コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》
日時: 2016/03/10 15:11
名前: こん (ID: IvmJM/UO)

はじめまして。
あるいはおはようございます、こんにちは、こんばんは!
こん、と申します。

この度、一線頭のおかしい(?)高校生の学園ものを書かせていただくことにいたしました!
作者は非常に気まぐれ屋なので、更新は速かったり遅かったり、ひどいかもしれません。
それでも最後まで頑張っていきたいと思いますので、良ければお付き合い下さい^_^

コメント大歓迎です!
荒らしはご遠慮ください。

それでは!
どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


スレッド設立日:2016.02.28


《お客様》
・てるてる522 さん
・どみの さん
・湯桁のろま さん
・K(*^▽^*) さん
・あかり さん
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・りあむ* さん

《作者の他の作品》
もし気が向いたら読んでいただけると嬉しいです。
・私の好きな、あいつ。
・気まま自由な短編小説


《オリジナルキャラクター募集》
>>14
ただいま、オリジナルキャラクターを募集中です。
ご応募お待ちしています。

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Re: 空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》 ( No.22 )
日時: 2016/03/08 15:58
名前: こん (ID: EqqRo75U)

「先輩っ!どぉーゆぅーことですかぁぁぁぁぁあ!!!」



昼休み。

なんとか大河原先輩を屋上に連行し(意外と簡単に来てくれたが。)、私や先輩の取り巻きが来ないように夏美に扉を抑えてもらっている。

「あれ、大木さんってそういう感じの人だっけ?」

先輩は爽やかに笑う。

「しらじらしい!先輩、私の秘密知ってんでしょ!!どういうこと!ってかなんで壁ドンなんですか!あ、まあ、私の可愛さじゃあ壁ドンしたくなるのもわかるっちゃわかりますけどー。」

一気にそう言うと、先輩は吹き出した。

「なにそれ。トイレから出てきた君があの状態でほっつき歩かないように取り押さえてただけなんだけど。」

肩を震わせて笑う先輩に、夏美が質問する。

「それって、菜美の秘密を他の人にバレないようにしてくれたってことですか?」

すると先輩は爽やかな笑顔に戻して言った。

「元々大木さんを訪ねて教室まで行ったんだけど、いなくてさ。」

私の顔を見る。

「諦めて帰ろうとしたらトイレから飛び出してきて。で、慌てて取り押さえたんだ。他の人に君の醜態がバレたら計画が台無しだし。」

「計画ぅ?」

腕を組んで先輩の顔を睨む。



この人、何か企んでるの…?



先輩は変わらず爽やかな笑顔のまま私に質問してきた。

「あのさ、あれって他の人には知られたくないことなんだよね?」

私はとりあえず頷く。

「まあ、そうですけど。」
「じゃあ、俺には黙っててほしいんだよね?」
「も、もちろん。」

先輩も腕を組む。

「ふうん。じゃあさ、黙ってて下さいってお願いしてみたら?」

…。

「え。」



あれ、なんか先輩の笑みから爽やかさが引いている?



なんか嫌な予感がする。



「あ、あの、黙ってて下さい。」

先輩の顔が薄ら笑いに変わる。

「人にものを頼むのに、頭上げたままでいいんだ?」



背筋に寒気が通った。



腕を組むのをやめて頭を下げる。

「あ、あの、黙ってて下さい。…お願いします。」



・・・・・・。



少し間が空いた。

そして上から答えが降ってくる。

「いいよ。」

案外、あっさりしていた。

「え、ほんとですかっ。」

ほっとして頭を上げる。



しかし。



そこには爽やかさのかけらもない、勝ち誇った笑みの先輩の顔があった。

(あれ。)

夏美の方を見た。

扉を抑えるのに必死で、こちらの話には入ってこれないようだ。

横から声がする。

「もちろん、条件付きでね。」
「え。」

先輩の方を振り向くと、先輩は人差し指を私の顎に引っ掛けて言った。



「君が俺の彼女役をしてくれるなら、いいよ。」

Re: 空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》 ( No.23 )
日時: 2016/03/08 17:44
名前: ももたん ◆hjAE94JkIU (ID: Kot0lCt/)

はろーこん!

今回からタメでいくね?
呼び方は何でもいいよ!

っていうかちょっと待ってちょっと待って。

先輩って…。

まさかの、S!?

同志ですね、同盟組みましょu((殴 (´・ω・`)



え、優ちゃん採用?
使ってくれるなら、何万年でも待ちますよ!←

いやぁ、強敵が現れましたなぁ…。

続きが楽しみ!更新頑張ってね('◇')ゞ



Re: 空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》 ( No.24 )
日時: 2016/03/08 18:07
名前: こん (ID: EqqRo75U)

>>ももたん さん

ハロー!

じゃあ、あえて変化球で…
ももちゃんと呼ばせていただきます!!m(_ _)m

先輩の正体はSでした!

同盟組みましょう笑

優ちゃんの登場は、三月半ばから後半くらいの予定だよ!
お待ちください!

応援してもらえるとやる気が出るよ。
ありがとう(^ν^)

Re: 空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》 ( No.25 )
日時: 2016/03/09 23:56
名前: こん (ID: jgZDwVO7)

「…どっ…!なっ…!はっ?(どうして!なんで!はあ???)」

後ろへ飛び退く。

「なっ…なっ…なっ…。(なんでなんでなんで)」

頭が混乱して言葉が出ない。

私が先輩の彼女…役?

なんだそりゃ。

「俺さ、すげーモテるんだよね。」
「…は。」

話が急に飛んだので思わず気の抜けた顔をしてしまった。

先輩は後ろ頭をぽりぽりとかき、ため息をつく。

「しかもさあ、毎日毎日30人以上が告ってくんの。断っても断ってもまた告ってくるし。」
「…何が言いたいんですか。」

やっと思ってることを口にできた。

なんだそれ、自慢か。

1日20人から告られている私を見下してんのか。

でも、案外まともな答えが返ってきた。

「今までは別に良かったんだよ、それで。でもさ、今年受験生だし。あまりにもしつこくされてて、ちょっと困ってんだよね。」
「は、はあ。」

とりあえず頷くと、先輩は爽やかな笑顔を私に向けてきた。

「そこでだ。俺に彼女ができれば、皆んな収集つくんじゃないかと。」
「は、はあ。…ん?」

頷きそうになって慌てて止める。

「この学校で俺に見合う女なんていないけど、まあ100歩譲って君なら周りも少しは納得してくれるんじゃないかとね。」
「はああああああああああ!?」

この素晴らしい私を捕まえて何が100歩譲ってだあああ!?!?

「ちょ、ちょっと待ってください!嫌です!私先輩好きじゃないです!ってかどっちかというと嫌いです!」

慌ててそうまくし立てると、先輩は言う。

「別に彼女“役”なんだし、そんなの気にしなくていいよ。それにさ。」

ポケットに手を突っ込んでにやりと笑う。

「君の秘密、ばれちゃっても良いの?いいんなら、いいけど。」
「…ぐぐ。」

それは困る。

やだ。

「せ、先輩だって表向きの性格と違くないですか。」

反論してみる。

「そう?言いたければ皆んなに言ってみたら?君の秘密とは全然ケタ違いだし、証拠ばらまくけどね?」
「…証拠??」

先輩はポケットからスマートフォンを取り出してチラチラと目の前で振ってくる。

「悪いけど、撮らせてもらったよ。」
「え。」

この間、学校帰りにやらかした時のと見られる、私が公園で這いつくばっている(赤ちゃんバージョン)動画が流れる。

「いやー、学校帰りにこれ見た時はびっくりしたなあー。」

そう言って私の前からスマートフォンを退け、いじりだす。

「んじゃあ、まずは君のファンクラブの人達にでも…」
「ぎゃああああ!!!やめて!やめて!」

私は先輩の腕にしがみつき、叫んだ。

「何でもするから!お願い、やめてええ!!!」
「ふうん、何でもする?」

先輩はにやりと笑ってスマートフォンの電源を切る。

「じゃ、そういうことで。」

先輩がそう言った時、屋上の扉が開き、たくさんの生徒が屋上に溢れ出してきた。





昼休みの恐怖。

それはうちの学校の王子様とマドンナが恋人になった時に起こった、惨事である。

生徒は皆泣き叫び、泣き崩れ、失神した。

教師までもが駆けつけてへたり込んだ。

きっとこの先何十年、この学校の伝説として語りつがれることであろう。

Re: 空腹キケンちゅういほう 《キャラクター募集中》 ( No.26 )
日時: 2016/03/10 12:04
名前: りあむ* (ID: .pUthb6u)

こんさん、こんにちは!
先日はコメントありがとうございました、りあむです。

主人公の性格が可愛く、するするとお話に入り込めて、読むのが楽しかったです(o^^o)
個性的なキャラクターたちが、それぞれいいポジションにいる感じがします。お話の展開とか、会話の流れとかとても面白いです!!

少しSっ気のある大河原くん、とても好きです。
可愛いこを前にして、ちょっといじわるしない手はありませんよね←

空腹になると、人格が変わるのちょっと共感できるなぁと思います笑
私は大食らいです(´Д` )

実は、こんさんの作品巡りをしてきたのですが、こんさんの作風とても好きです。
更新頑張ってくださいね♪


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