コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Ⅰ love you 完結っ!!!
日時: 2013/07/22 17:37
名前: みゆう (ID: 8jXgF63k)

 好き・・・

 大好き・・・

 だけど、それでも。

 私とあなたはむすばれない・・・

 ごめん。

 ごめんね。

 私が、あの日とびだしたせいで──────




 Ⅰ love you


 無事に完結しました!

 応援してくださったみなさま、ありがとうございました!


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Re: Ⅰ Iove you ( No.22 )
日時: 2013/07/20 15:34
名前: みゆう (ID: F08K/Z64)

ああっ!
みみぃさんごめぇーん!
タイトルの件はすみません・・・
かえさせていただきます!

Re: Ⅰ Iove you ( No.23 )
日時: 2013/07/20 15:59
名前: みゆう (ID: F08K/Z64)

クレア「・・・だあれ?」
レイク「ふん、小さな少女か・・・」


 彼はため息をついた。

 そしてこう言い放つ。


レイク「お前は、神になれ!!」
クレア「か、みさま・・・?」
レイク「そうだ。
    この世界がつくられてから、我々死んだものたちは、1000年に1度神になり、死んで霊となったものを導くのだ!!」
クレア「わかんないよっ、クレア、死んだの・・・?」
レイク「ああ」


 ああ、と言われて、クレアは泣いた。

 彼女は幼いながらも、愛する人がいた。

 彼にあえなくなってしまった────。

 クレアはレイクにすがりついて言った。


クレア「なるっ・・・!
    神様でも何でもいいからっ・・・!
    あの人に会わせて─────・・・!!」
レイク「むりだ。
    神は地上におりれない。
    おりれるのは通常の霊のみだ」
クレア「〜〜〜っっ!!」


 戻れない───。

 ────クレアは、かしこい子だった。

 ────クレアは、やさしい子だった。

 ────クレアはこう言った。


クレア「神様になる・・・。
    神様になって、みんなを大切な人にあわせてあげるの・・・!!」
レイク「───ふ、いいだろう。
    今からお前の名は、クレア・ミシュド・フランだ。
    おまえの中の通常の霊───つまり魂は、半分は地上におろすぞ」
クレア「なんだっていいわ」


 こうして、クレア・ミシュド・フランという名の神が生まれた。

 それから約200年後────。

 彼女は、雪菜と出会う──────。

Re: Ⅰ Iove you ( No.24 )
日時: 2013/07/22 14:54
名前: みゆう (ID: F08K/Z64)

 雪菜を見たときさとった。

 この人は、自分の魂の片割れ───。

 そして、雪菜にも好きな人がいた。

 自分はいけなかった。

 愛する人にあえなかった。

 なら────。

 片割れである雪菜を導けば───。

 クレアの半分は、幸せになれる──。

 考えるよりも先に口がうごいた。


クレア「おまえは」


 私に─────。


クレア「選ばれたのだ」


 雪菜はびっくりしていたがじかんがない。

 ここに来てから10分以上たつと地上におりれなくなるのだ。

 そして呪文をとなえ────。

 雪菜を導いた。

 そして1人取り残される。

 私もあいたかった。

 なぜ神になるのが私だったのか───。

 わからなくて、1人、つぶやいた。


クレア「私もあの時、戻れたら───」


 そして泣いた。

Re: Ⅰ love you ( No.25 )
日時: 2013/07/22 15:16
名前: みゆう (ID: F08K/Z64)

 時はすすみ、人間界───。

 雪菜は走る。


雪菜「はあっ、はあっ・・・!
   ゆーちゃん、どこっ・・・!?」


 そして、行ってた学校のうら───。

 そこの公園に、彼はいた。

 息を整え、話しかける。


雪菜「ゆーちゃん」


 そう言うと、ビクッとかたをふるわせ、雪菜の方を見る。


雪斗「・・・何」
雪菜「何じゃないよ。
   ごめんね、あたし死んじゃって。
   もっと早く気持ち伝えたらよかった」
雪斗「オレが守れなかった・・・」
雪菜「ちがう!
   ゆーちゃんはいつも、守ってくれた!!
   なぐさめてくれた・・・!!
   だから─────泣かないで・・・」


 そう言われて、雪斗は気がついた。

 自分が泣いていることに───。


雪斗「ゆっ・・・きなっ!!」


 彼は泣く。


雪菜「ゆーちゃっ・・・!!」


 彼女も泣く。

 うわああ、としばらく泣いた。

 たくさん泣いた。

 泣きおわると、2人はブランコに座った。


雪斗「そうだ、・・・」


 ブランコがきしむ。

 彼が立って、彼女に自分のパーカーをかぶせる。

 そして───抱きしめた。

 パーカーは自分でもさわれる・・・。

 パーカーごしの温もりを、2人は感じた。


雪菜「・・・もう、思いのこしたことはないや・・・」


 そう言うと、雪菜は白く光った。

 人間界にくるときみたいに───。


雪菜「あっ・・・!!
   ──────え?」


 その時、声をきいた。

 2人とも、その声をきいた。

 やさしくて、暖かい声───。


クレア『もう・・・未練はないね・・・!!』


 雪菜は天へのぼっていく。

 手をのばしても、届かないくらいに。


雪菜「ゆーちゃん!」
雪斗「雪菜!」


 おたがい、名をよんだ。

 忘れぬよう、大きな声で。

 そしてこう言いはなつ。


「「キミが好き」」


 彼女はほほえみ、きえた。

 のこされた彼は、泣いた。

 好き・・・。

 大好き・・・。

 だからキミにとどけたかった。





 ────Ⅰ love you────

Re: Ⅰ love you ( No.26 )
日時: 2013/07/22 17:34
名前: みみぃ ◆xFy/V8wehE (ID: 8jXgF63k)

あばばばっ!!やばい、涙とまんねぇ(泣)
うううう。
……あれ?これ最終回か?
続けてくらはい!!!!お願い~~
あ、私の作品見てくれてありがとう!!
ところで、感想は……?
みゆうさん以外でも、気軽にコメント
どぞっー
なので、URLから飛んでけ___________


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