コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- _________Chimera_________
- 日時: 2021/09/16 19:06
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13111
・・・・・
暇は犯罪!!
・・・・・
はじめまして。花桜咲です。
この小説をタップ、閲覧してくださり、
誠にありがとうございますm(_ _)m
初心者です(@_@;)
よろしくおねがいします🙇
一応学園系ものになります!!
ぜひ読んでいってください!!
不定期投稿なので、ゆっくり更新します。
>>36からトリップつけています。同一人物です。
2021/08/29 閲覧数1000突破
読んでくださっている皆さん、
応援してくれている皆さん、
誠にありがとうございます!!!
・・・・・
〜登場人物〜 あいうえお・女男順
蒼月 星来
蒼月 世来
白猫 黒猫
姫君 小夜
侍刀 撃摩
東堂 恭也
緑黄 赤青
露々 露
・・・・・
「1 入部条件、引きこもりであること!」
0〜2 >>1
3 >>2
4 >>3
5 >>4
「蒼月星来のノート」 >>5
「2 私は天才じゃない」
0〜1 >>6
2 >>7
3 >>10
4 >>11
「白猫黒猫のノート」 >>14
「3 犯罪者さんはどちらでしょう。」
0〜1 >>17
2 >>22
3 >>30
4 >>36
5 >>37
6 >>40
7 >>41
・・・・・
閲覧数1000突破記念!!
前編 >>31
中編 >>32
後編 >>33
・・・・・
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.30 )
- 日時: 2021/08/29 15:14
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
3
朝起きたらみんなが教室にいなかった。
いや、みんながいないんじゃない。我だけがいるんだ。ここはどこだろう。教室にいるわけではなかった。
誘拐されるのは明日の予定だったはず。
セラの未来ヨミは未来のことをよむから、もちろん予定が早まったりするよね。
それにしてもこの部屋には何もないな。このセイ様をなんだと思っているのだ。失礼な誘拐犯め。我はガラクタか?
「まぁそのうち助けに来るでしょー。
あのメンバーなら作戦通りに行けば大丈夫。」
誰もいない。何もないこの部屋でボソリと呟く。
窓もなくて今が何時かすらもわからない。
助けに来る時間もわからない。
ここがどこかもわからない。
もしかしたら助けに来てくれないかもしれない。
拐犯が一人だったらいいけど。
それだったら我がフルボッコにしてやる。
信じてるよ………暇だからさっさと助けに来てよね。
・・・・・
背中が痛い。
昨日からここに泊まることになって……
旧校舎の保健室はベットが4つで………
誰か寝るかって話になって………
女子たちが「レディーファースト」だって……
女子怖えー
結局男子たちは床に寝ることになった。
それで起きたらこの有様。
眠い……ちゃんと寝たんだけどな……
久しぶりに寝たわ。
「おはよーつゆつゆ。」
俺のことをつゆつゆと呼ぶのは撃摩ですな。
「おはようございます。撃摩さん。」
「おいおい、その他人形な敬語やめろよな。
こっちのペースが狂っちまう。」
敬語じゃないと俺のペースが狂うんですけど
撃摩みたいなキャラは明るくて尊敬するけど
ある意味苦手なんだよ…
ガラガラガラッ
突然ドアが開いた。
「わお。」
恭也が言った。
いつの間に起きていたんだこの人。
ドアから入ってきたのはクロだった。
「どうしよう!!!
セイがいなくなっちゃったよぅ!」
クロの大きな瞳からは大粒の涙がこぼれていた。
- Re: 閲覧数1000突破記念!! 前編! ( No.31 )
- 日時: 2021/09/05 19:13
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
閲覧数1000突破記念!!
読んでくださっている皆さん
本当にありがとうございます!!
前編・中編・後編に分けて書きます。
気分転換にでもぜひ読んでいってください!!
〜大絶叫の遊園地〜前編〜
「きょーくん!!
我のお話が閲覧数1000突破したんだって!!
だからさ、みんなでお祝いしよー!!」
突然、セイが叫んだ。何事かと思ったけど、朝からテンションが高かったのはこういうことか。
というか我のお話ってなんだ?
めでたいことなのか?
「にゃはははは、
流石、あたしにゃんだにゃ。
よし、今日は遊園地に行こう!!」
テンションが上がって猫化したクロが威張っていた。
でも……遊園地なんかいきなり行けるのか?
「大丈夫だぞ。
遊園地のチケットなら取ってある。」
セラが言った。セラのテンションは普通だな。
……? いや目をランランと輝かせている。
今日はいつも以上にみんなテンションが高いな。
……そうじゃなくて……今日は平日だぞ?
「うるさいなぁ………。」
もう11時過ぎにも関わらず寝ていた、
朝に弱いセキセイが起きてきた。
あれ? 盛り上がる話なのに珍しく撃摩がいない。
教室の中を見回すと……おお……
撃摩がいた。私服を着てカバンを持って
出かける準備を終えていた。はやっ!!
「早く行くぞ!!!」
お前が早すぎるんじゃ。
「どこの遊園地に行くんだ?」
「えー! もちろんあの遊園地でしょー!」
セイが行った途端、
近くにいたくせに一言も声を発さなかった露が目を合わせていなくてもわかるぐらい、
顔を引き攣らした。どうしたんだろ?
つゆつゆにこっそりときいた。
『「あの」遊園地といえば、
ジェットコースターがやばいところでしょ?
俺さ、ジェットコースター無理なんだよ……』
『え? そんなこと聞いてないけど……
オレもジェットコースター苦手だよ……』
『恭也も嫌いか……よかった。仲間だな。』
ジェットコースター苦手同盟結成だ!
これでジェットコースターには乗らないで済みそうだな。
「な〜にコソコソしてるの?
はっ! もしかして………
あのジェットコースターに一番に
乗る方法を考えているの!?」
「えっっ!!!
ずるいなー私が一番に乗るのだァァ!」
小夜珍しくハイテンション流石、女子中学生……
撃摩はともかく男子たちは乗らねぇだろ……う?
「ジェットコースター、乗る。早い、楽しい!」
セーキーセーイーーー???
お前ジェットコースター乗れるのか?
一番のれなさそうなのに………
ということはジェットコースターに乗れないのは、
僕とつゆつゆだけ……?
- Re: 閲覧数1000突破記念!! 中編! ( No.32 )
- 日時: 2021/09/05 19:14
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
〜大絶叫の遊園地〜中編〜
「俺たちは遠慮しとくぜ……。」
「えー? 何いってんの。
一番に乗る作戦を考えてたんでしょ〜?」
いや、それは勘違いだって。
「いいじゃんいいじゃん。」
おおっ……セラ、認めてくれたか!!
「みんなで乗ればいいじゃん!」
ちがぁぁぁぁう。
のりたくないんんんんんんんんんんだぁぁぁ
ズルルルルルルルルルルルルルル
セラが僕とつゆつゆを引き連れる。
というよりは引きずって連れて行く。
やめとくれぇぇぇぇぇぇ。
・・・
「「ぎゃああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああ」」
はぁはぁはぁ
結局乗ったやばかった!!
こんなの乗ってよく平気でいられるよな皆。
「よーし、次、フリーフォール行くよー!」
お……おい……。
まだ行くのかクロ………
あんなのに乗ったあとに次に行けるのはクロ、お前しかいな………
「「レッツ・ゴー!!!」」
僕とつゆつゆ以外のみんなは、
勢いよく言うのだった。
「「ぎゃああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああ」」
うわぁぁぁぁ…………
なんで、俺はこれに乗っているんだァァァ
はぁはぁはぁ……
も……もう………無……理………………………………………。
- Re: 閲覧数1000突破記念!! 後編! ( No.33 )
- 日時: 2021/09/05 19:12
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
〜大絶叫の遊園地〜後編〜
……………………………。ん?
「気がついた??」
近くからつゆつゆの声がする。
というより僕は何をやっているんだ?
ここはどこだ?
周りは騒がしくてどこかのテーマパークにいる気分。
んんん? そうだ!
僕は遊園地に来てたんだ。
えっと……『我のお話』とやらが閲覧数1000突破記念だとかなんだとか。
「起きた!
もぉ突然気ぃ失うんだから。
色々乗れなかったんだからー!」
小夜が怒ったように言って軽く笑う。
「あっ……ごめん。」
後で知ったけど、本当は僕が気を失っている間に遊園地の絶叫系をすべて乗っていたらしい。
さすがだな。
「そういえばさ、なんのために
遊園地に来たか覚えてるのか?」
セイに聞いてみた。
「もっちろん!
閲覧数1000突破記念でしょ!!」
「にゃはははははははは!!!」
覚えてるんだ。ちょーぜつ以外。
・・・・・
学校に帰ってきたのは6時頃。
帰る途中にコンビニによったと思えば、
好きなジュースとアイスとお菓子を大量買いした。
打ち上げパーティーをするらしい。
「ねぇねぇジュース、コップに入れた?」
「入れたよ!!」
「久しぶりの遊園地楽しかったなあ。」
「ジェットコースター、速かった!」
「乾杯する?」
「それならリーダーさんでしょ!!」
「じゃあリーダーさんよろしく!」
「ほらほら早く早く!」
「では、閲覧数1000突破記念として
オレが代表に。ジェットコースター少し
速くて驚いたが楽しかった。
そして、こ………」
「もうっ! 長いよ、きょーくん!」
「ていうか、ジェットコースターで
気ぃ失ったの恭也だったよな。」
「うぅ……。」
「乾杯するよ!!
閲覧数1000突破記念!!
これからもよろしくおねがいします!
かんぱーーーいっ!!」
「「「かんぱーーい!!!!」」」
大絶叫の遊園地・完。
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.36 )
- 日時: 2021/09/11 15:05
- 名前: 花桜咲 ◆WBRXcNtpf. (ID: 7VvLld12)
4
ザザッザザザーキィーーーン
無線からは雑音が聞こえ耳鳴りがした。
「みんな、位置についた?」
通信が安定したようで無線からは小夜の声が聞こえる。
今回の策士、小夜。
相手がセイを誘拐するのを1日早めたらしい。
小夜はこんなことがあったときの為に俺たちが今持っている無線より性能がいいものを渡していたらしい。
セイからの定期的なメッセージによると、
・敵陣は廃工場。
・セイは誘拐され廃工場の部屋にいる。
・おそらく2階の一番奥の部屋。
・部屋の前には1人見張りが
あるが他に数人いるもよう。
何度もやり取りをするとバレてしまう可能性があるから無理に情報を聞き出すのは難しい……らしい。
「セイの救出を優先すること、
できるだけ被害を出さないこと。突入しろ。」
「了解!(です)」
俺はともかく他のみんなが誘拐などの事件に関わって戸惑っていないのが不思議だ。
俺の役目は2階の一番奥の部屋にできるだけ早く到達すること。
恭也が1階を見回る。
撃摩は、はじめは待機。部屋が見つかったらそこに駆けつける。
セラが外で出てきた人を倒す。
クロが建物の裏から2階の部屋に行く。俺と挟み撃ちにするということだ。というか建物外から2階に行くとか無理だろ。それも女子に。
セキセイは何をやっているんだろうか。
とりあえず作戦に専念するのみ。俺は気配を操ることができる。だからどこかに侵入するときなどにうってつけ。
………ガ……チャ…………………リ………。
ドアを開ける。
気配を完全に消して建物の中に侵入した。
建物の中に侵入したらこっちのもん。徹底的にお前らを追い詰めてやるわ。ハハハ。
5 >>37