コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 【短編集】愛しい貴方との恋模様。
- 日時: 2014/04/24 21:10
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: F69kHN5O)
きいち。の妄想処理スレでございます。
なんかもう、色々我慢できなかった←
取り敢えず、書きたいのを書いていきたいと思う(`・ω・´)ゞ
なんか自分の題名のネーミングセンスに絶望した……。
*荒らしはやめてください。
*中傷・悪口コメはおやめください。
*宣伝などのコメはやめてください。
▼作品一覧
お狐様と女。(昔話風)>>1
なんでもない日常風景。(コメディ風)>>2
手をつなごうか。(詩風)>>5
僕のクラスには『王子』がいる。(片想い風)>>7
大きな声で。(失恋風)>>10
すきすきすきすきすきす。(甘甘風)>>11
君の笑顔が見たいだけなんです。(恋の始まり風)>>12
放課後二人だけ。(甘甘風)>>20
貴方を愛している。(甘甘風)>>21
貴女のその薬指に僕からの口づけを。(甘甘風)>>24
嘘でも好きって言ってください。(甘甘風)>>27
その小さい優しさ。(青春風)>>28
貴方は苦しくないですか。(切甘風)>>29
私は君の後ろしか見えない。(甘甘風)>>30
幕末を生きる少女の話。(時代劇風)>>35
子供ですけど愛せます!。(片想い風)>>36
▼ 妄想ネタ
ロボットと恋愛(短編ネタ)>>31
悪戯なキス(リア充ネタ)>>32
- Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.28 )
- 日時: 2013/12/16 22:39
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: La6RhnJe)
その小さい優しさ。
「っはあ!はぁ、はぁはっ……きついっ」
照りつける太陽の下。
体育の長距離走。
あたしは重い足を必死に動かしながら、
校庭を走っていた。
「うわ!おま、おっせぇな!」
「っ、うっせぇよ!もっちぃー!」
かなり皆から離されて最後尾を走っていたあたしの後ろから、
クラスメイトのもっちぃ(本名:基樹)がニコニコ顔で声をかけてきた。
男子バスケ部レギュラーのもっちぃは運動神経抜群。
顔も可愛いからそれなりにモテる。ちなみに長距離走が得意らしい。
(あたしと違ってな!)
心の中で悪態をつきながら、
なぜか襲ってくる羞恥心に顔を赤くする。
「お前、普段走らねえからだわ」
「っ、仕方ないじゃん!文化部だもん!」
「てか、マジ走り方なってないよ。リズムを感じろー」
「はあ?!……げほっ、やっべ…ごほっ」
きつい状態で大声の会話はかなりダメージだったらしく、
肺が圧迫されて息することすらきつい。
「お、おい!大丈夫か?!」
「っ、だいじょぶだ、っつーの…げほげほっ」
咳のしすぎに涙が目尻にたまる。
隣で心配そうにあたしの顔を見つめるもっちぃの背中をバシッと叩く。
情けない。
そんな自分が恥ずかしい。
「……頑張れ」
「お、っおう!」
そう言って、もっちぃは最後の一周を走りに行った。
すぐに小さくなる背中を見つめながらなぜか寂しくなる。
わけわからんが、とりあえず走り終えよう。
あたしはもう2周半くらい遅れている。
クラス最下位間違いなしだ。
「すっげえー!もっちぃ一位じゃん!!」
「いつもよりはええええ!」
そんな声が後ろから聞こえた。
(早いな、もっちぃ。もうゴールかよ)
あたしも頑張らねば、っと少しだけペースをあげてみる。
と、その時だった。
「あっ、おい!もっちぃ!もう終わりだろ?!」
「え、もっちぃどしたん?」
「え……?」
「はあっ、頑張れー!もうちょっとだぞー!」
走り終えたはずのもっちぃがあたしの後ろに追いついていた。
いつものヘラヘラ顔で、あたしの隣に来る。
「もっちぃなにしてんの?!終わったしょ?…っはあ!」
「いや、おれ、まだ余裕だからな!」
さっきより疲れた顔。
首筋をしたたる汗をみればそんなことないってわかる。
「それに、一人で最後のゴールは寂しいじゃんか!」
「……ばか」
その優しさをあたしは独り占めしたいと思いました。
- Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.29 )
- 日時: 2014/01/20 22:34
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: HYBdaZWe)
貴方は苦しくないですか。
「好きです。付き合ってください」
その言葉に、胸が締め付けられました。
相手は知らない男の子だったけど、
興味本位にOKしました。
「手、つないでいい?」
その言葉に、胸がきゅんとしました。
暖かい貴方の手は少し汗ばんでいて、
私はちょっと笑ってしまいました。
「次の休み、デートしない?」
その言葉に、少しだけ動揺しました。
だけど断る理由もないから、
私はゆっくり頷きました。
「ねぇ、本当に俺のこと好き?」
その言葉に、ドキッとしました。
私はぎこちなく笑いながら、
当たり前だよと言いました。
「いつになったら、好きって言ってくれるの?」
その言葉に、心を痛めました。
私はうつむいて、
ごめんねと言いました。
「俺はずっと好きだから」
その言葉に、泣きそうになりました。
でも貴方のほうが泣きそうで、
私はぐっと耐えました。
「別れようか」
その言葉に、私は返事ができませんでした。
貴方の顔が見れなくて、
私はずっと顔をあげれませんでした。
なんでこんな暗いんだろうか。
スランプか。
- Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.30 )
- 日時: 2014/01/21 20:03
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: xTLxRpAm)
私は君の後ろしか見えない。
「ぅううぅぅぅ〜」
「そんなに模試ダメだったのかよ……」
呆れたようなあいつの声に、
うつむいていたあたしは顔をあげた。
「い、いつもよりよかったのぉお〜」
「は?じゃ、なんでんな落ち込んでんの?」
「あの人の志望校の合格ラインにはすごく遠いんだよぉおお」
「……あぁ」
大好きな大好きなあの人と同じ高校に行くために、
毎日いつも以上に勉強して寝る間も惜しんだのに。
「っひぐ、ぐす、っう」
「……おい」
「っうわ……」
頬に伝う熱い涙は、
あたしの頬を包み込む大きい手で遮られた。
「……泣くなよ、アホ」
「っ、だ、だってぇええ〜」
「泣くなっつってんじゃん、バカ」
「ううっ、やめてぇえ〜馬鹿って言わないでよぉお」
「うっせぇ!」
「あぅ!!?」
ゴチンッと乱暴におでこをくっつけてきたあいつ。
間近で見たあいつの顔は真剣で、
あたしは呆然とあいつを見つめていた。
「……まだ、大丈夫だから」
「……え?」
「まだ受験まで間に合う。俺が勉強教えてやるから」
「頑張れ」と言って、
おでこをゆっくり離す。
「……ふぇええぁあええ!!」
「なんでさっきより泣いてんだよっ!泣くなよ!慰めただろ!?」
違うよ。
嬉しいんだよ。
君の言葉が嬉しかったんだよ。
「ありがとう」
- Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.31 )
- 日時: 2014/02/04 22:41
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: UMNaVWRl)
ネタ。さわり。
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「やあ、初めまして。私はとあるロボット研究学者だ。君の作り手だと認識してくれるかい?」
「ハイ。分かりました。」
目の前にいる、人間そっくりな機械。
瑠璃色の瞳はぼんやりとしていて、
群青色の髪は艶やかな輝きを放っている。
研究人生の中で一番の最高傑作。
「君の名前は、『 蒼 』。君は私のロボット。私の命令には逆らわないこと、いいね?」
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ロボット系の恋愛小説書きたいなー
- Re: 【短編集】愛しい貴方との恋模様。 ( No.32 )
- 日時: 2014/02/07 20:00
- 名前: 八田 きいち。 ◆8HAMY6FOAU (ID: cVA1W6Ik)
ネタ。
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「ちょお、」
「あ?なに……っ」
「ちゅーいただきましたー」
「……しねっ」
『悪戯君とのキス』
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リア充…( *//`ω´//)
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