コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あの場所、あの人を探して《久々更新
- 日時: 2015/02/04 21:28
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38942
ありがとー!
見てる人がいるのなら、気にせずコメくださいね!それが励みになるのでw
上のURAは一作目です!
2作目です、2作目を読む前に是非一作目をよんでください!
お願いします
あ、三作品めもよろしくおねがいします!
でわでわ!
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.10 )
- 日時: 2015/01/26 21:07
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
9章
必然と微かな光
私はふと思う
ふと甘えが生まれる、
《すこしは馴れ馴れしくしてもいいよね、
それぐらいは許してくれるよね?》
いるかも分からない誰かに許しをこう
いや、神様というものがいるのなら
きっと、彼に許しをこうたのだと思う、
日も登り
鳥が鳴き風が吹きまた、新しい一日がやってきた
新しくても新鮮でも一人でいる時間は苦で
酷でしかない、ただそれだけでしかない、
そうしてため息混じりに周りを見渡すと
やはりと、決めつけていいのか
いや素直に喜べばいいんだよね
だってそこにはお兄ちゃんが立っているのだから
《おーい!》
あれ、聞こえてないのかな?なんで、ぼーっとしてるのかな。
もしかして、私いなくなってしまったの?
そんな、のいやだな
《おーいってば!》
「うお!びっくりしたあ、、」
こっちの方がびっくりしたよ、もぅ、、
《来ると思っていたよ、きっとまた来ると》
だって、そう思い込まないと
そしてただ、その気持ちを口にしただけだった
「でもなんで、そんな根拠もないこと信用できるの?てゆうか確信できるの?」
《それわね?》
とっさにあのピアスを手に取り見せた
《私のピアスをみてみて?つがいは共鳴するんだよ》
《真実に近づくにつれて》
共鳴とか実際はないと思う、、あって欲しいけど
そんなよく出来た話ある訳がない、
だから私が信じたのは絆
何にも代えられない大事な絆
それこそ本当に神頼み
仏頼み
そうして、お兄ちゃんはそっと口を開いて
話し始める
語り始める、自らみた夢の事
不思議な体験をした事、、
正直驚いたのが、
この世界に来て、本当に繋がっているという事
夢の中
いや、現実の中で繋がって居たという事
まだ深い眠りのお兄ちゃんは私の声は聞こえていない
みたいだけれど、確実に近づけてるように、思えた
思えたら少し、いやほんの少し楽になった
《そっか見たんだね、夢を。それなら次は私が問いかける番だよ。》
《君は本当は誰?》
《幼馴染みの、名前は?、親は本当に海外なのかな?》
お兄ちゃんが、問いかける質問を全て聞き流して
私は、聞く耳もたずに、ひたすら話した
《とりあえず、その幼馴染みに話を聞いてみたらいいんじゃないかな?
それが本当に幼馴染みならね?》
私は思った、もし幼馴染みがお兄ちゃんが創り出した者なら
きっと過去の記憶にすれ違いが生じるとおもっのだから
それが答えの近道だと信じて
そして私はこう突き放すように言った
突き放さないと、長い時間が私を苦しめる
だから言う、言わなきゃけない
《今日はもう、帰りなさい》
記憶に私が居ないと
ここまで知らしめられるのは容易ではなく
神は無情なのだと、
平等なのだと、思い知らされたのだ。
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.11 )
- 日時: 2015/01/26 22:14
- 名前: かがむー (ID: HJWJGKQ2)
ちょうど見つけたんで遊びにきました
すごく物語に引き込める文才を分けてくださいw
これから頑張って下さい(;´д`)
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.12 )
- 日時: 2015/01/26 23:47
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
文才なんかないよw
でも
物語かくのは楽しーなw
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.13 )
- 日時: 2015/01/27 01:09
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
10章
縛りと理
ここに。
この地に辿り着いて
どれほどたったのかな、
懐かしい気もするけど
ここは違う場所。
これはお兄ちゃんが
未練を、残した世界の中で創り出した夢の中
それにお兄ちゃんは気が付かない
それゆえに、お兄ちゃんは今まで変わらず
生活をして来た
私が暗闇で彷徨ってる間も現実から目を背け
後悔という未練を
公開せず公表せず、胸の内に終い、隠し
いつの間にかそれすらも忘れている
それでも、それすらも、
私も
私だって忘れてしまいそうになるんだ。
だって此処は暖かい
上手く言えないけど、、
いや、上手く言うからこその暖かいなのだろう
それ以下はあっても
それ以上はないのだから
名前と言う縛りを作り
世の理《ことわり》から
世の秩序から抜け出た存在
だけれど、誰かが言っていたような気がする
言葉は理を成せば事となると、
そう、
だから、言葉とは強くて、
思い表す言葉はより強靭なのだから
名前と言う縛り
その名前に思いを託せば
それは立派な理になり、ことわりから抜け出ても
それは、事となるのだ
存在していると、いう事になるのだ
だから、私は
私達はこうして。この場
この場所に存在している
いや違う
存在していると、思い込んでいるのかもしれない
だけれど、
だから。いつまでもここに居てはいけない
そこから先には行けないのだから
夢はいつか覚めなければいけない
目覚めなければいけない
それが理《ことわり》
それが輪廻で続く理なのだから
私は待つよ
いつか、お兄ちゃんが
、
目を覚ます
一緒に、覚ますと言ってくれるその日まで
私はここに居る
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.14 )
- 日時: 2015/01/27 16:44
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
11章
交差点と訪問
私は。忘れないために、理由を見失わないために
そこに通う、
突如として
不意に、幕を、目を閉じる事となった
この交差点に
ここに通う度に思う
尊い命は
いつかは、なんらかのキッカケさえあれば
なんの前触れさえ無く
終わりを告げるのだと
誰も教えてくれなんかしない、
医学も計算もあくまで、割り出し
そこからの推測でしかない、
神のお告げも
予言も助言も予告も全ては、空想の世迷言
でも人は、人間と言うたぐいの類は
弱さゆえに強き者に、すがりたくなる
私もその1人だったのだから、
私は少なからず、長くは生きれはしなかった、
毎日、時間が経つにつれて弱ってゆく、体
怖くて泣いた、でもいつも。お兄ちゃんが笑っていてくれた
だから私も頑張れた、
私にとって強い人。
それは他でもない兄と言う血の繋がりを持った人なのだから
母でも父でも無い、その中から生まれ
同じ血を分かち合い、通い合った兄なのだから
そして、ここは
この場所は、それを一瞬で奪い去った場所
余命よりも
余命すらも生き抜けず
突如として散った場所
忘れてはいけない、
現実の場所
それを、お兄ちゃんにも思い出して欲しい
そうしてまた一緒に 桜を見たい
あの、懐かしい場所で
そうして。また一緒に、還りたい
こんどは離れ離れにならないようにしっかり掴んで
そんな事を考えながら交差点を眺めてる時に
フト思いついた
《もしこれがお兄ちゃんの記憶とリンクしてるならキット》
私は向かった
2人の思い出の家
もしあるのならと向かった
よそ見はしない、
歩いて着いてみれば
それは紛れもなく我が家だった
ただ、いつもと違うのは
自分の足で歩き
帰り着いたという事、ただそれだけ
いやそれ程違和感があるものだった
《お兄ちゃんいるかなー、》
初めて自らお兄ちゃんに逢いに行く
それは必然的なのは仕方なかった
そうして、この物語も終わりに近づいているのだった
偶然でも
奇跡でもない
始まりがあれば終わりがある
ただそれだけ
それだけの単純な事なのだ
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