コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- カジヤの鍛冶屋!
- 日時: 2015/10/01 23:22
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
初めまして。sツタというものです。初投稿なので指摘はお手柔らかに……。
この作品は鍛冶屋を目指して田舎からやって来た主人公、『鍛冶家 玉垣』君が無茶苦茶な怪力の狩人、『ライニ』ちゃんとドタバタするファンタジーコメディです。
また、SSも入れてみたりします。
- Re: カジヤの鍛冶屋! ( No.12 )
- 日時: 2015/10/06 20:51
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
3話(2)
「ほお、これがプロクスか。」
灰色の透き通った石を色んな方向からみているライニが呟いた。
「そうだよ。圧力には強いけど衝撃には弱い鉱石なんだ。自然の中で生成される魔法鉱石で……あ、魔法鉱石って言うのは普通の石が地中等の魔法力を取り入れて特別な硬度を身に付けた時の呼び名だよ。で、魔法力を取り入れる際に取り入れた魔法によって色や性質、硬度が変わるんだ。そしてこのプロクスって言うのは衝撃で赤く光り、発熱するよ。ただし、そのまま使うと何か切った時凄い音と凄い熱で刀身もろとも爆裂するから、他の金属と混ぜて合金にするんだ。こうすることによって、強度が上がり、発熱もさせれるよ。今回は簡単に手に入る鉄を混ぜてプロクス鉄にするけど他にもプロクス銅とか色々あるんだよ。まあ、それは置いといて、これで刀身の部分は完成。発熱する刀身だから火傷しないでね。」
「……」
「僕にもっと腕と道具があればその剣のアダマンタイトを加工して柄にするんだけど、専用の道具がないとびくともしないから今回は諦めるね。だから柄はこっちも簡単に手に入る鉄で刀身から柄まで熱がきた時の為にゴムを巻いて、また鉄をはっつけて、仕上げにさらにゴムを巻くよ。仕上げだから何重にもするね。で、この完成した柄と刀身を繋ぎ止める鐔を用意して、鐔に刀身をさしこんで、そこに逆側から柄を刀身に接着する。これで大剣が完成!名付けてヒートノッカー!ここまでイメージトレーニング完璧。」
「……」
「いやあ、ここらへんはプロクス多くて良いね!プロクスは一癖も二癖もある鉱石だけどロマン溢れる武器が出来るから作っててニヤニヤが止まらないよ。ただ防具には使えないかな。ああ、いい仕事だよ。ホント」
「……すまない、情報量が多すぎて私の頭がオーバーヒートしてしまった。休んでくる」
なんだそれ。僕はプロクスと今回作る大剣の話をしただけなのになあ……。
ライニはふらふらしながら自分の部屋(とは言ったものの部屋分け出来る程部屋は無いから僕の部屋でもあるのだが)に戻って行ってしまった。
「よし、じゃあやるか!」
そして僕は道具を持って作業場に向かうのだった。
- Re: カジヤの鍛冶屋! ( No.13 )
- 日時: 2015/10/06 21:21
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
SS(5)
ライニ「お ま た せ」
カジヤ「前から思ってたけどこのコーナー要るの?大事なの?」
ライニ「作者の精神の安定の為に必須なのだ」フフン
カジヤ「そ、そうなのか……」
SS(6)
ライニ「ジャンケンをしよう」
カジヤ「ええ?何で?」
ライニ「賭け事がしたい気分なのだ」
カジヤ「……何賭けるのさ」
ライニ「私が勝ったら私と風呂に入れ」
カジヤ「何でだ!?何をする気だ!?」
ライニ「まあまあ、落ち着け、カジヤ。勝った時のメリットを聞いたらカジヤもジャンケンをやらざるを得ないからな。」
カジヤ「ほう、じゃあ聞くけど僕が勝ったときどうなるのさ?」
ライニ「私が一緒に風呂に入ってやろう」
カジヤ「原点回帰!輪廻天性!不動の意思!」
SS(7)
カジヤ「ん、その手に持ってるの何?」
ライニ「ああ、これか?スマーホトンだ。」
カジヤ「スマーホトン?」
ライニ「カメラになったり電話をしたり、インターネットも出来るんだぞ」
カジヤ「へええ!ケータイよりすごいね!田舎はあっても携帯電話だったからね…………で、どうやって折り畳むの?」
ライニ「え?」
カジヤ「どうやって折り畳むの?」
SS(8)
カジヤ「オムライス出来たよ!」
ライニ「む、このオムライス……ちょっと改造して良いか!?もっとおいしくするから!」
カジヤ「え?いや、良いけど…」
ー数分後ー
ライニ「なんか卵とご飯とケチャップと人参と塩と胡椒に分裂しちゃった」
カジヤ「怒るよ?」
- Re: カジヤの鍛冶屋! ( No.14 )
- 日時: 2015/10/07 20:38
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
4話
「端末機器の前の皆さんこんにちは。知ってるかも知れないが私はライニ、狩人だ。」
「大剣の素振りをしながら訳の解らない事を言われてもね……」
む、訳の解らない事と言われてしまった。私はいろんな人のために語り手が私になったことを伝えただけなのに。
「で、ライニ。大剣の方はどうだい?前の大剣と重さを同じ位にするために長くしてあるけど違和感ない?」
「ああ、全然違和感ないな。というかあと4倍ぐらい重くてもいいな」
「そこまでしたら大剣じゃなくなるよ」
別に大剣に拘ってる訳じゃないからモーニングスターとかメイスとかでもいいんだが。
「いや、それにしてもそこら辺の地面にくっついてる石ころを大剣にできるなんて流石カジヤだな」
「石ころじゃないよ。プロクスだよ?」
「……」
『ことばのあや』とかいうやつなのにツッコミされちゃったぞ…
「ん、カジヤ。そろそろ出発しようじゃないか。」
「そうだね、準備してくるよライニは……準備万端だね」
「そりゃあそうだろ?デートなんだから」
「違うよ!それは盛大な勘違いだよ!」
あれ?違ったのか?
「街に僕の作った武器防具を売りに行くんだよ?『デ』も『ー』も『ト』も無いよ!」
うむむ、私を街に誘うなんてデートかと思うじゃないか!デトデト詐欺め!デトデト詐欺!
「いや、そんなムッとした顔しなくても…そもそも付き合ってもないのにデートなんておかしいからね?」
「む」
鈍い、鈍過ぎる。ラノベの主人公か、お前は。
「そもそも、君はボディーガードという役目を忘れてたんじゃないか?街まで少しとは言えども道があるんだから護衛してもらわないと。」
「わ、忘れてなんかなかったぞ?」
「ふーん」
ばれてる……
「でも都会ではボディガードとデートする風習があるのだぞ?カジヤ」
「僕の田舎生まれを利用してデートを強要するな。そもそもなんで君はそんな僕とデートしたがるのさ……会ったばかりの僕なんかより他に色んな男がいるだろ?」
はあ?こいつデートの意味わかってるの?
「もしかして男なら誰でもいいのかい?」
「あ、もう許さないぞ。いくら泊めてもらってるとはいえ、そろそろ許さないぞ?」
- Re: カジヤの鍛冶屋! ( No.15 )
- 日時: 2015/10/09 01:41
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
雑談(2)
エラーで全文消えたああ!
メモ帳からコピペしろって使い方に書いてあったのにいいいいいい!
うわあああああああああ。
これはライニちゃんに
「がんばれ(ハート)がんばれ(ハート」
してもらいたい。(切実
いやぁカジヤ君の武器オタクっぷりがはっきりしたね。
ちなみに、プロクスはオリジナルの鉱石で名前元はギリシャ語で炎だったかな。
ビックリするぐらい鈍いカジヤ君。ラノベの主人公越えすると思う。
- Re: カジヤの鍛冶屋! ( No.16 )
- 日時: 2015/10/10 00:41
- 名前: sツタ (ID: lnyTOR8Z)
4話(1.5)
「くそっ…くそっ…私が…私がついていながらっ!」
私は街を走る。
「私はボディーガード失格だ……!」
武器防具を無事売り終え、私が街を案内している時、不意にカジヤは頭を殴られ車でさらわれたのだ。普通は私が追いかけてもすぐふりきられてしまうだろうが、私の大剣で車をパンクさせたおかげか相手の車のスピードが出ず、なんとか視界に入れることが出来ている。
「カジヤ……」
追いかけていると、駐車場に着いた。今はもう使われていない映画館の駐車場として使用されていたらしい。
……
許さん、許さん、許さん、許さん、許さん。
カジヤの頭を殴った奴を真っ二つにしてやる。
眠いから今日はここまで
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