コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あの場所、あの人を探して《久々更新
- 日時: 2015/02/04 21:28
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38942
ありがとー!
見てる人がいるのなら、気にせずコメくださいね!それが励みになるのでw
上のURAは一作目です!
2作目です、2作目を読む前に是非一作目をよんでください!
お願いします
あ、三作品めもよろしくおねがいします!
でわでわ!
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.1 )
- 日時: 2015/01/23 07:13
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
プロローグ
暗い
何も見えない不安が先にある光へと
体を急がせようとする
《ねぇ、お兄ちゃん、お兄ちゃんは何処?》
何処にもいない、冷たい空気だけが立ち込める
《何処にも行かないって行ったのに、そばに居てくれるっていったのに、何処にいるの!!》
いくら叫んでも自分の声がこだまし返ってくるだけ
それでも、足は光へと向かう
それは仕方のない事
当たり前なことなのだから
暗い世界で光が差し込む場所があれば
どれだけ安心するか
でも、私は踏み止まらなきゃ
きっとお兄ちゃんが探している、
もしかしたら
もしかしたらだけど、、
嫌だ行きたくない、私には未練があります、
お兄ちゃんとしたかったことがあります、
だから私は戻らなきゃいけない
きっとそこでお兄ちゃんが待っているから、
名前と言う縛りを私はつける
記憶を縛る、
そうして彼女は堕ちていくのだった
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.2 )
- 日時: 2015/01/23 15:28
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
1章
始まりと初まり
ひたすら堕ちて行く
長く暗く暗い闇の中
どこに向かっているのか
私の願い、、もとい未練は
私を誘って《いざなって》くれるのかだろうか
それともワガママを言った私は地獄という
言われるソレに堕ちて行っているのか
それぐらいしか考える事しか出来なかった、
ただ、だだ願う、、もう一度逢いたいと
長い道を乗り越え
気が付いたら私は此処にたっていた
この懐かしいような気がする此処にたっていた
でも、、分からない
私は何で此処にいるのか
何故此処に居るのか
私の名前は?
《・・・・》
大丈夫しっかり覚えてる
でも何でこんなところにいるのだろう
私の家は?
友人は?、
家族はどこ?
分かるのは誰からか貰って、
誰からか預かった大事な《これ》
かけがえの無いものだとは思う
ただそれが誰のものなのかが分からない
私の軽い記憶喪失は
そのうち治るだろうと、
治るに決まっているだろうと思い
思い込み
どこか懐かしいこの場所にあるベンチに腰を掛けた
そして
私の何で
何故かいるこの場所から始まる
始まって初まる
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.3 )
- 日時: 2015/01/23 20:19
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
2章
迷いと真夜ひ
流れる時間は止まることなく進むけど
私の記憶は止まったまま。
これが時差ぼけというやつなのかな
時差ぼけとは程遠い距離を来たような気もするのだけれど
目的も分からず、
何をしたいのかも分からず、ただ。
ただ。
どこか懐かしい。この景色を見ながら
座って考えるふりをするだけで精一杯だった
過ぎ去る人は私に見向きもしない。
それもそのはず
当たり前と言ってもいい
理を外れて存在しているのだから
周りには居ないという事になってしまう
けれど。
だけれど。
この場所。
この私が今いる世界は何かが違うような気がする。
現世。過去。
全てが当てはまらないような不思議な感じ
雲の流れは止まったままのように見える
それでも。
私は確実に迷っている、
心の中でも、
この場所にも
どう行動していいのかすらも思いつかない
1人はこんなに辛いものなの
いつも誰かと居たような
居てくれたような。
私にとって、かけがえの無い君は誰
迷ってしまった私は
ただただ、夜に輝く月を眺めてた
- Re: あの場所、あの人を探して ( No.4 )
- 日時: 2015/01/24 00:00
- 名前: せいや (ID: iT5/uwFU)
3章
手掛かりと困惑
今更になって、気がついた
もっと、早く気がつくべきだったのかもしれない
ここに座ってるだけじゃ
ただ、座って居るだけじゃ何も始まらないと
そうして私はしっかり地を踏みしめ
何も手掛かり無しに歩くのだった
彷徨うのだった、
暗がりに
私の後ろにひっそりと立つ桜の木、
まるで私を見送ってくれるかのように感じた
いや、あまりの寂しさにそう感じただけなのかもしれない
《こわいなー、寂しー、不安、もーやだよー》
いくら喋っても誰も振り向いてすらくれない
分かってる、分かりきっている
でも少しは甘えたい、そう思ったって悪くないよね?
いくら、歩いても
どれ程進んでも、何も思い出せない、
未練を、残せば
それは、そうなるのだろう、
思い出してしまえばそこで終わってしまうのだから
そんな当たり前事よりもっと
今の現状が辛い
何も分からないままに進んだとき
ひとつの交差点が目に入る
《うっ》
吐き気と共に何かが込み上げる
ここに居たくない
ここに居られない
そう感じた私は、走ってその場を逃げるのだった
《もぅやだよ、怖いよ、1人はヤダよ、、誰か、助けてよ、、》
幾ら大声で泣いても
膝を抱えても、私は1人
理にハブかれた末路なのかもしれない、
それでも私は、、、、
よし
もう一回明日見に行こう、、逃げずに見に行こう
きっと何かの手掛かりなのだから
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