コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。
- 日時： 2013/07/06 22:33
- 名前： 乙川暮愛 （ID: /eEAG2r9）
「瀬菜ちゃん、瀬菜ちゃん、今日転校生来るって知ってた？」
「.......ふーん......。」
「え、興味ないの？」
俺は、瀬菜ちゃんの顔を覗き込む。
瀬菜ちゃんは、ツーン、とそっぽを向いている。
どんな子が来るんだろうなー、と少し空を見上げてみる。
なんか、不思議な穴が出来ていた。
「！？」
.........なんか嫌な予感がするのは何故だろう。
- Re: 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。 ( No.36 )
- 日時： 2013/07/30 19:11
- 名前： 乙川暮愛 （ID: j.y7OH4U）
【瀬菜サイド】
...相変わらず、ドジっていうのかなあ。
なんか、瑠奈ちゃんはずっと謝っているような気がする。
少し苦笑しつつ、校舎をまわる。
「えっとね、ほら、珠洲はあそこ。」
天井からぶら下がって、カメラを構える弥柳珠洲を指差す。
「あ、こんにちはー。弥柳珠洲です。貴女は、瑠奈さんだよね？」
ニコッ、と人当たり良い笑顔を見せる、新聞部長を見て溜め息をついた。
「.......珠洲さん、こんにちは。またスクープ探しですか？」
日向の方も呆れた様子で話しかける。
「あ、ききき桐生日向......。」
珠洲は急に俯くと、真っ赤になりつつ、そそそうに決まってるじゃないっ！と無駄に大きな声で答えていた。
- Re: 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。 ( No.37 )
- 日時： 2013/07/31 07:44
- 名前： 琴 ◆ExGQrDul2E （ID: OLpT7hrD）
「え？天井、……あれ？」
天井にぶらさがっている珠洲さん。
私としたことが、少し混乱してしまいました。
この人、人間？と一瞬思いましたよ。
「こんにちはー。 私が瑠奈なの、なぜ知ってるです？」
首をかしげて聞いてみる。
でも、その答えは得られなかった。なぜなら、日向さんのせいだ。
日向さんの言葉を聞いた途端、珠洲さんが叫んだのだ。
なんか、イラっときたので、日向さんに軽く肘鉄をかましておいた。
軽くですよ？軽く。
- Re: 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。 ( No.38 )
- 日時： 2013/08/01 08:52
- 名前： 乙川暮愛 （ID: j.y7OH4U）
【珠洲サイド】
「ぐほぁっ！？うぐぐぐ......？？」
桐生日向は、赤月瑠奈に肘鉄を食らわされ、うめいている。
「.......全く、相変わらずね......。」
安心半分、呆れ半分、といったところだろうか。
少し、小さく微笑むと、もとの表情に戻り、わたしは一ノ瀬瀬菜の方に向きを変え、それで、なにか依頼、かしら？と声を潜めて聞いた。
勿論、赤月瑠奈には聞こえない、小さな声で。
「＿＿＿＿＿＿で、＿なの。」
「そう......。分かったわ。調べておく。」
話し終わると、わたしは誰にも見えないであろう玲に合図を出しておいた。
”調べる事ができた”とね。
- Re: 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。 ( No.39 )
- 日時： 2013/08/01 18:27
- 名前： 琴 ◆ExGQrDul2E （ID: o1hCwV2S）
……軽く、したはずなのになー。
目の前でうめいている日向くんをみた。
そして、軽くでこぴんしてみる。
べつに、追い打ちをかけたわけじゃないのです。
ちらっとみると、瀬菜さんと珠洲さんが話しているみたいな仕草をしていた。
私の能力をもって、聞こうかな、と思ったのですが、流石にそれはダメだ、盗聴は犯罪だ、と考えて、盗聴はやめた。
そして、日向くんの反応をずっとみていた。
- Re: 【コラボ】赤月物語×美少女、みつけました。 ( No.40 )
- 日時： 2013/08/02 22:45
- 名前： 乙川暮愛 （ID: j.y7OH4U）
【日向サイド】
「うぐぁっ！？」
俺はどうやら彼女に嫌われたもようだ。
さらに追い打ちをかけられた。
「うぅ......酷いや、くすん、くすん。」
俺の周りはどうやら血気盛んな人しかいないようだ。
涙目で瑠奈ちゃんを見る。
「......じゃあ。お願いね。」
「了解。」
珠洲さんと瀬菜ちゃんのやりとりが終わったようだ。
軽くそれぞれに会釈していく。
「あ、あの、きききき桐生日向。......またねっ！」
真っ赤になりながら俺の手を握って来る。
ぎゅうっ、と。
ぎゅぎゅぎゅっ、と。
「あ、あの。珠洲さん？少し力が強いだだだだだだだだっ！？」
......俺の手首が真っ赤になるほど。
すると彼女はさらに真っ赤になって、走り去っていった。
なんなんだよぅ、俺、そんなに嫌われてるの？くすん。
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