コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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chocolat amer
日時: 2016/03/06 20:38
名前: どみの こん (ID: kwjWR4CH)

皆様、こんにちは。
クリックありがとうございます^_^

この小説は作者が2名の、合作です。
‘どみの’と、‘こん’が1レスごとの交代でストーリーを進めていきます。

ジャンルは学園ものです。
題名の「chocolat amer」というのは、フランス語で「ビターチョコレート」の意味です。

作者が2名おりますので、つじつまが合わない点や、話の方向性がよくわからなくなる恐れがございますが、なるべくそういうことの無いようにしていきたいと思います。
もしおかしい点などに気づきましたら、レス番号を指定してお知らせください。

コメントは大歓迎です!!
両作者ともまだまだ新参者ため、今後の力の向上のために参考にさせていだだきます。
荒らしやなりすましはご遠慮ください。

それでは、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m


《お客様》
・椎名新龍 さん
・K(*^▽^*) さん

《どみのの他の作品》
・ラジオの中から

《こんの他の作品》
・私の好きな、あいつ。
・気まま自由な短編小説
・空腹キケンちゅういほう

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Re: chocolat amer ( No.8 )
日時: 2016/03/06 16:30
名前: どみの (ID: y36L2xkt)

その日の帰り道。
一人、駅前の商店街を歩いていた。

さんちゃんの話を聞いて、ふと思った

一ノ瀬君、昨日は学校来てたんだよね
そんな中、彼に出会えたってことは、ある意味奇跡なのかもしれない

どうして学校に来なくなってしまったんだろう。
次は、いつ学校に来るのだろう。
次、彼に会えるのはいつだろう。

様々な思いが、頭の中をよぎる。


そんな事を考えながら、お肉屋の前を通った時、背の高い男の人が買い物をしているのを見かけた

あれは、もしかして…

「一ノ瀬君!」
思わず、叫んでしまった。

彼は、私服を着ていた。それもジャージ。

「えっ、お前、誰?」
彼の一言が、矢のように心臓に刺さったような気がした。

「誰って…私、昨日チョコレートをもらった…1組の…二宮凛…」

冷静になって考えてみた。
昨日の出来事は一瞬だもんね…覚えている方がおかしいか…

Re: chocolat amer ( No.9 )
日時: 2016/03/06 17:02
名前: K(*^▽^*) (ID: rBo/LDwv)

<<どみのさんとこんちゃんへ
二人の小説いつも読むの楽しみです!!
これからも応援しています\(^o^)/
えっと、、お友達になっていいですか?
やり取りしたいなーなんて、、(-_-)
急にすいません。
また、楽しみにしています。


Re: chocolat amer ( No.10 )
日時: 2016/03/06 18:45
名前: こん (ID: CymMgkXO)

>>K(*^▽^*) さん

コトミちゃん、来てくれてありがとう!!
コメントいつも嬉しいよ^_^

楽しみだと言ってくれてありがとう!
これからも頑張るのでよろしくね〜

Re: chocolat amer ( No.11 )
日時: 2016/03/06 18:51
名前: どみの (ID: y36L2xkt)

K(*^▽^*)さんへ

コメントありがとうございます!

もちろん歓迎です!
良かったら、まコメント下さいね♪

Re: chocolat amer ( No.12 )
日時: 2016/03/07 02:03
名前: こん (ID: EqqRo75U)

「…昨日?」

私がショックを受けていると、彼は怪訝そうに私を見る。

それから、こう言った。

「俺、昨日は学校行ってないけど。」
「え?」

私は意味がわからず、うろたえた。



昨日、学校行っていない?



「…。」



彼はお肉屋のおばさんから買い物袋を受け取ると、私の方に歩いてきた。

「あのさ。」

ぶっきらぼうに、そう言う。



なんだか昨日と雰囲気が違うのはどうしてだろう。



私は不思議な思いで彼を見上げた。



昨日の一ノ瀬くんはもっと優しいものの言い方をする人だった。



そんな私の気持ちを知ってか知らずか、彼はこんな発言をした。

「人違いじゃない?」



…。

「は。」



ちょっとまって。

それは、ない。

顔とか髪型とか背の高さとか、完全に一ノ瀬くんですから。

そもそもさっき名前を呼んだら振り向いたじゃない。



「…。」

私は顔をしかめた。



ちょっと冗談がひどい。



すると。

「…ふっ。ふはははは。」

いきなり笑い出した。

さっきまで少し不機嫌そうだった顔が、一気に崩れる。

「…お前、面白い。ふはっ、はははっ。」



「え?」

腹を抱えてひとしきり彼が笑う間、私はもうどうしたらいいかわからなかった。



一ノ瀬くんって、こんなに失礼な人だったの?



頭の中で思い描いていた一ノ瀬くん像にヒビが入ってきた。





ようやく笑いをおさめると、

「お前が昨日会ったのって一ノ瀬健だろ。」

と私にとっては当たり前の事を言ってきた。

「そうだけど。」

まだまだ状況がつかめていない私はしかめっ面のまま答える。



いたずらっぽい笑顔を浮かべて彼は言った。

「俺、5組の一ノ瀬優。」





一ノ瀬健くんの像のヒビは、修復された。


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