コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 平均少女の恋【打ち切り】
- 日時: 2013/11/11 16:47
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32084
目次
登場人物>>1
1章「俺様男」>>2>>5>>8>>9>>12
2章「乙女ヤンキー!?」>>13>>16>>17
3章「友達の恋」>>18>>21>>26
4章「彼は悪魔?」>>29>>36>>43
報告>>49
お客様
あすこ様
小説love様
珠紀様
桜花様
友桃様
ゆう様
ひよこ様
美咲様
あるま様
- Re: 平均少女の恋【参照100突破!ありがとです(泣)】 ( No.10 )
- 日時: 2013/05/30 20:02
- 名前: 珠紀 (ID: IVNhCcs6)
竜君かわゅい///
ミムさんお久しぶりです(^^)
竜君オトメン君ですね♪
俺様…や、やるじゃねーk((殴
上から目線申し訳(゜Д゜;)↑
更新頑張ってください!
- Re: 平均少女の恋【参照100突破!ありがとです(泣)】 ( No.11 )
- 日時: 2013/05/30 21:16
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
お久しぶりですっ></
ワーイワーイww
嬉しいです!
更新頑張ります☆
- Re: 平均少女の恋 ( No.12 )
- 日時: 2013/11/11 16:36
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
———ガラガラ
「あっ、坪井君来たよっ!」
坪井?と思い私はそこに視線を預けた。
するとそこには俺様男がいた。
坪井って言うんだぁ。
知らなかった。
———ドンッ
「えっ!?」
私は急に梨乃に背中を押された。
「行ってきなよっ!」
梨乃はまたニヤニヤしながら私を見る。
「もお、からかわないでよっ!」
しかし少し顔が赤くなるのが分かった。
別に恥ずかしいとかそんなんじゃないの。
ただ分からないけど顔に熱が伝わってくるのが分かった。
でももう一度お礼言っといた方がいいよね…?
だってあの時もし坪井がいなかったら私はきっと今頃大惨事なのだから。
別に喋りたいからとかそんなんじゃないから。
そう何度も心の中で唱えるように坪井の机に向かった。
坪井はまた寝ている。
コイツよく寝るなぁー…
なんて思いながら顔を眺めていた。
それにしても何度も思う。
とてもきれいな顔だと———
どんな遺伝子を混ぜればこんな綺麗な顔になるのか?なんて考えていた。
「何?」
急に坪井が私の方を向き言葉を放った。
何気に上目遣いになっているのがある意味恐ろしい。
こんな顔で言われたら何も言えないじゃないか…!
「いやっ、別に…」
そう言ってその場から離れようとした。
その時———
———ギュッ
坪井が私の袖腕をつかんだ。
思わず反応してしまう。
「///」
本当に好きじゃない。
ただ顔がかっこいいからドキドキしているだけだ。
私がこんな奴に恋をするわけがない。
なんども心の中の自分に伝えた。
「何か言いたいことあるんだろ?」
起きたばかりの坪井の声はいつもより低くとても甘い声でドキドキする。
「えっ、き、昨日はその…あ、ありがと!」
「それだけ?」
「えっ?」
「愛の告白かと思ったのに、残念だなー」
コイツーー!!
「あんたに愛の告白なんてするわけないでしょ///」
思わず声が高くなる。
「俺、あんたじゃないから。」
「へ?」
「坪井瞬だから。」
「し、知ってるわよ…!」
「なら、呼んで。」
さすが俺様だ。
私を苔にするつもりだな。
「何でよっ…!?」
「三紗はひどいなーー、あぁ、俺の事あんただってぇ!」
「わぁぁっぁ…!!」
急に大声で言うから一斉に皆はこっちを振り返り、私を冷たい目で見た。
「わかったよ!!つ、つつつつつ坪井。どうよ!?言えたでしょ!?」
「なんか『つ』が無駄に多いんですけど。」
「いいじゃん、もう良いでしょ///」
———フサッ
頭の中が真っ白になる。
坪井は私の頭を急に撫で始めたのだ。
「よくできました。三紗」
「私は犬かっ///」
坪井はうっすら口角をあげた。
初めて見たその笑顔は今にも倒れそうなくらい眩しかった。
1章 完
- Re: 平均少女の恋 ( No.13 )
- 日時: 2013/11/11 16:45
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
2章
その日の放課後バイトだった。
何をしてるかって?
それはねー—————
「へい!いらっしゃいっ!!」
ラーメン屋さんです。
「三紗ちゃんが働いてくれて店が明るくなったよー!」
おっちゃんが笑顔に私に言ってくれた。
「エへへ///ありがとうございます!」
そんなこと言われたら私だって照れますよー!
「おいっ!」
あっいけないいけない…!
「あ!」
思わず声をあげてしまう。
それにも無理はないだろう。
そこにはなんとヤンキー乙女(?)男子、椎名が居たのだから。
「お、おおおおお前何でこんなところに!???」
それはこっちのセリフだよ。
なんて心の中で呟いた。
「ここでアルバイトしてるんで。」
「あぁそうか…!そういえばこの間の事誰にも言ってないだろうな…!?」
この間…??
何の事だろうと思いながらも急いで記憶を辿ってみる
。
なるほどそういうことかー!
「言ってませんよぉ!まさかヤンキー男の貴方が私のウサギを握りしめて去ってしまったことなんて!!言うわけないじゃないですか!?」
「おいっ…!!」
「ンンンン———」
急に大きな手で口を塞がれる。
息ができない。
「はぁはぁはぁ———何してくれるんですか!?死ぬところでしたよ!」
「そりゃこっちのセリフだ…!!何でこんなところで俺の秘密を堂々と言いやがって…!」
へっ?
私言いました?
「言ったよ。」
まるで考えている事が見破られるように椎名は答えた。
「もしかしてエスパーなんですか!?まさかまさか今考えてる事も分かっちゃいますか!?」
「分かるよ。」
「やっ、やっぱりエスパーだ!!皆さんここにエスパーがいますよ!」
「いや、お前が声を出して喋ってるからだよ!」
「えっ、声出てました?」
「変な奴だな。」
なんでこんな変な奴に「変な奴」言われなきゃいけないのだろう?
私は思わず顔をしかめた。
「なんだその顔は。」
「いや、別に…何でも…」
「そうか…ならどうか頼む!!!」
そういうと急に床に頭をつけ椎名は土下座をした。
「え、ええええ、どうしたんですか!?」
「俺が変な奴だという事を言わないでくれ!!」
え…
多分皆貴方が変な奴だという事は知ってると思いますけど…
「俺が実はウサギが好きな事も、実は実は可愛い物が好きな事も、実は実は実は少女漫画を読んでる事とかも言わないでくれ!!」
いや、もうこのラーメン屋の人に言ってるじゃないか。
でもこのラーメン屋には現在3人しかいない。
それは私と椎名とおっちゃんだけだ。
そこで「なんて悲しい店だろう」と思った君!!
それはおっちゃんの前では口にしてはいけないぞ…
それにしてもおっちゃんが『明るくなったよ』って言ったのは多分うるさい私がこの店に来たからだろう。
それまでは客もいないこの店で一人でいたわけなのだから。
そう考えると涙が出てきそうになる。
とにかく話が反れてきた。
こう言うとこがいけないんだよなー、私は…
「はぁー」
思わずため息をついてしまう。
「もしかして駄目なのか…!?」
あぁそういえば忘れてた…
「いいえ、別にいいですよ」
———ガシッ
「!」
急に私の手を取る椎名。
しかもその目は異常に尊敬の眼差しだった。
うっ…きつい…
とうとう我慢が出来なくなり目を逸らした。
「でもそれだけじゃ足りたいなー。なんかお前にも悪いし。俺の心が許さねー。」
どんな心だよ…
思わずまた突っ込んでしまう。
「なら一つだけ言う事を聞こう。」
「えっ…急に言われても———」
- Re: 平均少女の恋 ( No.14 )
- 日時: 2013/06/01 22:45
- 名前: 珠紀 (ID: bFB.etV4)
一つだけ言うこと…((ムフムフムフ
…ごめんなさい汗
珠紀だったら『彼氏になってください!』だな(笑)
どんなこと言うんだろww
楽しみです!
更新頑張ってください!