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Vivid Rainbow -執事に恋して-
日時: 2011/02/20 20:54
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

(●´・ω・)ノ☆☆☆HELLO☆☆☆☆ヽ(・ω・`○)

こんにちは!!
ご主人様と執事の恋物語です♪
感想コメントお待ちしております(*^ω^*)


ヾ(>ω<○)【キャスト】(●>ω<)ノ゛

ж虹野 空 [NIJINO SORA] 17歳/♀ キャラ絵 >>7
世界で大人気の一流ファッションブランド『Rainbow』の社長。
明るく天真爛漫としている。ドM。天然。
口調は男。一人称は『オイラ』。

ж室井 昭仁 [MUROI AKIHITO] 21歳/♂
『Rainbow』の執事。
どんな時も笑顔を絶やさない。ドS。
何でも完璧にこなす。一人称は『私』。

ж西園寺 秀人 [SAIONJI HIDETO] 17歳/♂
西園寺財閥の跡取り息子。
明るく無邪気。どちらかというとS。
ムードメーカー。一人称は『俺』。

ж大野 律 [OHNO RITSU] 19歳/♀
『Rainbow』のメイド。
豪快でおてんば。ややSって気アリ。レズ。
大雑把でマイペース。一人称は『僕』。

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Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.10 )
日時: 2011/02/18 22:20
名前: 美桜 ◆QfbalvjOYM (ID: FMKR4.uV)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

初めまして。。。
美桜という者です!

めっちゃおもしろいですね。。
またきま〜す^^

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.11 )
日時: 2011/02/19 13:50
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

美桜さん>>初めまして♪
ありがとうございます!!
また来てくださいww

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.12 )
日時: 2011/02/19 21:52
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#09.


思いっきりドアを開けると、そこには変わり果てたお母様の姿が。


「お母様っ!!!! 目を開けてっ!!!!」


だが、お母様が目を開けることは無かった。


「最善は尽くしましたが・・・もう手遅れでした」
「そんな・・・っ!!!!」


世界で一番大好きなお母様。

お母様を失って、これから先どうやって生きていけばいいの———・・・?



次の日はお葬式が行われた。
皆泣いていた。
オイラも涙が枯れるほど泣いた。



「こんなところでどうしたのです?」


オイラはもう何も考えられず、放心状態で知らない街で一人、座り込んでいた。
そんな時、あの男が現れた。


「・・・お前、誰?」
「私は室井昭仁と申します」


絵で描いたような美顔。
その辺のアイドルよりカッコイイ。


「大好きなお母様が死んじゃって・・・どうしていいのか・・・」
「そうだったんですか・・・」
「オイラも死んじゃったら・・・お母様に逢えるかな・・・」
「逢えるかもしれません。けど・・・貴方が死んでしまったら、お母様は悲しむと思いますよ」
「え・・・?」


『世界中の人達を笑顔にするような服を作り続けてね』


そうだ・・・

お母様と約束したんだ。

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.13 )
日時: 2011/02/20 12:58
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#10.


だったら今、お母様の為に出来ることは・・・

お母様の後を継いで、服を作り続けること。


「オイラ、社長やる!! そうと決まれば落ち込んでなんかいらんないや!!」
「社長・・・?」
「昭仁!! お前、ニートか?」
「な、何ですかいきなり・・・ま・・・まぁ職探し中的な・・・?」
「ニートだな!! なら丁度良い。今日からオイラの執事やれ」
「はいぃ?」


とまぁ、強引に昭仁を執事にしたオイラだった。




「ちゃん・・・坊ちゃん!!」


はっ!!

ヤバ・・・オイラ、寝てた・・・
なんだか変な夢見ちゃったよ。


「大分お疲れのようですね。温かいココアでもいかがです?」
「飲む」
「かしこまりました。では、すぐにお持ち致します」


昭仁、いつも通りだな・・・
オイラは結構気まずいんだが・・・


「お待たせしました。コレを飲めば疲れが取れると思いますよ」
「あ・・・ありがと」
「坊ちゃんがありがとうなんて、なんだか変な感じですね」
「う、うるさい!! このオイラがお前に感謝してるんだっ!! ありがたく思え!!」


・・・あー。
またオイラは、こんな可愛げのないことを・・・


「本当に素直じゃありませんね」


昭仁はクスッと笑って言った。


「どうせオイラは素直じゃないですよーだ!!」
「まぁ、私はそんな坊ちゃんが好きなんですがね」
「・・・・・・///」
「頬が真っ赤ですよ。熱でもあるんですか?」
「分かってるだろ!! このドSめがっ!!!! ///」


あんな恥ずかしいことを普通に言える昭仁はスゴすぎる・・・

Re: Vivid Rainbow -執事に恋して- ( No.14 )
日時: 2011/02/20 13:54
名前: 莉世 ◆F7AJLGFH0w (ID: 7XXeC3xS)

#11.


「今日はバレンタインだな」


オイラは窓の外を見ながら呟いた。
外は雪で白く染まっていた。
・・・ホワイトバレンタインか。


「失礼します」


昭仁が部屋に入って来た。


「なんだ」
「秀人様がお見えになりました」


はぁ!!?


「呼んだ覚えは無いが・・・」
「今日はバレンタインですから、きっと坊ちゃんからのチョコに期待しているのでしょうね」
「アイツにチョコなんて用意してないぞ。それに、人の相手はこりごりだ。追い返せ」
「かしこまりました」


誰が秀人なんかにチョコあげるかよ。

・・・昭仁にあげようかな?

いや、でもオイラ料理なんか作ったことねぇし・・・
作り方すら知らねぇし・・・


「失礼しますっ!!」


今度はりっちゃんが部屋に入って来た。


「あれ、りっちゃんどうしたの?」
「コレどうぞ!! 今日はバレンタインなので、坊ちゃんにチョコを作ったんです!!」
「マジで!? ありがとーりっちゃぁんっ!!」


オイラはりっちゃんに抱きついた。


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