コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【病んでる少女が】アビリティチルドレン【出てきたよ!】
- 日時: 2013/05/04 18:20
- 名前: せぷてむ ◆9FXqrrTuEc (ID: lP7eWhd3)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode=view&no=7159
参加者募集中! 参照から入学届が出せる……はず。
只今、参照1000突破記念企画中!
くわしくは >>125 にて
どうも、文才が全くもってないせぷてむです。
書きたかったんです。カキコ住民が大騒ぎする話。書きたかっただけなんです!
この小説に常識を求めてはいけません。面白さはあまり無いです。それでも、「読んでやるよ!」なヒーローは読んでください。
……主人公は僕です。ごめんなさい。
目次
第1話>>1>>3>>12>>13>>20>>60>>70
第2話>>83>>113>>128>>141>>146>>157
アビチルラジオ>>35 >>62>>92
登場人物と参加者リスト>>114
灰燼同盟>>166
アビリティとは
攻撃型と特殊型があり、タイプによって片方しか使えない。使いすぎると体調を崩したりする。基本3つまで。
攻撃型<魔法>
炎を自在に操る、などの<魔法>みたいなもの。
特殊型<超能力>
瞬間移動などのまさに<超能力>のようなもの。
アビリティタイプ
攻撃型……<魔法>しか使えない代わりに強力な<魔法>が使える。感情が高ぶると能力が抑えられなくなることもある。
半攻撃型……<魔法>を得意とするが<超能力>も少し使える。バランス型。<魔法>の威力は攻撃型に劣るが<超能力>と合わせる事で攻撃型より有利になる事も。
特殊型……<超能力>しか使えない一番多い型。能力を使ったときの体力の消耗は他の型とは違い明らかに少ない。
半特殊型……<超能力>と<魔法>が少し使えるバランス型。<超能力>の精度は特殊型に劣るが半攻撃型よりは体力の消耗は少ない。
オールマイティー……一番少ない型。<魔法>も<超能力>も攻撃型、特殊型に劣らない。最強に見えるが、体力の消耗が激しく、寿命を縮める事も。アビリティを4つ使えるのでやっぱりチートかもしれない。
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- Re: 【カキコ住民】アビリティチルドレン【参加型】 ( No.1 )
- 日時: 2013/04/03 10:14
- 名前: せぷてむ ◆9FXqrrTuEc (ID: Z6QTFmvl)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode
第1話「毒の裏側の本音」
あたし達の前に堂々とそびえ立つ校門。大きなアーチのような校門は美しい彫刻が施されていて、くぐるには少し勇気が要る。本当にくぐっていいのかって思うほどあたしには不釣合いだから。となりで目を輝かせている親友”咲楽月”なら似合うのだろうけど。
「ねぇねぇ! せぷ姉。僕ら中学生になったら此処へ通うんだね〜」
「あー、うん……」
どうして君はそんなにもハイテンションなのだよ。あたしには理解できないな。だってみんなと違う学校に通うのに。それにあたしは……
「せぷ姉〜、また先輩の事考えてたんでしょう!?」
「なんでわかんのよ。抱きついて無いのに」
「顔見れば解るし、散々言ってたし。てゆーか、抱きついてもせぷ姉の心読めないし」
「あら残念」
たしかにこの学園「架木瑚学園」から入学の案内が届いて、絶対に行かなくては行けないと聞いたときかなり絶望したな。やっと先輩に会える! って喜んでいた矢先に届いたんだから。それで毎日愚痴っていたな。
「にしても、大きすぎるね」
「国立でしょー、そりゃあ大きいよね」
この学園は国立で東京にある。さすが首都。さすが東京。にしても、校舎が3つあり、どの校舎も立派だ。冷房暖房完備だろうな。じゃなかったら嫌だよ。やる気無くすよ。
「はぁ、ここって寮で暮らすんだよね?」
「そうだけど、それが?」
「僕、せぷ姉と一緒がいい!!」
と言い切ると同時にあたしに飛びついてきた。強く抱きついて来ているので並の力じゃ引き剥がせない。
「って、さりげなく胸さわんなっ!」
「せぷ姉の胸大きいねー!」
「離せ、くたばれ。離れなきゃお前の大好きなキャラのストラップを
——壊すぞ?」
「いやー!」
少し声のトーンを落として言えばすぐに離れる。冗談なのに。
半分本気だったけどね。
「もう、アンタ達なにやってんの!」
お母さんが怒る声が前から聞こえてきた。
……お母さんが居ること忘れてたよ。ごめんよお母さん。
「今行くー!」
あたし達は真ん中の校舎、中等部へ走り出した。
- Re: 【カキコ住民】アビリティチルドレン【参加型】 ( No.2 )
- 日時: 2013/03/08 19:30
- 名前: 咲楽月 ◆//UrPiQv9. (ID: ugb3drlO)
おお//
本当にあった〜♪
僕はウチでも僕でもいいやっw
僕の入学届けは、まぁ色んなとこで使っておくれよ。
我が親友。
- Re: 【カキコ住民】アビリティチルドレン【参加型】 ( No.3 )
- 日時: 2013/03/08 20:04
- 名前: せぷてむ ◆9FXqrrTuEc (ID: Z6QTFmvl)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode
「大きいね〜」
「て言うか、豪華すぎ」
中等部の玄関にて学園の人と待ち合わせなので居るのだが、玄関が豪華すぎる。靴箱は無い。つまり上靴には履き替えないのだ。どこの西洋の学校なんですか。それに、目の前には大きな階段。そして踊り場から左右に分かれている。
「どこの洋館だよ」
「まあまあ〜」
咲楽月はのん気だと思う。切実に。
「まぁ! 凄い!」
「本当ですね!」
あ、そういえば咲楽月のお母さんも居たんだった。忘れていた。
お母さんズもこの玄関からにじみ出てる豪華さに感激しているようだ。目がギラギラしているよ。うん、ギラギラ。まるでイケメンを捕まえたときのような。
お母さんズに呆れながらも玄関を見回していた。その時だった、あたしはこの学園の人らしき人と目が合った。少し癖っ毛で耳にかかるくらいの黒い髪に少し赤い髪が混ざっている男の人に。……身長高いな。
男の人はあたしに近づいてきた。多分この人が案内してくれる人なんだろう。
「君が新しく入学してくる”せぷてむ”さんですか?」
「は、はい……」
「じゃあ、その横が……」
「”咲楽月”です!」
「そうですか、後ろの方が保護者ですね」
礼儀正しい人だ。うん、いい人そうで良かった。
「初めまして。”水奈”と言います。学園の案内を任された者です」
*
水奈さんの校舎の案内は丁寧だった。そして解った事がある。階段の踊り場から右が1、2年生。左が3年生の教室だそうだ。そして3年生の校舎から高等部へいけるそうだ。もう何でもありだね。
ちなみに1階は特別教室だそう。近くて便利だな。
「僕は高等部なので解らないことがあったら聞きに来てください」
「はい! 水奈さんは優しいね〜!」
「! そんな事はありません。……では職員室へ案内します」
照れているのか早口になった水奈さん。スタスタ歩いていくのでついて行く。職員室も1階にあるようだ。
中等部に職員室があるなら初等部にも高等部にもあるんだろうな。じゃなかったら不便だし。
職員室へはお母さん達だけが入っていった。あたし達は校舎の外で待機組だ。水奈さんも一緒だ。
この学園の生徒ならば<アビリティ>という不思議な能力を持っている。ってことは水奈さんはどんなアビリティを持っているのだろう。話す話題なんて無いから聞いてみよう。
「水奈さん」
「なんですか?」
「水奈さんのアビリティってなんですか?」
「僕も気になる!!」
我が親友も気になっていたようで目が輝いている。うん。
「僕のアビリティは、<氷水魔法><回復魔法><スピードをコントロールする>の3つです」
ってことは<アビリティタイプ>は<半攻撃型>つまり能力は実戦向きなのか。今のご時世必要ないね。でもスピードコントロールは羨ましい。
「君達は?」
「僕は、<水魔法><光魔法><心を読む>で、半特殊型です! でも心は抱きつかないと読めません! 抱きつかなくても何を思っているか少しは解るんですけどね」
あたしは例外だがな。小さいときからこいつには心を何故か1回も読まれなかった。一体何故だろうね。
半特殊型は確かアビリティタイプの中で2番目に多いのだ。超能力っぽい能力と今のご時世必要無い能力があるからバランス型なんだよね。
「あたしは<雷魔法><水魔法><風魔法>で攻撃型です」
「僕も水も使うので一緒ですね。にしても、攻撃型って意外と少ないから嬉しいです」
特殊型が1番多いんだっけ? 昨日までに頑張ってアビリティについて覚えたつもりなのにな。頭がこんがらがってきたよー
「この学園ではアビリティの授業も普通の授業も頑張ってくださいね。幸いアビリティの授業は中等部からですからよかったですね」
「うん! 頑張らないとね!」
「はは、そうだね〜」
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