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- くろウサギ
- 日時: 2015/05/23 15:27
- 名前: 暁 (ID: qWXmA7KK)
君はいつも一人だった。
例えればくろウサギ。
飼育小屋にいる一匹のくろウサギのように。
みんな真っ白で、その中にぽつんと。
違うからって仲間はずれ。
でも、わたしは君に魅かれた。
ひとりぼっちの君に。
ひとりぼっちのくろウサギに。
★゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:゜。+*:゜+。*:゜+。*:゜+。*:☆
暁(あき)といいます。
二つ目の小説です。
一つ目の小説とは書き方が全く違います。
楽しんでいただければ幸いです。
URLは一つ目の小説です。
3月26日 Start!
*目次*
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- Re: くろウサギ ( No.12 )
- 日時: 2014/03/31 21:31
- 名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)
杏月さん
ありがとうございます!
くろウサギ……もう頑張りますっ!
そこまで頑張って進めます!
私ももうすぐ三年生になります。同じですね♪
可愛いですよね〜!
半年ぐらい兎見てません、触ってません。
フワフワモフモフ☆愛しい……。
ちゃんと表現できているかわかりませんが、喜んでいただき嬉しいですっ。
頑張ります! 応援されます!w(図々しい
- Re: くろウサギ ( No.13 )
- 日時: 2014/04/02 21:52
- 名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)
「うん、大丈夫だね。……君は?」
目線を金網越しの目の前にいる白兎達から外し、奥を見る。影で見づらかったがうっすらとわかった。真っ黒な兎。
一羽だけ隅に隠れるようにしてうずくまってる『君』、発見。白兎達と同様にこちらに細長い耳を傾けるが、三秒ほどで他の方角に向く。信頼しているのか、興味がないのか。さっぱりわからない。なぜかブラウンの目は遠い空を見つめている。
「大丈夫そうだね。そろそろ時間だから行かなきゃ」
独り言のように呟きながら立ち上がり昇降口に向かう。角を曲がると目の前に影が出てきた。
「きゃっ」
「わっ」
体に衝撃がくる。反動で倒れそうだったが、誰かに抱きしめるように支えられた。
「大丈夫?」
男子の声だがそんなに低くなくどっちかというと高くて、だけど少し大人びた声。体はガッシリしていて背は紗雪が頭もう一個分ぐらいの高さ。
「すみません。あ、ありがとうございます……」
あまり男の人は得意ではなかったので、このような状態でも混乱してしまう。でもお礼はしっかり果たした。
「ごめん」
そっけない言葉だったがきちんと伝わる。彼は紗雪から手を離し、真っ直ぐ進んでいった。
- Re: くろウサギ ( No.14 )
- 日時: 2014/04/03 08:08
- 名前: 美月 (ID: Zn9JBKpx)
【あなたへ】だよ!
更新数凄いね!
- Re: くろウサギ ( No.15 )
- 日時: 2014/04/04 23:01
- 名前: 暁 (ID: z5Z4HjE0)
誰なんだろう。顔は良く見えなくてぼさっとした黒髪と黒縁の眼鏡しか見えなかった。中学校生活の二年間見た記憶がまったくない。まあ、学年で五クラスもあるから覚えてないか。
自分も目的地に向かう。ふと地面を見ると桜のバレッタが落ちていた。気になってそれを拾い上げる。
和の模様に鮮やかな桜色。さっきの男子が落としたのかな、と一瞬思ったがすぐに選択しから除外する。こんなに綺麗な髪留めを男の人が使うはずないのだから。
誰かが探しているかもしれないから後で先生に落とし物として預けよう。と、紗雪はバレッタを鞄の小さいポケットに入れた。
昇降口の前に着くとたくさんの生徒であふれかえっていた。人混みも苦手だがクラス表を確認するにはこの中に加わらないといけない。
「お〜い、白雪〜!」
勇気を出して進もうとすると、後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
「あ、明菜ちゃん!」
良かったとトタトタと走りながら控えめに手を振る。
「おはよう、白雪」
紗雪の親友の吉野明菜(よしの あきな)。小学からのつき合いだ。隣には友達の相澤氷雨(あいさわ ひさめ)がいる。
「白雪ちゃん、はよ〜」
「もう、二人ともそのあだ名やめてよ」
- Re: くろウサギ ( No.16 )
- 日時: 2014/04/04 20:58
- 名前: 美月 (ID: Gp3daWUL)
面白かったよ!
これからも頑張ってね☆
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