コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 君と出逢って、
- 日時: 2012/10/13 15:13
- 名前: 陽和 (ID: kcj49vWg)
初めまして○
陽和です***
小説、久しぶりに書いてみることにしました◇
駄作ですが、観覧してもらえたら嬉しいです///
お客様
♪青猫♪様
火矢 八重様
=contents=
character>>1
prologue>>2
第1話>>5
第2話>>6
第3話>>9
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第11話
2012.9.30start〜
- Re: 君と出逢って、 ( No.21 )
- 日時: 2012/10/08 18:12
- 名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)
♪青猫♪様
お久しゅうございます。笑
私にも菜々がどんな人なのかわかりません。汗
なのでそこは皆様の想像にお任せします。笑
- Re: 君と出逢って、 ( No.22 )
- 日時: 2012/10/11 15:53
- 名前: ♪青猫♪ (ID: sNOinZZ5)
作者もわからないという菜々……。
これからの菜々さんの事がたのしみですね(^v^)
更新期待(^u^)
早く書いてね(=^・^=)
- Re: 君と出逢って、 ( No.23 )
- 日時: 2012/10/13 14:24
- 名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)
♪青猫♪様
菜々さんは謎多き少女です。笑
更新速度が落ちてきてますが、温かく見守ってくd((
- 君と出逢って、 =第9話= ( No.24 )
- 日時: 2012/10/13 14:52
- 名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)
「うっ…うっ…」
カラオケボックスをあとにした私は、右へ左へとよろめきながら歩いていた。
涙はあれから止まらなくて。
家に帰りたい。
ただそれだけを思って歩いていた。
だけど、ふと頭に思い浮かんだことがあった。
泣いたから、目も真っ赤だし、カラオケに行っているはずなのにこんなに早くに帰ってきたら絶対にお母さんは不思議に思う。
心配する。
「どうしよう…」
動いていた足をぴたりと止め、考えた。
どうにか時間を稼げることがないのか——と。
「あ…」
頭にあの場所が思い浮かぶ。
私は止めていた足を再び動かした。
走った。
涙も乾いてしまうほど。
「はあ、はあ…」
息が切れるほど走ったその先は、あの少年と出逢った木の場所だった。
「いるはず…ない…か…」
なぜなのかわからない。
だけど私はあの少年、神城光に逢いたくなった。
「…またお前か」
上を向くとそこにはあの時のように木の枝にのった神城光がいた。
「神城…光…!」
安堵に満ちて私は思わず名前を呼んだ。
「なんでフルネーム呼びなんだよ」
そう吐き捨てながら神…光は下にすとんと降りた。
私の顔が少し明るくなったのを自分でも感じた。
- 君と出逢って、 =第10話= ( No.25 )
- 日時: 2012/10/13 15:11
- 名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)
——どうして光に逢いたくなったのだろう?
そんな疑問が、平常心を取り戻した今、浮かび上がる。
「お前、何か甘い匂いがする」
光がそう言って鼻を私の服に近付けた。
「ジュースでもぶっかけられたか?」
ふざけたような口調で質問をしてきた。
光は私のことを何でもお見通しなのか…
それとも勘が鋭いだけか…
どっちにしろ、図星を突かれたのはこれで2回目だ。
こくりと頷き返事をした。
さっきのことを思い出してしまって涙が出そうになった。
グッと歯を食いしばって止めようとした。
2回も涙を見せたくない。
カッコ悪い。
そう自分の心が言っていた。
「泣きたいなら泣けばいい。泣いた分笑顔になれば問題ない」
私が泣くのを我慢していたのがわかったのか、夕日の沈んだ空を見上げながら光は呟いた。
ドキン…
横顔は男らしくて、凛々しくて——
あぁ、わかってしまった。
光に逢いたくなった理由が。
——私、光のことが好きなんだ…
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