コメディ・ライト小説(新)
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- 笑う君の還る場所
- 日時: 2018/05/05 19:00
- 名前: 菜瑠季 (ID: V9u1HFiP)
- 参照: .
少年の前に突然現れた少女。
でもその少女の表情は
とても悲しそうなものだった。
それを見た無表情な少年は少女を
悲しみの孤独から救った。
そして少年に救われた少女は
いつも笑顔を絶やさなかった。
でも、そんな可愛らしい少女は
普通とは違う別世界の住人のようで。
+───────+
菜瑠季です。
初めましてですね。
処女作ですので、
どうぞ適当に楽しんでってください。
……御願いだから読んでいってやってください。
……なんかすみません、
テンション低い様に見えますが……
とても物凄く高いです、はい。
下手な文しか書けないかもしれませんが、
勉強しながら書いていきたいです。
ちなみにですね、
この作品は『転生モノ』と
一応なっております。はい。
主人公は少年と少女です。
他にもキャラが出てきます。
出てくる度に作品の中で
一人一人解説していこうかなと。
ちょっと闇あるかもですが、
きっと皆さんなら耐えられます。はい。
まぁそんなこんなで
はいはい言ってる自分ですが、
お許し頂きたいです。はい。←
じゃあ、もう話も飽きられたかと思うので
ここで切ります。
お話へどうぞ、お進み下さい。
- Re: 笑う君の還る場所 ( No.1 )
- 日時: 2018/05/05 19:48
- 名前: 菜瑠季 (ID: V9u1HFiP)
- 参照: .
-少年視点-
星と月が煌めく夜。
今日は親の結婚記念日で、
なんか買っていこうと学校帰りに
店通りへ足を運んだ。
買ったのは、
母さんの好きだった菜の花と
父さんの好きだったチョコレート。
その黄色い花弁と、
甘そうな茶色がなんだか悲しく見える。
命日だった。
今日が結婚記念日で、
今日が二人の命日。
何故か知らないけど、
二人とも数年前の今日に
死んでしまった。
俺には、死因も何も言われなかった。
俺も聞く気なんてなかった。
その時は悲しくも無くて、
ただお婆ちゃんの家に住んでた。
そんなお婆ちゃんも今は居ない。
そんな自分は孤独なのだろう、
もう感情もないくらいに。
- Re: 笑う君の還る場所 ( No.2 )
- 日時: 2018/05/05 20:18
- 名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
- 参照: http://From iPad@
はじめまして~⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
いきなりお邪魔してすみませんm(*_ _)m
題名から「少し切ない雰囲気の作品かな」と思いながら、閲覧してみたらいきなり結婚記念日だった日が命日にと書いてあって、孤独になってしまった少年がここからどうなっていくのか目が離せないです!
まだ始まったばかり、ではありますが私もよく自分で小説を書いていてシリアスな重い暗い雰囲気にすることがあるのですが、暗くしたはいいけれどすごく長ったらしくて読みづらいずるずるした文章になってしまいがちですが、この作品はぴったり当てはまるような言葉を使って書かれているので、すごくいいなと思いました。
私もぜひぜひ参考にしたいです笑( ̄▽ ̄)
ちょっと暗い雰囲気の作品も自分の好みなので、すごく素敵な作品に出会えたなぁと思っています( ᐛ )و
これからも更新頑張ってください。
byてるてる522
- Re: 笑う君の還る場所 ( No.3 )
- 日時: 2018/05/05 20:53
- 名前: 菜瑠季 (ID: V9u1HFiP)
- 参照: .
てるてる522様コメントありがとうございます!
いやいやもう……お邪魔しちゃってください!
というか全然お邪魔じゃないです!
もう……カモンですよ、はい!
な感じで今自分の変人さが際立った訳ですが……(笑)
本当に嬉しいです、ありがとうございます!
こんな文章力で良いのかな、
なんて悩んでいたので……!
執筆、頑張らせていただきます!
こんな返信で本当に申し訳ないくらいですもう……!
てるてる522様も頑張ってください!
自分の描く世界に自信を持って、
愛情を持てすればきっといいお話が書けると思います。
もしあなた様の作品を見つけることが出来たら
すぐ様駆けつけさせていただきます!(笑)
心から応援しております!
──菜瑠季──
- Re: 笑う君の還る場所 ( No.4 )
- 日時: 2018/05/05 21:26
- 名前: 菜瑠季 (ID: V9u1HFiP)
- 参照: .
-少年視点-
「……おめでと」
何の念もこもって居ない贈り物に、
囁くようにそう呟いた。
人通りは多くて、今にもぶつかりそうだ。
何故か、女性ばかりと目が合う。
こちらから目を向けているわけじゃないのに、
いつもいつも視線がこちらへ。
理由とかはどうでもいい。
あまりじろじろ見ないで欲しい、
その目が正直気持ち悪い。
そんな罵倒にあまりにも近い言葉を
頭の中で探り浮かべては目を伏せた。
『たったったったっ……』
しゃらしゃらと何かが揺れぶつかり合う音。
ブーツだろうか、それが一定のリズムで
靴底の音を奏でてはこちらへ近づいてくる。
「…………!?」
それは数秒も経たないうちに起きた。
「きゃっ…………」
少女の声。
身体に加わる衝撃。
「……あの…………?」
まだ無表情をなんとか保てている自分は、
振り返りその少女の方を向いた──
筈だった。
「…………」
唖然とした。
立ち止まった自分の振り返った先には、
少女なんて該当する者はいなかった。
待ちゆく人々だけで、
サラリーマンやOLだとか
そういう類の人しか目に映らない。
人にぶつかった直後にまさか、
別に何も無かったしというような感じで
立ち去るような人も居るものなのか。
そう、自分は混乱した頭の中を整理しようと
ただただまた帰ろうと歩き始めたのだった。
と、思ったが。
「────待って────!」
さっきの声をまた耳にする。
今度は確かに聞こえた。
けれど……その声の主がいない。
その出来事にただ呆然と自分は、
振り返り立ち尽くすしかなかった。