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君と出逢って、
日時: 2012/10/13 15:13
名前: 陽和 (ID: kcj49vWg)

初めまして○

陽和ひよりです***


小説、久しぶりに書いてみることにしました◇


駄作ですが、観覧してもらえたら嬉しいです///


お客様
♪青猫♪様
火矢 八重様




=contents=

character>>1

prologue>>2

第1話>>5
第2話>>6
第3話>>9
第4話>>10
第5話>>11
第6話>>12
第7話>>16
第8話>>17
第9話>>24
第10話>>25

第11話


2012.9.30start〜



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君と出逢って、   =第7話= ( No.16 )
日時: 2012/10/06 17:41
名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)



〜♪〜♪


カラオケボックスに着いた私たちは熱唱していた。

…私を除いては。


カラオケに来たのに歌わないなんて、来た意味がない。

そう私は思う。


でも、歌わないのではなく、歌えないのだ。

私だって、みんなと仲良く歌ったりしたい。

だけどこのメンバーではそうもいかない。


「私ジュース取りに行ってくるね〜」

歌い終わった菜々がそう言って部屋を出ていった。


菜々が部屋を出ていくと、私の心は軽くなり、楽になる。

菜々がいると何をされるのかといつも正気じゃいられない。

菜々がいないとみんなは何もしてこない。


私はぼーっとテレビ画面を見ていた。


「たっだいま〜」

ジュースの入ったガラスのコップを片手に菜々が戻ってきた。

「おかえり〜」

「それ何ジュース?」

「菜々、次歌うの決めて〜」

みんな菜々にしゃべりかける。


私の心は急に重くなる。

こんなの心臓に悪い。


無意識に溜め息が出た。


「きゃあ!」

溜息と同時ぐらいに菜々の甲高い声が上がった。


その瞬間、体全体にひんやりしたものが伝った。


「あ!ごめーん」

菜々が謝った。


体中がベトベトする。


「ジュース…」

呟いた声は震えていた。


さっきまでうるさかった部屋は静かになっていた。


君と出逢って、   =第8話= ( No.17 )
日時: 2012/10/13 14:28
名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)



「…っ」

零れ落ちたのは涙、涙。


帰りたい。

帰りたい、帰りたい、帰りたい。


私の思考回路はおかしくなって、泣くしかなくって…


「ちょっ!菜々、春妃泣いちゃったよ!?どうするの!?」

菜々の友達は慌てふためく。


「……」

ふざけた笑顔から急に真剣な顔になった、菜々。

その瞳は真っ暗でただ私だけを見ていた。


その瞳がまた怖くて見ていられなかった。


「かえ…る…」

精一杯の力を振り絞り立ちあがった。

その足取りはふらふら。


机に自分の支払う料金だけ置いて部屋から出ていった。



Re: 君と出逢って、 ( No.18 )
日時: 2012/10/06 18:36
名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: FIlfPBYO)

どうも、また来ちゃいました八重ですw

奈々たちの意図が読めない…だと…ッ!?
いじめを楽しんでいると思ったら、涙見てオロオロしたりとか…。

なにやら、奈々ちゃまたちにも、複雑の事情がありそうですな。

春妃ちゃんは、無事に家に帰れるのでしょうか…


続きが楽しみです!!
お疲れの出ませんよう(この日本語、私以外に誰が使ってんだろう…(汗)

Re: 君と出逢って、 ( No.19 )
日時: 2012/10/07 10:04
名前: 陽和 ◆yB/R/.3mOQ (ID: kcj49vWg)



火矢 八重様

また来てくれましたか!
ありがとうございます♪( ´▽`)

うちにも菜々の意図が読めません。笑

お疲れの出ませんようってとても嬉しい言葉ですよ^ ^
体の心配まで…>_<って思います◇



Re: 君と出逢って、 ( No.20 )
日時: 2012/10/08 12:38
名前: ♪青猫♪ (ID: sNOinZZ5)



お久しゅうございます。

菜々って、真剣な顔もするんですね!!

私の中の菜々は、いじめのボス的な人だったんですが、真剣顔は………



想像がつきませんね(;一_一)





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