コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あの場所、あの人を探して《久々更新
- 日時: 2015/02/04 21:28
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38942
ありがとー!
見てる人がいるのなら、気にせずコメくださいね!それが励みになるのでw
上のURAは一作目です!
2作目です、2作目を読む前に是非一作目をよんでください!
お願いします
あ、三作品めもよろしくおねがいします!
でわでわ!
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.15 )
- 日時: 2015/01/28 01:32
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
12章
交わりと始まり
家に入ると
そこにはお兄ちゃんが居た
居るのは当たり前で
それでも、家に居る
2人で居るというのが余りにも嬉しくて
戯れたくなったのは事実なのだった
《だーれだ》
私は在り来たりな表現方法で
お兄ちゃんに近づいた。
家族らしい事を出来たこと。いや
家族に戻れた気がした
「もしかして。おまっ?」
《せーかい。よくわかったね?》
「いやいや、そんな事より何で家知ってるんだよ、
それに勝手に入ってきてんなよ」
《それは。このピアスのおかげ、かな?うんそういう事にしておこう!
それに鍵あいてたし?》
「だからって、かってにはいってくんなよ、人としてのマナーだろ
」
当たり前のように怒られた
でもそれより、なにより辛かったのが
やっぱり
赤の他人だと思われてると痛感したから
いくら戯れても、なにをしても
今の関係は他人
それをマジマジと感じさせられたのだから
《人の、、家ね、ごめん。》
正直もう
どうしようもなかった、自信もなくなっていた
予想はできたけど
此処まで苦しいとは予測できなかった、
でも。諦めたらダメだと思った、
その使命感があるからこそ頑張ってこれたのだから
だから私は笑顔で言う
《おはよう》
そして私は、温もりを感じて欲しくて
いつも、してくれていた事を
私がお兄ちゃんにする
頭を撫でると、言う優しさに溢れた行為を
いや。
好為を
そして気になっていた核心を訪ねる
《少しは自分の事を分かったのかな?見直せたのかな?》
正直そんなに期待はしていなかった。
そこまで進展はないと、
だけどそれこそ思い違い。
お兄ちゃんは逢っていない間。
逢えない間に体験した事を
ありのまま話してくれた。
正直、怖かったと思う
だから私は今出来ることを
言えることをしっかり伝える
《そっか。辛いよね?怖いよね?だけど、だけれど。
それは他人が導いちゃ行けない事なんだよ。
それは後悔になるかもしれないけど航海にはならないんだよ》
私は思う
何事も他人任せで得た答えなんか自らの力にはならないのだと
もがき、くるしみそこから得た答えだからこそ
自らの糧になるのだと。
だから後悔ではなく航海をしなくてはならない。
そして。
それでも、私は知らんぷりなんかできるわけもなく
お兄ちゃんをそっと抱きしめた
答えを言うのではなく
愛を感じて欲しくて
でも、これ以上いたら抜け出せなくなりそうになる
だから帰らなければ駄目な気がして
だから
《わたしは帰るね》
自ら距離をとった
取ってしまった
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.16 )
- 日時: 2015/01/29 15:15
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
13章
一緒に過ごす時
「まってよ!」
「あのさ。御飯でも食べていきなよ。」
冗談なのかと
思った、そうしか思えなかった
《なにゆってんのさ。どーしちゃったの急に》
わらって誤魔化して私は玄関で靴を履き
早く出ようと、
逃げようとした。
「まってよ。一人にしないでくれ。頼むよ」
ビックリした。
どうゆう心境の変化が起きたのか。
私には理解出来なかった
さんざん他人呼ばわりした私を必死に引き止める理由が
どこにあるか分からなかったのだから
それでも私は
承認した。
いやするしか考えられなかった。
他人と思われていた私を頼りにして
ずっと頼りっぱなしだった私に
今 お兄ちゃんに出来ることが出来たのだから
その喜びの方が大きいのは当然なんだ。
そして日も暮れ
色んな話をした
昔行った祭のこと
や色いろ
お兄ちゃんは楓と行ったと言っていたけど
実際は違うんだよと
凄く伝えたかった
楽しい時間はあっと言うまだった。
あんなに長く感じていた時間が
こんなにも一瞬に感じてしまう
笑顔を見るたびに泣きたくなる。
胸が苦しくなる
それでも今日はお兄ちゃんと一緒に居たい
居させてください。
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.17 )
- 日時: 2015/02/03 20:24
- 名前: ちーたん (ID: QMHbtiBo)
おお!すごいですね!
全部見ました!天才?
新しいの投稿したけど、
これからタメで4649!
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.18 )
- 日時: 2015/02/04 18:40
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
おー!ありがと。
いやいや
ただ書いているだけだよw
まだ続きあるのだけれど。
文打つの疲れてしまってw
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.19 )
- 日時: 2015/02/04 21:27
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
14章
暖かい陽だまりの中
懐かしくて当たり前の。
当たり前だった時間が過ぎていく
今はもう叶わないと思っていた
団らんが 目の前にあって
いつの間にか目の前から消えていった
感情と言うものが
ここに来て
この地に来て 脆く
グラスから溢れそうな水みたいに
込み上げてくる。
前の私では
そんなに見ることすら出来なかった
お兄ちゃんの、部屋に入れて
お兄ちゃんと一緒に話せて
でも。
なぜなの
なんでかな。
私を私として見てくれていない
この場所で。そんな感情になってしまう
私がモドカシイ
嬉しいけど
悲しい。
悲しいけど
離れたくない
離れたくないけど
いつまでも居てはいけない
矛盾の循環
でもいつかは
眠りにつく
つかなければいけない。
夢は寝て
私達の夢は永眠《ねて》みるものなのだから。
今は仮眠をとるだけ。。
そうして眠りについて見た場所
いつもは暗がりだったのに
なぜか夢にあの場所が見える
ハッキリと見える 暖かくて。
懐かしくて 思い出で
思いおもいが溢れている場所
もし、、
もし。
お兄ちゃんの心に変化があったとしたのなら
声が
私の声が届くかもしれない。
だって
ずっと一緒だと言ったから
それさえ忘れていなければ
きっとこの世界でなら
本来あるべきこの場所なら
届く
そう信じたい
いや信じるしかないよね。
だから
また
同じように
変わりなく
語り続ける
届けと願いを込めて
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