos (ID: OPVNjM8g)
参照: http://ameblo.jp/takasugi-ginntoki/image-10782979897-11011994981.html

【第二章】





***

久しぶりにここにきて小説を書きます。
少し緊張??してますが暖かい目で見てくださったら嬉しいです・・・(・ω・`←

これだけは頑張って完結させますっ!

ちなみに元らん、夜未です^^;
覚えてくれてる人がいたら嬉しいです(^ω^*

登場人物**
土岐 宇乃 toki uno
主人公de作者。怜が好き

佐野 怜 sano rei
主人公の片想い相手。

その他重要人物**
木村 可奈 kimura kana
南 真未 minami mami
羽状 蓮 uzixyou ren

今までの物語**
第一章【君のために】
第二話


イメージsong**
この曲のイメージsongは『奥 華子/片想い』です。
ぜひ検索していただけたら光栄です^^*/

目次**
第一章**

第一話>>1
第二話>>2
第三話>>5
第四話>>7
第五話>>9
第六話>>15
第七話>>19
第八話>>24
第九話>>30
第十話>>39
第十一話>>42
第十二話>>45
第十三話>>46

絵** 
ほとんどにてるので、本物と認識しちゃって結構です((ウホホ
お時間があってもなくても見ちゃってくださいw
URLは『宇乃と怜』です(^ω^)





コメントも待ってます((ウホ
応援していただけると心強いです!
尚、更新がノロいときもありますが、暖かく見守ってください☆

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Re: 君のために *実話* ( No.1 )
日時: 2011/01/31 17:57
名前: 未羅 ◆I/.b8govos (ID: S7/.WdDv)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第一話**

昔、付き合っていた彼氏・・・伊藤 真人。
中1に出会って恋を落ちて中2の春から付き合い秋で別れた。

別れてはまた付き合っての繰り返しだった私たちの関係に終止符をうったのは私からだった。


そして私なりのけじめをつけその人と別れを告げた。

けじめ——・・・・
そういってるが本当にけじめなのだろうか?
         私は正しいのだろうか?


でも自分の決めた道は自分なりに進んでいこうと思う

自分は自分らしく。
そう思えばきっと後悔なんてしなくて済むはずだから。

***

彼に別れを告げ、少し落ち込んでいた私を励ましてくれたのは同じクラスの『南 真未』だった。

他のクラスに親友はいるけれど今では彼女もかけがえのない存在だ。
彼女と同様に慰めてくれる男子もいた。


これもまた同じクラスの『佐野 怜』だった。

「まあ、他にもいい人いるって〜」
「真人のことは忘れよう!」

慰めてくれるのはありがたいが 二人は何か勘違いしてる様子。
・・・そういや詳しく話してなかったな。


「ちょっと・・・私、ふられたんじゃないよ?」
「「・・・・そなの!?」」


・・・・少し間をおいてから二人が同時に驚いた。
そんな二人の様子に私は自然と笑みがこぼれる。
二人と話してるととても楽しくてこのまま時が止まればなあ、なんて思う。

「ちょっと二人共!チャイム鳴ったぞ!」

私はそういって次の授業の準備をはじめた。

***

授業は社会。
私は今 眠さがピークに達していた。

眠くなるときは決まって怜のこと思い出す。


怜は、モテる。うん、モテる。
怜は問題児だけど、優しいし面白い。

何より気が合う。

ん・・・?これは私だけか。
そんなことを思ってると怜と目があった。

「・・・っちょ」

自分にとってニヤニヤしてる顔を見られたのが恥ずかしくて私は顔を伏せた。
もう1度ニヤニヤした顔を普通の真顔になおし、私は顔があげた。



怜は太陽みたいな笑顔で笑っていた。
私もつられて笑顔になった。


         『愛しい』



それはどことなく、『好き』とは違う感情で。
『好き』よりも『愛している』に近い感情。


初めて知った気持ちだった。



          君が愛しい。

              第一話** END

Re: 君のために *実話* ( No.2 )
日時: 2011/01/31 18:01
名前: 未羅 ◆I/.b8govos (ID: S7/.WdDv)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=t4NuEyrwBCk&feature=related

第二話**


それは抱いてはいけない感情だった。
この人に恋をしてはいけなかった。




でも私は君が好き。

迷惑かけてごめんなさい。

でもどんなことがあっても好きだから。
                



***


平凡で楽しい毎日。
しかし今日でそれも終わることになる。

怜の相談相手は必ずといっていいほど私だった。
私と怜の関係は曖昧だけど私はこの関係が続くといいな、なんて思っていた。

そう思っていたのに・・・。
私の考えが甘かったのかもしれない。
こんな曖昧な関係、続くわけがないのだから。



「なあ、宇乃?」
「ん?どうしたの?」

授業が終わって10分休憩のときに、怜は私の席の隣にきた。
猫みたいに寝ている怜はなんだか可愛かった。


可愛い猫は 飼い主に牙をむく。
まさにそれのようだ。

「俺さ、実は昨日 可奈に告白されて分かんないけどいいって言っちゃったのさ」
「え?」


今、怜という名の猫に噛まれました。
なんだそりゃ?


「何で!?可奈のこと好きなの?」
「いや好きじゃないよ」

涙腺がゆるくなった。
ずっと私だけの怜だと思っていたのに——・・・。

怜は私のことをどう思ってるのか知らないけどね。

   
      私 の 怜 が 離 れ て い く


頭の中 その言葉しか出てこなくて私は混乱していた。
・・・ってん?


今、好きじゃないって言ったよね?
あれ、てっきり好きっていったかと思ってたんだけど。


「何で好きじゃないのに付き合ってるのさ!?」
「だって今頃別れるなんて罪悪感あるじゃん」


・・・・よかった。



少しおかしいと思ったけどそんなことは気にしなかった。


安心に浸っていた私は気づいていなかった。
私と怜の関係を壊そうとする一つのグループが出来ていたことに。

              第二話** END
                       

Re: 君のために *実話* ( No.3 )
日時: 2011/01/02 16:25
名前: NightWind ◆MjV6.5TmZc (ID: e1WTIp3A)

こんにちは!
私のこと覚えてるかな?
ナイトだよ〜^^
久しぶり*

新しい恋かぁ〜。
私もやっとこ三年の歳月が流れ恋をやったよ〜((
ただ片思い(
未羅ちゃんの恋は叶えばいいね!
応援するよ〜^^

Re: 君のために *実話* ( No.4 )
日時: 2011/01/25 17:16
名前: 未羅 ◆I/.b8govos (ID: S7/.WdDv)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

返信遅くなりました;;



今から更新します!!

>>3

もちろんっ!
覚えてるよ!!><

きてくれてありがとう^^*
嬉しいなうw

Re: 君のために *実話* ( No.5 )
日時: 2011/01/25 17:36
名前: 未羅 ◆I/.b8govos (ID: S7/.WdDv)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

第三話**



家からでると少し冷たい風が吹く。
田舎の朝って寒いな〜・・・。

そう思いながら導かれるように私は学校へと向かう。

昨日の怜のことを聞いてから私は一気に嬉しくなった。
気分屋というのはまさに私のことだろう。

そう思うとむなしくなるのは私だけだろうか?

頭の中は怜のことでいっぱいで可奈を忘れていた。
そのとき、もう学校についていた。


***


寒い外から校舎に入り、教室に入るとストーブのおかげで暖かかった。

「う〜、さぶ。」

そういってかばんから教科書を取り出す。

教室には数人のクラスメイト。

もちろんその中には怜はいない。
だってあいつ、遅刻魔だし・・・。


怜のことを考えると自然と顔がニヤけて幸せだった。


***

あっという間に1時間目は終わり、私はいつもどうり怜とずっと話していた。

あ、もちろん真未とも。


しかしそんな中、私の目に映ったのはクラスの隅で顔を伏せている可奈。
その友達の「川田 風香」
そしてほとんどのクラスの男子。


一気に怖くなった。
嫌な感じがした。


その全員の目は私。
笑っている男子がほとんどだけど1人だけものすごく不機嫌な男子がいた。
真未の彼氏の『羽状 蓮』だった。


2時間目は理科だったので皆は移動の準備を始める。
教室からほとんどの人はいなくなった。

残ったのは 真未 可奈 風香 蓮  ・・・そして私。



可奈は相変わらず顔をあげない。
風香は慰めている。

真未は1人で何かをしていた。

何もしていないのは         蓮と私。


不機嫌の蓮はゆっくりと口を開き私の耳元でいった。



「お前の身勝手のせいでこいつらが苦しんでいるんだ。」
「・・・・え?」


蓮はそれだけいうと、教室を出ていった。
可奈も風香も同じく出ていく。

残ったのは真未と私だけ。



一気に悲しくなって涙腺がゆるくなった。

私の・・・身勝手?




私はしてはいけない恋をした。


それはクラスを敵にしてまでも、友情を捨ててまでも、


 
                      君が愛しかったから。    
                      君が好きだったから。

 
                      第三話** end


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