コメディ・ライト小説(新)

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_________Chimera_________
日時: 2021/09/16 19:06
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13111

・・・・・

暇は犯罪!!

・・・・・

はじめまして。花桜咲です。
この小説をタップ、閲覧してくださり、
誠にありがとうございますm(_ _)m

初心者です(@_@;)
よろしくおねがいします🙇
一応学園系ものになります!!
ぜひ読んでいってください!!
不定期投稿なので、ゆっくり更新します。

>>36からトリップつけています。同一人物です。

2021/08/29 閲覧数1000突破
読んでくださっている皆さん、
応援してくれている皆さん、
誠にありがとうございます!!!

・・・・・

〜登場人物〜   あいうえお・女男順
蒼月あおつき 星来せいら
蒼月あおつき 世来せらい
白猫はくびょう 黒猫くろねこ
姫君ひめぎみ 小夜さよ

侍刀じとう 撃摩げきま
東堂とうどう 恭也きょうや
緑黄りょくおう 赤青せきせい
露々ろつゆ ろう

・・・・・

「1 入部条件、引きこもりであること!」
0〜2 >>1
3   >>2
4   >>3
5   >>4
「蒼月星来のノート」 >>5

「2 私は天才じゃない」
0〜1 >>6
2   >>7
3   >>10
4   >>11
「白猫黒猫のノート」 >>14

「3 犯罪者さんはどちらでしょう。」
0〜1 >>17
2   >>22
3   >>30
4   >>36
5   >>37
6   >>40
7   >>41

・・・・・

閲覧数1000突破記念!!
前編  >>31
中編  >>32
後編  >>33

・・・・・

Re: Kimera Social withdrawal ( No.3 )
日時: 2021/08/22 13:57
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)


 引きこもり部の目的って何なんだ?
「その小夜っていう人はもう呼んであるのか?」
「うん。呼んでるよー
 試験の結果が出たらすぐに来ると思うよー。
 あのテスト、普通の人には解けないけどねー。
 小夜なら解けると思うなー。」
俺は普通の人じゃないのか!?
「小夜以外のあと二人って呼んだのか?」
「うん。一人は呼んだよー。
 でもねーもう一人はもう入ってるから。」
入ってるって何に?
「入ってるってどこにだ?」
「特別クラスー」
特別クラス。
通称、成績上位者クラス。
頭がいい人が入るところ。
「頭がいいやつなのか?」
「うん。まーね。
 というか、特別クラスも引きこもり部も
 頭が相当いい人しか入れないんだよー。」
「俺は頭は悪いぞ。」
「バーカなの。
 あのテスト難しいって言ったじゃんー。」
「それならさ、引きこもり部なんか
 作らずに特別クラスに入ればよかったじゃん。」
「それがさー違うんだよねー
 特別クラスも、引きこもり部も部室・・
 はないけど引きこもりは試験で入れるところ。
 特別は先生の推薦で入るところ。
 あっ……。でもー。
 違うって言ったら嘘になるかなー
 引きこもり部なんて世間には認めてもらえない。
 それで、特別クラスっていうのが、
 引きこもり部の表の顔。
 反対に言えば引きこもり部は
 特別クラスの裏の顔ー。」
ということは、知らずしらずの間に
俺は特別クラスに入っていたのか!?
「そーそー。
 特別クラスも呼んであるー。
 というか、呼ばれてるー。」
マジか。
じゃあこっち側が全員そろったら
特別クラスのところに行かないといけないんだな。
「あとー。
 引きこもり部、学校には認めてもらったよ。
 だからちゃんとした部活ー。」
「………特別クラスと、
 引きこもり部の部室はないって言ったよな。
 どこで活動するんだ?」
「えー言わなかったー?
 引きこもり部はー……………
 あっ小夜ーこっちこっち~。」
中途半端なところで小夜が来てしまった。
「撃摩も一緒だったんだー。」
撃摩さんも一緒に来たみたい。
これだけ1、2回あっただけの人と
仲がいいっていうのは、黒猫の
良い能力だと言える。
「みんな揃ったねー
 じゃあ学校に行こー。」
「よっしゃ!
 レッツゴーだぜっ!!」
撃摩が叫ぶ。
すぐ仲良くなれそうな人だ。
「あの……私、ろーくんのことが好きです。
 バッカみたいな顔しときながら
 頭がいいところが。」
はい?
小夜が言う。
俺と小夜は大学で何度か話したことがある。
「えっと……それは褒めてるの?
 けなしてるの?」
「はい。けなしてます。」
そこは褒めてるって言ってほしかった……
せめて、即答するなよ。
「あ……嘘です。
 いつもの私のジョークです。
 あと私、初対面の人には毒舌なんですよ。
 毒舌で喋ってほしかったら言ってくださいね。」
毒舌で喋って欲しい人なんているかよ。

5 >>4

Re: Chimera Social withdrawal ( No.4 )
日時: 2021/08/23 07:34
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)


 学校についた。
今日は始業式の日で午後になった今では学校にいる生徒はいない。職員室の電気はついているようだから、先生はまだいるみたいだけど。黒猫はそんなことも気にせずに、いや、気にしているからこそ、こっそり学校に入ってきたのかもしれないが、旧校舎へと向かう。
そういえば、さっき部室がないって話だったけど
続きを聞きそびれたな……
旧校舎は今はもう全く使われていない。
使われていないんだったら取り壊せばいいのに。
「そういえば、ろーくん、さっきの話の続き。
 引きこもり部と特別クラス。
 最強部って呼んでるんだけど・・・
 あっ。部室の話ね。
 部室はないけど、校舎、
 部校舎って言ったらいいのかな?
 まぁそれがあるんだー」
「そうなんですか!?
 じゃあ自分の部屋とか作っていいんですかー?」
「いいと思うよーぉ。」
そんな話をしているうちに旧校舎についた。
「うーん。
 旧校舎自体が部室みたいなもんだから、
 みんながどこにいるかがわかんないな……。」
黒猫はそんなことを言いながら
旧校舎の教室のドアをどんどん開けていく。
「あの子のことだから、
 やっぱりコンピューター室なのかなー?」
そう言って黒猫が階段を登っていく。
旧校舎のコンピューター室は2階にある。
黒猫がコンピューター室のドアを開けるが、誰もいない。
隣の教室を開けると、
「遅くなってごめ~ん。
 旧校舎意外に広くてさー。」
と、黒猫が言った。
「うわぁーん。
 猫ちゃぁぁぁん、久しぶりぃぃぃぃ。」
教室にいた二人の女子が黒猫に飛びつく。
双子なのだろうか、顔が一緒だ。
そして白髪はくはつ
白髪しらがとはまた違う髪の毛。
なんか、不思議な女子たちだ。
教室にはあと二人、男子がいて、
は? みたいな顔になっていた。
今の俺の顔も、同じような感じになっているだろう。

6 >>5

Re: Chimera Social withdrawal ( No.5 )
日時: 2021/08/23 07:34
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)

 「蒼月星来のノート」


*キメラ*

・2035年〜2037年まで
 存在していた犯罪集団。
・以降、一度も気配を表さず。
・メンバーを警察が捜査するが
 全くわかっていない未知の組織。
 現在も捜査中。
・主に犯罪を暴くために活動して
 他の人には無害でとことん暴れていた。


*キメラ*実際。
・メンバー総数8人(男4人、女4人)
・メンバー名
 男
 リーダさん
 カラフル
 ゆーれーさん
 光夜こうや

 女
 ハッカーちゃん
 魔女っち
 猫ちゃん
 悪魔


*作戦*
・元、キメラメンバーを来年度、
 全員集める。
・黒猫と手分けして探す。
              2038年 2月

第2話 0〜1 >>6

Re: Chimera Social withdrawal ( No.6 )
日時: 2021/08/23 07:36
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)


 例えば私が犯罪者だったとして。
君たちを仲間に誘ったとする。
そうしたら君たちは仲間になる?
断る? 警察に通報してもいいよ?
そもそも、私ならそこで
断るようなやつを誘わないけどね。
あははっ!


 学年が上がって最初の始業式の日。
おれが1番嫌いな日。
クラス替えが嫌いというわけではない。
正直に言えばクラス替えとかどうでもいい。
始業式、理事長と校長と教頭の話が長い。
そんな憂鬱な気分を振り払って学校に行く。
学校につくと去年の担任に声をかけられる。
「お前、今日から特別クラスに行け。」
はぁ?
何を言っているのだこの教師?
おれは成績は「ど」真ん中で、
というかわざとその成績を取っているのだが、
その特別クラスに入る意味などないのでは?
いや、入りたくないのだが……
「なにかの間違いでは?」
「いや、違うぞ。
 ついでに言うと、
 ある人からの推薦だよ。」
誰からの推薦だろう?
おれを推薦するような物好きはいないだろう。
おれなんか……
「はぁ………。」
「とりあえず、特別クラスは旧校舎だ。
 始業式、授業は受けなくていいから、
 まぁ頑張れ。
 今日から人数も増えるらしいからな。」
はぁ………。
わかりました。
まぁがんばります
はい。
「はい。」
人数が増えるのであれば大丈夫だろう。
誰が推薦したんだろう……?
おれは早足で旧校舎に向かう。
「君ー。
 おっはよー。
 んと、君は何をしに来たのかなー?
 もしかして新しい人ー?」
うおっ……。
後ろから声をかけられて驚く。
「あっ……はい。
 オレ今日からここに来る、
 東堂とうどう 恭也きょうやです。
 よろしくおねがいします。」
「うん。わかった。きょーくんね。
 天才には見えないけど…………
 まぁよろしくねー!」
おれに話しかけてきた人は、
白髪はくはつで、
白髪しらがではなくて、
染めているわけでもない
長い白い髪を2つに分けてくくっている少女だ。
可愛い。
「えっと私は蒼月あおつき 星来せいらです。」
「旧校舎のどこが特別クラスの部屋なんですか?」
「ん? 全部だけどー。
 あと、特別クラスって呼ばないで。
 “キメラ”だから。」
キメラ………………………
もしかして………
いやそんなわけ無いか。
「とりあえずわれの教室に来てー。」
この人は本当の一人称は“我”なのかな?
とても似合っている。
いや、我の教室、があるとは……
蒼月さんは2階に登っていく。
かなり静かだな。
その教室は元あったはずの机が
すべて撤去されて、
教室の真ん中に大きなデスクがある。
そのデスクの上にはパソコンが3台あって……
「そーいえばさ、
 私のこと覚えてないの!?
 小1から小3まで同じクラスだったんだよ?」
はぁぁぃ?
あの、蒼月星来さんですか!?
いや、あの人黒髪だったよ!
「あぁ。あのとき染めてたんだよー。」
あぁ。あっちが染めてたのか。
マジか。
あの天才さんか。
もと俺の親友。
へぇ。そーなんだー。
あの天才さんか。
へぇ………………………。
あの、俺の部屋のテレビを修理するとか言いながら
分解して直せなくなって結局、破壊しやがった人。
小4からどこにいたんだ?
転校すると言っていたから
もう会えないと思ってたけど。

>>7

Re: Chimera Social withdrawal ( No.7 )
日時: 2021/08/23 07:36
名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)


 おはよう。
おれは今起きたのだった。
多分、おれが寝たのはさっき星来がぶっ倒れたからだろう。喋ってる最中にぶっ倒れたのだ。理由は
「昨日、オールだったんだよー。
 ずっとここで調べ物してたんだ〜。」
そういうことらしい。
何を調べていたんだろう。
というか、昨日はまだ学校始まってないけど。
星来は倒れた場所からモゾモゾと動き、
床に敷いてあった布団のところまで動いて寝た。
12時ぐらい。約3時間寝たということだろう。
教室には星来はいない。どこで何やっているのだろう。
ガラガラガラッ
古いドアが勢いよく開けられる。
壊れそうな勢いで。
ガシャンっ!!!!
いや壊れたな。
「パン買ってきたから、
 昼飯に食べてっ!」
星来が、行ったはずなのだが……
こんなに活発だっただろうか。
「あれ?
 星来はいないの?」
え?
いや、あんたが星来でしょ。
「私は世来せらい
 蒼月あおつき 世来せらい
 星来の双子の妹ですけど?
 きょーくん。聞いてなかったの?」
はぁ。
双子?

3 >>10


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