コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

異界能力と異邦物
日時: 2015/12/29 01:24
名前: 露結愛 (ID: HSAwT2Pg)

露結愛です。名前はろゆめと読みます。
と言うかろろで(ry
・・・。いや、なんでもありません。
それでは始まります。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8



Re: 異界能力と異邦物 ( No.34 )
日時: 2015/04/22 23:55
名前: 露結愛 (ID: HSAwT2Pg)

わあ!きらめきさんお久しぶりです!私もなかなか来れていないのですが、これからは少しひまになってきたのでいっぱい更新しようと思っています!

Re: 異界能力と異邦物 ( No.35 )
日時: 2015/05/16 20:56
名前: 露結愛 (ID: HSAwT2Pg)

 その場所は少子高齢化がすすんでいて、最寄の学校も徒歩3時間だったため小さい子がいる家庭がなく、私に1番歳の近い人で22歳だった。私はその人が女の人ということもあり、私はすぐ懐いて女の人、早乙女 叶衣(さおとめ かない)さんにくっつくように一緒に行動していた。叶衣さん(私はかなお姉ちゃんと読んでいたのでこれからそう呼ぶが)はそんな私を妹のように可愛がってくれた。
しかし、それがこの地獄の始まりだった。
 あるお盆の日、急にかなおねえちゃんが倒れた。熱は39度後半のまま下がらなかった。なのになぜかかなお姉ちゃんは救急車に運ばれる事はなかった。
 私は不思議でならなかった。
 そうはいっても町医者はいたから見てもらう事はできたが、実際見てもらっていたが、そういうことではない。
 町医者は、なにもかなお姉ちゃんに薬を処方しなかった。それどころか、僕には何もできません、手のほどこしようがありません、これは僕の専門外です。といったからだ。
 それを聞いた大人の反応もおかしかった。急に表情が険しくなり、こう言ったのだ。
「この女を隔離しろ! さもなくば移されるぞ! 異邦師を呼べ!! 早く!」
 その声を聞いたと思ったら私は近くにいた大人に体を抱きかかえられ、部屋から出された。
 もう、何が起こってるのかわからなかった。

Re: 異界能力と異邦物 ( No.36 )
日時: 2015/05/17 17:16
名前: 露結愛 (ID: vJF2azik)

まさかの!参照400突破しました!ありがとうございます!
嬉しいです!嬉しすぎます!こんな駄文を読んでくださるなんて!!
というか、ここのスレを見てくださるだけでもう、感無量です!言葉にできないです!!
なので、これからも、頑張っていきます!では、これからも、よろしくお願いいたします!

Re: 異界能力と異邦物 ( No.37 )
日時: 2015/06/12 20:51
名前: 露結愛 (ID: HSAwT2Pg)

 部屋から運びだされた私は混乱を隠しきれず、近くにいる大人に
「ねえ、叔父いちゃん、何が起こってるの? どうしてかなお姉ちゃんお部屋に一人ぼっちにするの? かわいそうだよ?」
 と、涙目になりながらそう問いかけた。だが、その問いかけられた叔父ちゃんから返ってきた言葉は私の混乱をさらに大きくするものとなった。その言葉とはたったひと言だった。
「人外だから」
 意味がわからなかった。そのあと、私はいろんな人に同じ事を聞いた。だがみな、口をそろえてまるでなにかの呪にかかったようにかえって来る言葉は同じ
「人外だから」
 という言葉で私は初めてここの村が『怖い』と思った。
 今すぐ逃げ出したいと思った。だが、私はそうしなかった。なぜか? その答えは簡単だ。かなお姉ちゃんを助けたい。と思ったからだ。それから私はかなお姉ちゃんのことを調べ始めた。

Re: 異界能力と異邦物 ( No.38 )
日時: 2015/08/27 03:48
名前: 露結愛 (ID: HSAwT2Pg)

 まず最初にかなお姉ちゃんの部屋に行った。かなお姉ちゃんの親にはなにも聞かなかった。時間の無駄になると思ったから。聞かなかった。お姉ちゃんの部屋は和室だったが、とても綺麗で女の子らしい部屋でかなお姉ちゃんの個性が出ていた。私は地道に本棚やタンスの物色を始めた。結果を言うとなにもでなかった。アルバムも日記もなにも。かなお姉ちゃんの人生の印みたいなものがなにもなかった。おかしすぎた。だってあり得ない、だって、私は確かにかなお姉ちゃんの卒業アルバムをかなお姉ちゃん本人に見せてもらったんだから。
 そんなことはあり得なかった。だから、今度は見てないところを探した、隅々と。でも、見つからなかった。見つけられなかった。でも、最終的なことを言うと私はアルバムを見つけた。
 どこにかって? それは絶望の入口にあった。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8



この掲示板は過去ログ化されています。