コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 平均少女の恋【打ち切り】
- 日時: 2013/11/11 16:47
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32084
目次
登場人物>>1
1章「俺様男」>>2>>5>>8>>9>>12
2章「乙女ヤンキー!?」>>13>>16>>17
3章「友達の恋」>>18>>21>>26
4章「彼は悪魔?」>>29>>36>>43
報告>>49
お客様
あすこ様
小説love様
珠紀様
桜花様
友桃様
ゆう様
ひよこ様
美咲様
あるま様
- Re: 平均少女の恋 ( No.25 )
- 日時: 2013/06/10 23:14
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
と、友桃さんが私の小説にコメントを…これは夢だっ!———ってすみません(汗)w
コメントありがとうございます!
めっちゃうれしいです(泣)
まさかあの大物の友桃さんが来てくれるとは思いませんでした><
いま興奮してますっ!w
椎名また登場させますね♪
椎名も喜んでますw
更新頑張りますっ☆
- Re: 平均少女の恋 ( No.26 )
- 日時: 2013/06/12 21:46
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
今画面でしか見れないと思っていたアイドル=城野蓮が目の前に座っている。
一言で表すならだれもが羨む「夢」だろう?
でも私は違った今は怒りであふれている。
「み、三紗…?」
くそっ、こんな性格悪男にうちの可愛い可愛い梨乃を渡すか!
何と言っても守って見せる!
っと言ってもホントにこれ合コン状態じゃないか!?
くそーー!
「三紗!?」
梨乃の少し大きな声で私は気がつく。
「ごめんごめん。アハハ…————」
曖昧に笑う私を梨乃は困った目で見ていた。
———パチン!
急に手と手を叩き合わせた音が響く。
その瞬間城野蓮はしゃべり始めた。
その声はハスキーで少しチャラチャラした口調だった。
きっと女子はこの声とこの外見につられてこの男に釣られるのだろう?
「俺は城野蓮だ。よろしく〜」
何だ!?
マジで合コンじゃないか…!?
思わず唖然して開けた口が塞がらなくなってしまう。
嘘だと思っていたこの言葉は本当だと知ったのはこの時だった。
それからどんどんと皆紹介していく。
そしてついに梨乃の出番が回ってきた。
「は、初めましてっ、梨乃です…よろしくお願いします…」
梨乃の声は小さく今にも消えてしまいそうだった。
それを見た女子はひそひそと何かを言い始めた。
全くこれだから女子は嫌いだ———と思っていたら男子までもが始めた。
たまたま隣に座っていた城野蓮と同じグループ男子の小さな声が私の耳に届いた。
「ていうかなんかテンション低くね?蓮があんな奴誘うとは思えねぇんだけど。あいつもしかしてまたヤッて捨てるんじゃね?」
———バンッ
思わず机をたたいてしまう。
皆私をじーっと見ていた。
「じゃあ、そこの女の子最後に自己紹介してくれる?」
城野のその声に私は不機嫌に応答した。
「渡辺です。よろしく。」
少し低いトーンで言うと城野は不気味な笑みを浮かべた。
「ッ———!」
その笑みはまるで悪魔みたいだった。
3章 完
- Re: 平均少女の恋 ( No.27 )
- 日時: 2013/06/12 22:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
こんばんは^^
また来ちゃいましたv
梨乃ちゃん心配ですねー><
なんかまぢで悪いやつに引っかかっちゃってる感じ><
でもなんだかヤンキーっぽい人に惚れてしまう感覚はちょっとわかります(ぇ 私の場合ヤンキーキャラに惚れるのは二次元に限られてますけど……
あ、あと三紗ちゃんがちょっと男前でかっこよかったですー!! 頼りになりそうv 梨乃ちゃんを守ってあげてほしいです><
続きも楽しみにしてます(^^)!
更新頑張ってください!
- Re: 平均少女の恋 ( No.28 )
- 日時: 2013/06/13 15:15
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
また来てくれてとても嬉しいですっ(泣)
ヤンキーっぽい人好きなんですか!?
いいですよね〜></
でも現実になっちゃうとヤンキーはヤンキーでもなんかただのチャラチャラしてる人ですもんね(汗)w
三紗ちゃんに私も梨乃の事を頼みますっww
更新頑張ります!!
- Re: 平均少女の恋 ( No.29 )
- 日時: 2013/06/22 22:57
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
4章
さっきの笑みが頭から離れない。
まるでライオンが獲物を見つけたようなあの目——
まさに悪魔だった。
あの笑みにはどういう意味が隠されているのだろう…?
「トイレ行ってくるね。」
私はそう梨乃に告げると椅子から離れトイレに向かった。
———ガチャン
トイレのドアを閉めるとそれと同時に私の感情は切れた。
「はぁーていうかあんな男に梨乃は絶対に渡さない…———ってくそーー!なんだよあの笑み!?」
私は感情を爆発させるとトイレから出た。
「渡辺さん。」
えっ…!
そこには城野蓮がいた。
「な、なんですか。」
無愛想な声で言葉を放つと城野蓮は笑った。
「プッ、警戒しすぎなんだよ。」
ムッ…!
この男———
だけど彼の目の奥は笑ってなかった。
「それにしてもまる聞こえなんだよ。」
「!」
「もしかして聞こえてないとでも思った?」
「別に…」
こんな男ほっといてさっさと席に戻ろう。
きっと梨乃も心配してる。
そう思ってその場から立ち去ろうとした時———
———バンッ
「…!」
後ろの壁に迫られ手をつかれると私の逃げ場所はなくなった。
「ねぇ、まさか逃げられると思った?」
「ッ———!」
「図星か…———」
———ガタンッ
音が鳴ったそこへ目を向けてみるとそこには梨乃がいた。
「あ…ごめん、なさい…っ」
「梨乃…!まっ———「ダ—メ、逃がさないよ。」
「離してっ!!」
必死に抵抗をするがなかなか離してくれない。
「あんたっ、いったい何が目的なのよ!?」
「目的?そんなの決まってるじゃん。」
えっ…
城野蓮の唇が私の唇に向かって近づいてくる。
まるでスローモーションみたいに——