コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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Ⅰ love you 完結っ!!!
日時: 2013/07/22 17:37
名前: みゆう (ID: 8jXgF63k)

 好き・・・

 大好き・・・

 だけど、それでも。

 私とあなたはむすばれない・・・

 ごめん。

 ごめんね。

 私が、あの日とびだしたせいで──────




 Ⅰ love you


 無事に完結しました!

 応援してくださったみなさま、ありがとうございました!


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Re: Ⅰ Iove you ( No.1 )
日時: 2013/07/02 19:31
名前: みゆう (ID: RXE99ePl)

〜1話 アノヒノキオク〜

 黒ネコ。

 赤信号。

 追いかけるあたし。

 トラック。

 ブレーキ音。

 恐怖、恐怖恐怖恐怖恐怖恐怖恐怖恐怖。







 ──────衝突音。

Re: Ⅰ Iove you ( No.2 )
日時: 2013/07/02 19:37
名前: みゆう (ID: RXE99ePl)

雪菜「んんん・・・。
   ううんん、いや、いやあ・・・」


 白い、白すぎる空間。

 上か下かもわからない空間。

 そこに、1人の少女がたおれていた。

 ひどく、うなされている。


雪菜「ううう・・・ゆーちゃん・・・!
   んんん・・・、はっ・・・」


 少女の目がさめる。

 ぐちゃぐちゃな髪の毛をなおし、立ちあがる。


雪菜(・・・どこ、ここ・・・)

Re: Ⅰ Iove you ( No.3 )
日時: 2013/07/04 18:14
名前: みゆう (ID: RXE99ePl)

??「おきたか・・・」
雪菜「誰!?」
??「落ち着け、我が名はクレア。クレア・ミシュド・フラン・・・。
   人間が神と呼ぶ存在・・・」
雪菜「ふぇ?紙?髪?
   ・・・神様ぁあああ!?」
クレア「左様。
    ここは、天国と人間界をつなぐ『刹那』だ。
    おまえは、選ばれたのだ」
雪菜「えらばれた???
   何、何を言ってんの!?」


 雪菜は混乱した。

 いきなりそんなことを言われて、驚かない方がふしぎだが、雪菜には、少なくともI割しか伝わってない。

 う、とうなって、開き直った。


雪菜「あは、あはははははは!
   何いってんの?あたし死んだんだ・・・。
   ────死んだぁあぁあああ!?」
クレア「この無礼者!
    このわたしにそのような囗をきくなどと!
    まあいい。
    そうだ、貴様はしんだのだ!」
雪菜「ええええええええ!!??」

Re: Ⅰ Iove you ( No.4 )
日時: 2013/07/12 19:03
名前: みゆう (ID: 7HU7AJ2T)

クレア「ふ、まあいい。
    とにかくお前には人間界に行ってもらう。
    なにをしても自由・・・。
    だが、人からは見えない。
    大切な人、たった1人をのぞいて。
    ────時間がない、だれか1人を想え」
雪菜「え?
   ちょ、まっ・・・だれか?えーとえーと・・・」
クレア「いくぞ!
    テナハキトヲラカチ!
    ヨエタコニレワ!
    はぁあああああああぁぁぁあ!!」
雪菜「だれかだれかだれか!
   ─────ゆうちゃあああぁぁぁん!」


 光る。

 光る。光る。光る。光る。

 あっというまに雪菜をつつみこんだ光は、ふっと消えた。

 雪菜とともに。

 クレアはため息をつくとつぶやいた。


クレア「私も、あの時、もどれたら────」


 彼女がないたのを、雪菜は知ることは不可能だった。


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