コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

Vivid Rainbow -執事に恋して-
日時: 2011/02/20 20:54
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)

こんにちは!!
ご主人様と執事の恋物語です♪
感想コメントお待ちしております(*^ω^*)


ヾ(>ω<○)【キャスト】(●>ω<)ノ゛

ж虹野 空 [NIJINO SORA] 17歳/♀ キャラ絵 >>7
世界で大人気の一流ファッションブランド『Rainbow』の社長。
明るく天真爛漫としている。ドM。天然。
口調は男。一人称は『オイラ』。

ж室井 昭仁 [MUROI AKIHITO] 21歳/♂
『Rainbow』の執事。
どんな時も笑顔を絶やさない。ドS。
何でも完璧にこなす。一人称は『私』。

ж西園寺 秀人 [SAIONJI HIDETO] 17歳/♂
西園寺財閥の跡取り息子。
明るく無邪気。どちらかというとS。
ムードメーカー。一人称は『俺』。

ж大野 律 [OHNO RITSU] 19歳/♀
『Rainbow』のメイド。
豪快でおてんば。ややSって気アリ。レズ。
大雑把でマイペース。一人称は『僕』。

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.15 )
日時: 2011/02/20 20:14
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#12.


あ、そうだ・・・


「ねぇりっちゃん。オイラね、昭仁にチョコをあげようと思うんだけど・・・」
「おぉっ!! 昭仁さん喜ぶと思いますよー♪」
「でさぁーりっちゃん、作り方教えてくれない?」
「いいですよ!! 一緒に作りましょうっ」


というわけで、オイラ達は厨房へ向かった。


「どういうチョコを作るんですか?」
「・・・考えてなかった。てゆーか、昭仁ってチョコ好きなのかな?」
「もし嫌いでも、坊ちゃんの手作りだったら喜んで食べてくれますよっ」
「そ、そうかな・・・? じゃあ、ハート形のチョコとかどうかな!!」
「いいですねぇーっ!! では早速作りましょうっ」


こうして、りっちゃんに手伝ってもらい・・・


「出来たぁーっ♪」
「後は、これを昭仁さんに渡すだけですよっ」
「う・・・うん・・・」


うわ・・・なんだか緊張してきた・・・


「秀人様!! 坊ちゃんの命令ですっ!! 今すぐお帰りください!!」
「空に会いたいんだよーっ!! 会わせろー!!」


げっ!!!!


「み、見つかったらマズイよな・・・」
「マズイですね・・・坊ちゃんが昭仁さんにチョコ渡すなんて知ったら・・・」


か、考えただけでも恐ろしいっ!!!!


「とにかく隠れないと・・・」
「こんなところにいたのか空ー!!」
「うわぁっ!!!!」


厨房に秀人が入って来た。

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.16 )
日時: 2011/02/21 17:34
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#13.


オイラは急いでチョコを背中の後ろに隠した。


「あ、昭仁っ!! 追い返せって言っただろ!!!!」
「すみません・・・どうしても坊ちゃんに会いたいと聞かなくて・・・」
「空。何か後ろに隠したよな?」


ギクッ!!!!


「べ・・・別に何も隠してないけど?」
「嘘つけ!! ・・・もしかして、俺へのチョコとか?」
「は? お前なんかにチョコ用意してねぇし」
「照れちゃってー♪ホラ、やっぱりチョコじゃんっ」
「っ!!?」


秀人は、いつの間にかオイラの後ろに来ていた。

チョコ見つかったぁぁぁぁっ!!!!


「コレ、空の手作りー? やったぁー俺、マジ嬉しいっ♪」
「誰がお前にあげると・・・」
「本当に空はツンデレだなぁ♪」


ウザいっっっっ!!!!w


「知ってるか? バレンタインデーっていうのは好きなヤツにあげるんだよ」
「だから俺に・・・」
「オイラがお前を好きだといつ言った?」
「んー・・・いつだっけなぁ」
「お前と結婚なんてしたくないんだっ!! 無理矢理婚約させられて・・・本当にいい迷惑だ」
「ヒドイー!! 空のバカぁーっ!!」


そう泣き叫び、秀人は走り去って行った。


「全く・・・面倒くさい男だ」
「・・・あ!! 僕、お洗濯のお仕事が残ってました!!」


りっちゃんがわざとらしくどこかへ行った。


「あ、あの・・・昭仁」

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.17 )
日時: 2011/02/21 18:37
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#14.


「はい」
「りっちゃんに手伝ってもらって・・・チョコ作ったんだ。良かったら・・・どうぞ」
「坊ちゃんが・・・私にチョコを?」


オイラは黙って頷いた。

めちゃめちゃ恥ずかしいっ!!!!
つーか、マズかったらどうしよ・・・


「食べてもいいですか?」
「あぁ」


昭仁はチョコを口に入れた。


「ど・・・どうだ・・・?」
「美味いっ!!」


ドキ・・・ンッ


「こんなに美味しいチョコレートは初めてです!!」
「そ、そうか・・・? それは良かった」


チョコを食べた瞬間の昭仁の笑顔が、無邪気な子供みたいでドキドキしてしまった・・・
あんな顔初めて見た・・・


「ありがとうございます、坊ちゃん」
「ど、どういたしまして」


あれは反則ですよ昭仁さん・・・
萌えタヒむかと思った・・・w



「来年はチョコケーキでも作ろうかな♪」


バレンタインって良いなぁと初めて思った。
なんだか幸せw♪

また来年も昭仁が喜んでくれるようなチョコを作るぞっ!!

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.18 )
日時: 2011/02/21 20:44
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

番外編【親友との出会い】
#01.


「雨止みそうにありませんね」
「だな」


昭仁がオイラに仕えてから1年が経とうとしていた時のことだった。

仕事で昭仁と街へ出かけていた。
街に出かけるのは大好きで楽しみにしていたのだが、生憎の大雨。


「ん・・・?」


そこで、雨に打たれ泣きじゃくる1人の女の子を見つけた。

か・・・可愛いっ!!
美人さんやw

オイラはすかさず声をかけに行った。


「お嬢ちゃん・・・暇ならオイラと遊ばないかい?」
「何してるんですか坊ちゃん・・・」
「ナンパだ」


すると、女の子はオイラに抱きついた。


「な、なななななな!!? ///」
「うわああああああああああああああああああんっ!!!!」


女の子は、しばらくオイラの胸で泣いていた。

とにかく雨も降ってることだし、屋敷に連れて行くことに。



「うっ・・・すいませんぅ・・・っ」
「服びしょ濡れじゃんーっ!! 着替えないと風邪引いちゃう!! 昭仁、オイラの服なんか適当に持ってこい」
「かしこまりました」


くりくりな目。綺麗なクリーム色の髪。
女のオイラでもトキめいちまうw


「何かあったの?」

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.19 )
日時: 2011/02/21 20:52
名前: はつにゃん (ID: eZfg1dnB)

初めまして!!

はつにゃんといいます。

すごくいいお話ですね!!
これからもよまさせていただきます!!


Page:1 2 3 4 5 6 7



この掲示板は過去ログ化されています。