コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- メンタルくろうばーZ!【実話合作】
- 日時: 2016/11/26 10:44
- 名前: ことり&綾芽 (ID: 5QvnJaR.)
*作者より*
>ことり&綾芽
〜前回からの読者様へ〜
・これは書き直しバージョンですが、矛盾していた点を直しながら更新していきますので、内容が異なることが多々あります。
その点は、ご了承ください。すみません。
〜前回&今回からの読者様へ〜
・こんにちは、ことり&綾芽です。
・W主人公設定です。(一方の主人公目線をことり、もう一方を四之神綾芽がつとめさせていただきます。)
・実話となります、綾芽とことりは元クラスメイトです。
去年のクラスの様子、周りの様子をことりと綾芽目線でかかせていただきます。
・それぞれ価値観の違い等あると思いますが、それも個々の特徴です、ご了承ください。
・コメ返は、親スレで行うことにします。コメ返とし親スレに記載した場合はスレ名の欄にコメ返と書かせていただきます。コメ返として記載された文は準々削除していきます。また、コメ返は不定期です。ご理解よろしくお願いします。
・それでは、よろしくお願いします。
>綾芽
モノローグ:劇で、相手なしに言う台詞。独白
プロローグ:作品の意図などを暗示する前置きの部分。比喩的に、事件の発端。
エピローグ:詩歌・小説・演劇などの終わりの部分。
・・・・・・に基づいて書かせていただいています。(*20151004)
*登場人物紹介*
>ことり
・名前:大原優乃(ohara yuno)
・容姿:顔の整った、小顔美人。目が悪いが、綾芽ほどではなく授業中のみメガネ着用。
・頭脳:理系、学年の一割にいつも入ってる
・性格:元気で活発、ややうるさい。明るくてフレンドリー。男女共に仲良い。
泣くことが嫌い。たまに口調と一人称がかわる。
暴言をよく使ったりしちゃう。怒るとやばい(めったに怒らないけど)
けっこうすぐに傷つく。けど、極力表にはださない。
めんどくさいことは嫌い。ボジティブ発言ばっかしてるが実はネガティブ。
どちらかというとS。
・趣味:裁縫・料理。現在では、人には分かりがたいような趣味ももっている。 (UVレジン・フェイクスイーツ等)
趣味にお金費やすことも多々。つくったもので、人に誉められるのが嬉しい。
・好きなモノ:手作りのモノ、雑誌、キラキラしたモノ、マンガ(超マニアック)、お菓子、高跳び
・嫌いなモノ:遠慮、蜂、ムカデ、すぐ泣く奴、自己完結、逃げること、球技
・部活:家庭科部
・その他:自分の容姿をあまり好まない。恋愛については複雑。
作者から一言:ことりです。前回のごとく失敗しないよう、気をひきしめて頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
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>綾芽
・名前:沢村綾芽(sawamura ayame)
・容姿:平凡、近眼(かなりの度合い)で普段からメガネ着用。
・頭脳:文系、そこそこ
・性格:基本的にはフレンドリー、性別問わず問題なし。
ド直球人間なので、嫌われることが多い。(本人自負・直す気0)
涙もろく、合理的で客観的。
一言では表せない性格であり、不思議ちゃん(らしい)。
他人に対して、心を開いているようで開いていない。→ある出来事より
自己防衛の「嘘」を嫌う。他人の秘密や、隠し事を守るための「嘘」をつくのは得意。
SにもMにもなれる。(悪魔にも神にもなれると、友人父談)
・趣味:読書・パソコン(タブレット)
・好きなモノ:一人の時間、読書、二次元、声優さん、真面目な人
(食べ物):甘いもの(シュークリーム)、マヨネーズ
・嫌いなモノ:卑怯なこと、やるべきことをやらない人、規則違反、好きなモノを否定する人
(食べ物):辛いもの(苦手)、苦いもの、魚
・部活:文芸部
・その他:好きな人がいる、声が綺麗と褒められることが多い(本人は微妙)
・作者から一言:沢村綾芽を担当する「四之神綾芽」です。前回に引き続き、よりいっそう頑張っていくのでよろしくお願いします。
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*注意*
・荒らしはやめてください。
・否定的なコメント、批判的なコメント等はおひかえください。
・更新は不定期です。
・主人公等の名前は実際と違います。
*目次*
・1年4組座席表~番号順~ >>5
=大原優乃=
・モノローグ >>2
・第一章-入学式~夏休み- >>3 >>6 >>10 >>12 >>14 >>16
=沢村綾芽=
・モノローグ >>1
・第一章-入学式~夏休み- >>4 >>7 >>9
*来てくださったお客様*
・痢湯 様
*2015.9.7*
- *モノローグ ( No.2 )
- 日時: 2015/09/13 08:44
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)
私は彼女が大嫌いだった。彼女等が嫌いだった。
【でも、このクラスで学んだんだ】
私は、彼女とこんな関係になりたかった。
彼女とこんな風に会話をしたかった。
____彼女の在り方を、私の在り方を、このクラスは教えてくれた。
「うっせーなークソ豚!」___担任にむかって、貴方はこう言えるだろうか。
「俺のケツは無形文化遺産だ!」___こんなことをいう奴は貴方のクラスにはいるだろうか。
「紙飛行機没収!授業中にこんなのとばさないの〜」___貴方の近くにはこんな風に叱る先生がいるだろうか。
「コーンとパンが上からふってきた!」___貴方は給食中に食べ物の投げ合いをするだろうか。
「せんせー!漢字zoomしてぇ〜みえーん」___貴方のクラスには授業中にこんなことを言う奴がいるだろうか。
明らかにおかしいこのクラス。
特別なこのクラス。
忘れることのできないこのクラス。
最悪で最低で最高で最強のこのクラス。
______これは、終わりのない物語。
終止符のない物語。彼女が、彼女等がいなくなるまで続く。
______本当の物語。
*モノローグ/END
- 大原優乃No,1「後悔と歓喜のスタート」 ( No.3 )
- 日時: 2015/09/17 22:21
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)
「はよー」「おはよー」
周りから、そんな声が聞こえるなか、私はななみと校門をくぐる。
ここへ来るまで、相当時間がかかった。いや。これをななみに任せたのが悪かったのだ。私_優乃の、近所に住んでる友達、ななみは姉が中学にいるから当然道のりも知っているだろう、と期待した私が悪かった。
_____まさか、迷子になるとは。この狭い町内で迷うとは。
偶然とおりかかった、おじさんに道を教えてもらいなんとかここまできたが、華のJCデビュー初日で迷子。
なんともいえないスタートをきった。
「優乃ー!!おはよー」
後ろから、私をよぶ声が聞こえる。
ふりむくと、そこにはゆいの姿があった。
「クラス表見に行こ!!」「うん!!」
"おんなじクラスがいいね。そうだね。
そう会話したのを1年たった今も覚えている。"
が、それは30秒ほど後に夢と化することとなる。
下駄箱に貼られているそれ_クラス発表の紙を見たとたん、絶望的な気持ちになった。
「ゆい…タスケテ。ねぇ。仲いい人、一人もイナイ」
その台詞が全てを物語った。
本当に絶望的だ。
最悪。さっきはなんともいえないスタートをきった、といったが前言撤回。
最悪なスタートをきった。
*
「えっと・・・1-4の教室は〜・・・・」
迷いながらだったが、なんとか教室にはたどりつくことができ、ひと安心。
席につき、周りを見渡してみるが、やはり仲のいい子はいない。
しいていうなら、小学校のころの友人が一人。
が、それも男子だから女子としてはほぼ知り合いは皆無となる。
_____でも、そんなクラスだったから、ああなれたんだ。
これが、私の中学生活のスタート。
そして、後悔と歓喜のスタート。
- *始業式-1 ( No.4 )
- 日時: 2015/09/17 20:09
- 名前: 四之神綾芽 (ID: b5XL8ts8)
- 参照: http://ameblo.jp/sinogamiryouga/entry-12041190995.html
【4月】
___始まりの日は、特に何も思っていなかった。
「アキちゃん、行こう」
「おっけー」
卒業式も、泣かなかった。
だって、どーせほぼ皆いるし(笑)
・・・・・・みたいな。
私の住んでいるところは、中学校が1つしかないのである。
「どこの道からいこうかねー」
「んー、んじゃあ、こっから行こう」
アキは、私の第2の親友で、優しくて、真っすぐな純粋な子。
「一緒のクラスだといいけどねー」
「最悪、知ってる人、いるといいけどねえ」
片道20分の道を、30分かけて歩く。
(誰もいなかったらどうしよう・・・・・・)
ちょっと、ゾッとした。
学校に着くと、もうすでに人が密集していた。
一年だけでも、300人を越えるウチの学校らしいなあ・・・・・・なんて思いつつ、実はあまり人が好きではない私は、気後れする。
「えっと、クラス割は・・・・・・」
昇降口にクラス割が張られていた。
・・・・・・いじめかと思うほど、紙が小さかった。
「アキ、私のも探してくれ」
アキは背が高く、周りの人よりも少し頭が出ていたので、背の低い私は早々に諦めた。
「えっと、アヤは4で、私は・・・・・・10」
「え゛・・・・・・・」
4と・・・・・・10て・・・・・・。
「「遠っ」」
まさかの、結果である。
「あ、でも、ミナちゃんいるじゃん」
「え、マジで!?やったね!」
ミナは、私の第1の親友で・・・・・・情報屋のようなかんじかなあ。
「おっしゃ、んじゃあ・・・・・・クラス、いきますか」
「おけよー」
それぞれのクラスへと、足を踏み入れた___。
- *座席表 ~番号順~ ( No.5 )
- 日時: 2015/11/14 10:51
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)
教卓
窓 42<あや 12<こう つ 36<もえ 6<けい つ 31<なな 1<ゆう ろ
43<まみ 13<だいき 37<みか 7<りょうた 32<まゆ 2<かずき
が 44<綾芽 14<ゆうた う 38<ゆき 8<りく う 33<ひよ 3<なお う
45<優乃 15<けいた 39<みな 9<りゅう 34<みこ 4<りょう
46<りり 16<ひろ ろ 40<こと 10<ちひろ ろ 35<れい 5<だい か
47<かな 17<ゆうき 41<あい 11<かい
1~17男子・・・17人 31~47女子・・・17人
合計34人
- Re: メンタルくろうばーZ!【実話合作】 ( No.6 )
- 日時: 2015/09/25 18:18
- 名前: ことり ◆E09mQJ4Ms. (ID: /bKE8PZK)
「それでは、平成26年度入学式をはじめます」
教頭先生のその一言でソレは幕をあけた。
在校生のみでの校歌斉唱。校長先生のやたらと長い話。全校代表で生徒会長をやっている友達のお姉ちゃんの話。
それらはすべてつまらない。
「桜の咲き乱れるなか・・・」「晴天にめぐまれ・・・」
すべてありきたり。
そもそもこの学校の桜なんてしょぼいんだよ、晴天じゃなくて曇りだろ、そんなつっこみを所々心の中でいれているなか、このくそつまらない入学式で1つだけ真面目に話を聞こうと思ったとこがあった。
「新入生代表挨拶、林美柚(hayasi miyu)さん」
その名前は懐かしみを感じるものであり、ああ、あれから半年か、と思い立たせるものであった。
*
「林美柚です、よろしくね!」「福井あや、よろしく!」
今でもその台詞を覚えている。
緊張でガチガチだった私の心を解きほぐしてくれた。
そのときは、声をかけてくれたことが嬉しくて、でもうまく話せなくて。
「名前、なんていうの?」「え、あ、うん、大原優乃」
なんだか棒読みのような台詞しかいえなかった。
周りには知り合いがなくて、でも____
2人がいてくれたからがんばれた。
______これは、小6の夏休みの話。
「ねぇ、お願い、優乃なら大丈夫だって」
今では恩師_そしてこのときは担任だった服部先生に薦められたものだった。
「リーダーシップトレーニングセンター・・・か。どうしよう」
"リーダーシップトレーニングセンター""略してトレセン。
私達の郡の30校ほどの小学校と15校ほどの中学校の代表それぞれ2名が少年自然の家という宿泊施設に2泊3日し、リーダーシップを学びまた赤十字についても学ぶ、というものだった。
つまり、知り合いがほぼ皆無のなかで2泊3日しなければならない。
案外人見知りな私にとって、ものすごく苦痛な行事ということだ。
でも、服部先生のお願いは断れない。児童会、学級委員、委員長とまわってきたのだが誰しもが却下、もしくは予定があっていけない、ということで1人分まだ空席だったようだ。
わたしにできるカナァ。
でも、行ってみたい。そう思う気持ちは強かった。
結局OKし、そこで美柚ちゃん、あやちゃんと会うこととなる。
*
懐かしい、皆元気にしてるかな。
そこで出会った仲間達の顔が思い出される。
皆とは、今でも毎年年賀状。そしてたまには手紙を送ったりしてお互いがんばっている。
美柚ちゃんも、その一人だった。
あのとき美柚ちゃんが私にしてくれたように、私も壇上にあがっている美柚ちゃんを心で応援した。
がんばれ、美柚ちゃん。
でも、美柚ちゃんはそんな私の応援も要らないんじゃないか、と思うくらい完璧にスピーチを成し遂げた。
すごいなぁ、やっぱ敵わない。
___そんな時だった。
視線を感じる。
そうおもって、きょろきょろと回りをみていると隣の女子_出席番号が前の子が私の後ろの方をじっと見ていた。
なんだ、気のせいか。
そう思って、彼女の目をみると目があった。
それから、彼女はじっと私を5秒程見て首をかしげながら視線を前にもどした。
なんだったんだろ。
なんか変な子ダナ。
それが、彼女の第一印象。
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