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くろウサギ
日時: 2015/05/23 15:27
名前: 暁 (ID: qWXmA7KK)

 君はいつも一人だった。

 例えればくろウサギ。

 飼育小屋にいる一匹のくろウサギのように。

 みんな真っ白で、その中にぽつんと。

 違うからって仲間はずれ。

 でも、わたしは君に魅かれた。

 ひとりぼっちの君に。

 ひとりぼっちのくろウサギに。

★゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜。+*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:☆

暁(あき)といいます。
二つ目の小説です。
一つ目の小説とは書き方が全く違います。
楽しんでいただければ幸いです。
URLは一つ目の小説です。

3月26日 Start!

*目次*
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Re: くろウサギ ( No.22 )
日時: 2014/04/24 18:55
名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)


皆さん!
突然ですが、わたくし暁(あかつき)、…………

暁(あき)に生まれ変わります!

……。
なので皆様、暁とお呼びください(漢字変わりませんが)。
お知らせでした。

Re: くろウサギ ( No.23 )
日時: 2014/04/27 15:41
名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)

 そうなると気になるのは、隣の男子だ。「氷雨くんでありますように」と心の中でひっそりと唱えながら、女子達の間を通り机に向かう。
 すると見えた。
 今日の新しい記憶の中にいる人物が。
「あ……」
 ぼさっとした長い黒髪と黒縁の眼鏡。
 朝会った、助けてくれた男子。
 言葉を隠らせながら自分の席につく。するとその男子が紗雪を見つめてきた。長い前髪の隙間から見える目は、優しくではなく鋭い目つきで。助けてくれた時とは全然違う雰囲気だった。それでかたまる紗雪。
「……」
 でもしばらくすると興味をなくしたというように目線を窓の外に向けた。まるで自分が知っている黒兎、『君』のように。
「あ、あの……今日校舎裏で助けてくれましたよね」
「……」
「ありがとうございます。おかげで転ばずにすみました」
「……」
「飼育小屋に用がありまし」
「一つだけ」
「え……?」
 紗雪の言葉を遮るように発した言葉は、紗雪の頭に疑問符を添えた。目の前にいる男子は窓の外を見たまま、こう言う。
「僕に話しかけないで」

Re: くろウサギ ( No.24 )
日時: 2014/04/28 20:04
名前: 朔良 ◆oqxZavNTdI (ID: 2IhC5/Vi)

 お久しぶりです、朔良です。

 う、わあああ私の大好物のキャラきました!←
 さらっと助けてくれる男子って素敵ですよねええええ!
 で、「僕に話しかけないで」とか……
 
 朔良のストライク入りまーす//////


 ……すみません、久しぶりのコメントなのに変なテンションで。本当にすみません……


 頑張れ少年!
 氷雨君に負けるな!←



 更新頑張って下さいませ(*^_^*) 

Re: くろウサギ ( No.25 )
日時: 2014/05/07 21:41
名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)

朔良さん
お久しぶりです!
コメントありがとうございます!
大好物ですか? 私もこういうキャラ大好きですw
私の好きなタイプを詰め込みます。例えば、眼鏡とかめがねとかメガネとか。黒髪も好きです♪
助けてくれた人は実は冷たいという、……まあ色々あります。
氷雨は……私にもよく分からないキャラです。
後から紗雪と何かに関わるかもですね〜。

遅くなりますが、頑張りますね!

Re: くろウサギ 〜ひと ( No.26 )
日時: 2014/05/11 17:45
名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)


「も〜! なんなのあの人っ!」
 学校が終わった後、紗雪達は明菜の家で集会を開いていた。
「あの人会って早々『僕に話しかけないで』だよっ!? 酷くないっ?」
「はいはい白雪ちゃん、落ち着いて」
 シャリシャリ林檎をやけ食いする紗雪を、宥めようと頭を撫でる氷雨。紗雪は涙目になりながらも愚痴は止まらなかった。
 あ、でも会って一言目は『ごめん』……か。
「しっしっしっ。それにしても白雪、災難だったね」
「……どういうこと?」
「あれ。知らないんだっけ」
 明菜の言葉に紗雪の頭には氷雨の手と疑問符がのっかっている。
「黒葛優(つづら ゆう)。呪いの男」
 黒葛優。初めて聞く名字。珍しいのか。優って……優しかったのは最初だけ。
「呪い……?」
「そう、呪い。あの男の隣の席になった人は呪われるんだって」
「えっ?」
「彼氏彼女が出来なくなるんだってさ。あたしの友達が言ってた。実際あったことなんだって」
 カルチャーショック。彼氏が出来なくなるなんてっ。
「それ、俺も聞いた。俺の知り合いがなんかその人の隣だった女子と両思いだったらしいんだ。でも、いざ告白しようとしたらなぜか女子が急に心変わりしたらしくてあっけなく」


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