コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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彼等の恋の裏話 【スピンオフー(誰も期待してねーよ】
日時: 2015/04/28 20:17
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

●参照数100以上ありがとうございます。20150405〜
 参照数200以上ありがとうございます。20150415〜

☆奥羽達のスピンオフ、スタートです。20150428〜

=主要人物=

○宮里 美紀 ミヤサト ミキ
 平凡な成績・容姿・運動神経
 面倒見が良い
 魁と香奈の幼馴染

○里山 魁 サトヤマ カイ
 頭が並外れて良い
 毒舌なうえにストレート
 意外にシャイ
 香奈のライバル

○姫宮 香奈 ヒメミヤ カナ
 天然バカともいう
 運動が得意
 朝が弱い
 魁のライバル......?

○湯島 奥羽 ユトウ オウウ
 美紀たちのクラスに転校して来た転入生
 イケメンな上に爽やか
 優しく穏やかな性格
 属に言う完璧人間

=2-Cのメンバー=

○岡田 正義 オカダ マサヨシ
 美紀たちのクラスの担任
 気弱な優しい性格
 『マッサー』というあだ名で親しまれている(命名者:魁)

○春日 田間 カスガ タマ
 美紀たちのクラスメート
 冷静沈着な委員長


〜お客様〜
・ことり
・きらめき様

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Re: ありきたりだけれど、読んで ( No.1 )
日時: 2015/03/24 19:40
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

1、春

「おはよ、カナ」
「おはよーミキ」

私は、いつもの時間に家を出て、角を曲がった。
すると、いつものように、幼馴染兼親友の【姫宮香奈】がいた。

「今日も眠そうだね」
「にくらべて、ミキは元気だね」

ふぁぁぁ、と小さな欠伸をする香奈。
相変わらず、朝が弱いようだ。

「はよ、ミキ」
「あ、カイ。おはよ」
「げ」

そして、また角を曲がると、幼馴染兼友人の【里山魁】がいた。

「まだ寝ぼけてんだな。ダッセ」
「うっさいなぁ!朝が弱いんだよ!」
「俺だって朝弱いけどちゃんとおきてるぜ?」

魁は、頭の回転が速く、成績も良い。
口喧嘩で勝てる自身は皆無。

「まあまあ。朝から喧嘩しないの。・・・・・・あれ?」
「どうしたの?」

私は、ふと右側をみる。

「ここに、こんな大きな豪邸あったっけ」
「うーん?」
「無かったんじゃねえか?」
「だよねぇ・・・・・・」

いつもは、畑になっていた、広大な敷地にそびえたつ、大きな豪邸を見上げる。

「すごい・・・・・・お金持ちサマなんだろうね」
「だね・・・・・・」

と、そんな会話をしながら私達3人は肩を並べて登校した。


4月。春。
中学2年になった私達。
中だるみのこの時期にあらたな季節がやってきた。

Re: ありきたりすぎるけれど、読んで。 【新春】 ( No.2 )
日時: 2015/03/23 21:03
名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: QShSD58R)

おおおおおおおおお。


これはこれは。


ミキ様ではないか。


楽しみにしてるで!


南雲荘がたのしみー!

Re: ありきたりすぎるけれど、読んで。 【新春】 ( No.3 )
日時: 2015/03/24 19:52
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

2、転校生

「──じゃあ、転校生を紹介するぞ」
「マッサー、誰も聞いてないよ」

ボソリ、とつぶやいた先生に、魁が毒を吐く。
(ってか、マッサーって・・・・・・)

「っ・・・・・・。転校生を紹介するぞー!!」

ザワついた教室の中で、私達2年C組の担任である【岡田正義】先生が声を張った。

「初めまして皆さん。僕は曾羅中学校から転校してきました、【湯島奥羽】といいます。これからどうぞ、宜しくお願いします」

ペコリ。
綺麗に彼──湯島奥羽君は一礼した。

シーン、と水をうったように黙った。

パ、パチパチパチパチ・・・・・・・・・

呆気にとられながらも、先生が拍手をし、皆もつられて拍手をする。

「岡田先生、僕は何処に座ればいいですか」
「えっ・・・・・あ、ああ、春日の・・・・・・廊下側の一番後ろに座っている、彼女の隣に座ってくれ」
「分かりました」

そういって、奥羽君はこちら側に歩いてきた。

私の座っている席は、真ん中の列の一番後ろ。
隣を通っていった。

「宜しくお願いします、春日さん」
「・・・・・・よろしく」

いつも静かで滅多なコトでは顔色を変えない彼女が、こころなしか緊張しているように見えた。
(そりゃ、そうか)

まさかのイケメン。
絵に描いたようなイケメンが、丁寧口調の爽やかスマイルでコチラに歩いて来るんだから。

「アイツ、イケメンだな」
「あ、魁も思う?」

私の隣の席は魁だ。(なんの偶然だ)

「確かに、ね」
「香奈も思うんだー」

そして、私の前の席は、香奈。(偶然にもほどがある)


こうして、彼──湯島奥羽君と、出会った私達。
彼がもたらしたアレは・・・・・・・・・・・・

Re:いぶき ( No.4 )
日時: 2015/03/25 13:22
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

>いぶき
 ごめん、軽くスルーしてたね。

 うーん・・・・・・茄雲荘の漢字が違うんだけどねぇ・・・・・・
 とりあえず、この話しは推敲話かな。

 もしかしたら、そこまでくかいもしれないけど、いかないかもしれない。
 ネタバレ厳禁。

 初めて書いた話しがアレだったから、文章が今よりヤバかったし。
 『改・』みたいな感じで読んでね。


>皆様
 こんにちは、作者のユキです。
 この話しは、一度趣味で書いたものなので、完結致します!
 きっと、ありきたりすぎるストーリィでしょうが、見捨てないでやって下さい(泣)

Re: 新春 〜ありきたり。〜 【夜更新しますね!】 ( No.5 )
日時: 2015/03/25 19:38
名前: SINODAKEIN (ID: GIxrqpJQ)

3、不思議

彼は、不思議な魅力があるようで。

「ねえねえ、奥羽君は、どの教科が得意なの?」
「数学?英語?あ、もしかして家庭科?」

「奥羽、案内してやるよ」
「あ、俺も行く」
「俺も!」

彼の周りには、男女共に大勢の人がいます。

「すっげえな、アイツ」
「だねぇ」

そんな彼等を蚊帳の外でみる私と魁。

「私も、話しかけてみようかな」
「やめとけよ、今いっても聞こえないぜ」

確かに。
大勢の人に囲まれている奥羽君が、困惑状態。

「すっごー・・・・・・魁、友達になってきなよ」

トイレに行っていた香奈が帰ってきた。

「はぁ?なんで」
「毒を吐かなくなるかもよ?」
「それはいい!是非、いってきな」
「おい、美紀までかよ」

私達三人は、やはり、変わらず駄弁っていた。


「じゃあな、美紀」
「うん。部活、ガンバってね」

帰宅時間。

魁は、性格によら・・・・・・剣道部だ。
香奈は、バスケと陸上の掛け持ち。
私は、パソコン部と新聞部。

帰る時間も、部活のある日も違う。
けど、朝だけは一緒に登校してくれる。
それが、たまらなく嬉しい。

「美紀さん」
「へぇ?」

サッサと歩いて言った魁を見送り続けていた私は、放心状態だったため。いきなり声をかけtられて、間抜けな声がでた。

「あ、えーと・・・・・・」
「湯島奥羽です」
「あ、ゴメン」

忘れてた・・・・。

「帰る人がいないのでしたら、一緒に帰りませんか」
「あ、うん」

2人で、帰ることに。
何故でしょう?


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