コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 私の青春は少し違う？【コメント募集中】
- 日時： 2016/10/11 23:28
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
初めましての方は初めまして、こんにちは。
今年中1生の心里と申します。
雑談版で慣れてる名前の方に変更させていただきました。陽です。
*08/24タイトル変更*
これが2作目です。よろしければ1作目「あの日見た夢は」も見てみてください<(_ _)>
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
*キャラ紹介*
-2年A組-
♀
番号14「柊 惺香」(ひいらぎ せいか)
番号９「小鳥遊 雲雀」(たかなし ひばり)
番号13「南波 佑莉」(ななみ ゆり)
番号10「立花 夢帆」(たちばな ゆめほ)
番号15「桧野 涼花」(ひの すずか)
番号21「白石 心愛」(しらいし ここあ)
番号22「渕上 響」(ふちかみ ひびき)
番号４「桐生 充希」(きりゅう みつき)
番号８「瀬和 知奈」(せわ ともな)
番号12「常盤 みのり」(ときわ みのり)
番号11「鼓 千冬」(つづみ ちふゆ)
番号17「宮地 琳乃」(みやじ りんの」
番号２「綾野世 恵理」(あやのせ えり)
番号18「八武坂 桜」(やぶさか さくら)
♂
番号20「柚城 彰矢」(ゆしろ あきや)
番号１「暁 理玖」(あかつき りく)
番号３「神田 航」(かんだ わたる)
番号19「幸岩 湊」(ゆきいわ みなと)
番号５「九条 凪」(くじょう なぎ)
番号７「清水 佳明」(しみず よしあき)
番号16「真壁 光汰」(まかべ こうた)
番号６「小泉 昴」(こいずみ すばる)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
文才などというものが全くないスレ主ですが、コメントやアドバイス募集してます、よろしければコメントしてください。
スレ主超喜びます(=゜ω゜)ノ
＿＿＿＿＿
*prologue* >>1
【第1章】
*1* >>6
*2* >>9
*3* >>11
【第2章】
*4* >>12
*5* >>13
【第3章】
*6* >>14
*7* >>15
*8* >>16
*9* >>17
【第4章】
*10* >>18
*11* >>19
*12* >>20
【第5章】
*13* >>21
*14* >>22
*15* >>23
*16* >>24
【第6章】
*17* >>25
*18* >>26
*19* >>27
*20* >>30
*参照200突破感謝*
- Re: 私の青春は少し違う？【コメント募集中】 ( No.34 )
- 日時： 2016/09/07 22:27
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
-24 episode-「上手く行けるかな？」
「それじゃ心愛、またね」
「うん」
教室に入る。転校生の話題で少しざわざわしている。
そこに先生が入り、「静かにー」と呼びかけた。
一瞬にして静かになる。
「それでは、転校生の紹介をします〜、白石さーん」
「はい」
金髪ポニーテールの髪がなびく。
心愛が前に立ち、名前を書き始めた。
「・・・ええっと、白石心愛やd・・・です、よろしゅ・・・よろしくお願いします」
思いっきり関西弁の癖が抜けていない。
大丈夫かな心愛・・・。
「それじゃあ、質問タイムと行こうかな〜」
数人が手を上げる。
「白石さん、誕生日はいつですか？」
「うち・・・いや私は、2月28日、です」
数人の質問に答えた後、席が決まる。
「えっと・・・席はそうね、柚城くんの隣かな」
「ゆ・・・？」
「あ、あの席よ」
「あ、はい・・・」
関西弁を抑えようとしているのか、静か。
「・・・白石さん、だっけ」
柚城くんと心愛が話している様子が見えた。
「よろしく」
「あ、よろ、しく・・・」
何かと上手く行けるっぽいな。
心愛の友達として安心した。
- Re: 私の青春は少し違う？【コメント募集中】 ( No.35 )
- 日時： 2016/09/19 17:38
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
-25 episode-「心愛は・・・私の」
「あぁぁ・・・惺ちゃんー・・・疲れたわ〜・・・」
「だ、だろうね・・・」
「関西弁抑えた方がええんかな？その方が友達できる？」
「さぁ・・・でも私はその喋り方が一番しっくりくるけどなー」
「そうなん〜？」
すると、周りからざわざわ‥と声が聞こえた。
「え・・・何で白石さんと惺香ちゃん・・・あんなに仲良さそうなの？」
「やだ、白石さんどんな術使って・・・私たちでも苦労してるのに・・・」
「おいおい白石に嫉妬してんのかよ」
「いやそうじゃないけど・・・」
嫉妬？何で嫉妬する意味が・・・。
どういうこと？心愛と話してたら駄目な訳‥？
「さっきから・・・何なんです？」
「白石さんと随分仲いいよね」
「‥それが？」
「え？」
こういう時は、はっきり言う。
そうでないと、私の気持ちに気づいてもらえない・・・。
「あ、いや・・・どうしてかなって」
「心愛は・・」
「？」
「私の、親友なんです」
「え？ちょっと、惺ちゃん・・・」
後ろであたふたと焦ってる心愛の姿を横目で見ながら、そうはっきりと言った。
- Re: 私の青春は少し違う？【コメント募集中】 ( No.36 )
- 日時： 2016/09/25 10:01
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
-26 episode-「もう一人の転校生」
「前の学校の・・・友達です、いや親友です！」
「え、ええ・・・？」
心愛焦りすぎ。
ちょっと面白い‥・。
「すごくテニス上手くて、私とクラブでダブルス組んでたんですよ」
「え、そうなの？・・・知らなかった・・・ごめんね、惺香ちゃん」
「あ、いやいいんで・・・いいよ、説明足りなかった・・・私も悪いし・・・」
その瞬間、ドアが勢いよく開いた。
「はっ・・・はっ・・・あ、こんにちは！」
・・・誰？
全速力で走ってきたような人だけど、誰？
身長小さめの女の子。
「あ、転校生が2人来るって・・・その一人ですよ」
皆がその転校生を見ながら一斉に言った。
「「この子見たことある〜！！」」
見たことある？
・・何か・・・確かに・・・。
何か・・・引っかかる・・・なあ。
- Re: 私の青春は少し違う？【コメント募集中】 ( No.37 )
- 日時： 2016/10/11 23:34
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
-27 episode-「名前は」
「あの・・・ボクの名前、渕上響って言います！」
ボクっ娘・・・？
まさかの・・・。転校生個性強すぎ。
「ちょっと・・・遅れちゃいました」
結構、ね？2時間遅れてるから。
渕上響＿＿って、もしかして・・・
「モデルさん？」
不意に雲雀さんが口を開く。
「え？」
そういえば、背高いし足細いし・・・モデル体型、だよね？
そうかも・・・？
「あ、知って・・・るんですか？」
「もちろんだよ！ファッション雑誌にも載ってるでしょ？latteって雑誌で・・・見てる！いつも見てる！」
「本当ですか！？あー・・・よかったぁ・・・ボク知名度あってよかった・・・」
名前まで出して気付いてくれなかったら死にそうでした、と苦笑混じりに言った彼女の笑顔は、まさに芸能人、タレントのオーラを感じた。
- Re: 私の青春は少し違う？【コメント募集中】 ( No.38 )
- 日時： 2016/10/22 21:12
- 名前： 心里 ◆AG5AfKu9Dk （ID: QYM4d7FG）
-28 episode-
「あれ？もしかして柊さんじゃないですか？」
「ん？」
不意に私の名前が出てきて、おどおどとしてしまう。
私はそれほど有名ではないはず。
名前が出た節は思い当たらない。
「実は・・・ボク柊さんと一度対面したことがあるんですが、忘れました？」
「え？嘘！？・・・」
しばらく考え込む。
でもこの子に「芸能人」というもの以外＿＿
いや、違う。
「まさか・・・筒中の生徒ですか？」
＿＿私が八代中学校テニスクラブの時の敵だった中学。
それが、筒中中学校。
そういやこんな子と・・・対決した覚えがある。
「です！そうです！！筒中中学校の渕上です」
「あー・・・懐かしいなぁ、渕上さんと対決したことあるわ」
「ですよね！ボクも心配になりました・・・そのとき確か柊さんが勝ったんですよね・・・あの時精神的にショックで墜ちました」
「・・・そんなに思い詰めてたんだ」