コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- _________Chimera_________
- 日時: 2021/09/16 19:06
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13111
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暇は犯罪!!
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はじめまして。花桜咲です。
この小説をタップ、閲覧してくださり、
誠にありがとうございますm(_ _)m
初心者です(@_@;)
よろしくおねがいします🙇
一応学園系ものになります!!
ぜひ読んでいってください!!
不定期投稿なので、ゆっくり更新します。
>>36からトリップつけています。同一人物です。
2021/08/29 閲覧数1000突破
読んでくださっている皆さん、
応援してくれている皆さん、
誠にありがとうございます!!!
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〜登場人物〜 あいうえお・女男順
蒼月 星来
蒼月 世来
白猫 黒猫
姫君 小夜
侍刀 撃摩
東堂 恭也
緑黄 赤青
露々 露
・・・・・
「1 入部条件、引きこもりであること!」
0〜2 >>1
3 >>2
4 >>3
5 >>4
「蒼月星来のノート」 >>5
「2 私は天才じゃない」
0〜1 >>6
2 >>7
3 >>10
4 >>11
「白猫黒猫のノート」 >>14
「3 犯罪者さんはどちらでしょう。」
0〜1 >>17
2 >>22
3 >>30
4 >>36
5 >>37
6 >>40
7 >>41
・・・・・
閲覧数1000突破記念!!
前編 >>31
中編 >>32
後編 >>33
・・・・・
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.10 )
- 日時: 2021/08/23 13:54
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
3
星来と世来。
呼び方はセイとセラで。
「あれ? 我、言わなかった?」
大切なことはちゃんと言えよな。
「えへへー。ごめんねー。」
セイはそう言って、
無防備な天使のような笑顔を向けてくる。
天使ってどんなのか知らないけど。
でも、そんな笑顔を向けられたら
許すしかないだろう。
どちらかというと、さっきまでの話はなかったかのようにしてしまう笑顔。
僕からすると美しい呪いの笑顔か?
そんなことは、どうでもいい。
「え、…次からは気をつけろよな。」
「あと、今日中にキメラのメンバーが集まるから。」
ふわふわ~なセイに付け足すように、
しっかりもの? のセラが言う。
キメラ………
あぁ、うん。
「きょーくんは帰らなくて大丈夫なのー?」
セラが言う。
今日は始業式の日で、お昼までに家に帰ることになってるから親が心配するんじゃないのかとか心配しているのだろう。
まぁその心配はいらない。
「ん、親いないから。」
軽い感じで返事をしておこう。
「それは知ってるけど。」
セラがそういった。なんで知っているんだ?
「なんで知っ……」
「だってー昨日調べたもーん。」
僕が質問しようとしたのを遮るように、セイが言う。
昨日、徹夜で調べていたのは、僕たちのことだったのだろうか?
おいおい、個人情報じゃねぇか。
「ついでに言うとー、キメラ全員親いないから。」
あっそう………
僕には関係ないんだろうけど。
「あっ! やっほーセキセイ!」
セラがドア(があったはずの場所)を向いて、
誰かに声をかける。
一人の男子が立っていた。
大きめの帽子を深くかぶって、マスクをつけている。
表情はわからないが、あれじゃまるで不審者だ。
「二人ははじめましてかなー?」
………………。
不審者にはあったことはありません。
「僕、リョクオウセキセイ、よろしく。」
リョクオウセキセイさん。
漢字、どうやって書くんだろう?
後でセイに聞くと、緑黄 赤青と書くらしい。
「オレは東堂 恭也。よろしく。」
とりあえず、このドアが壊れた教室からは移動することになった。ついでに、セイがドアを修理するそうだ。
何もかもが撤去されていて気づかなかったけれど、
コンピューター室だったそうで。
隣の部屋に移った。そこは普通の教室でした。
4 >>11
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.11 )
- 日時: 2021/08/24 09:24
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
4
赤青は帽子とマスクを外し、教室の隅に腰を下ろしている。セラは反対側の教室の隅に立っている。他の教室の隅は掃除道具入れやゴミ箱があって、結構狭い目のこの教室では、俺は必然的に真ん中に立たなければならない。
喋ることもなく、少し戸惑っていたとき、
「オッケーだよーん。」
セイが、帰ってきた。
どうやらコンピュータ室のドアの修理が終わったようだ。
「あのね……、あっちに機械が
あって動かすと重いからみんなが
コンピューター室に来てくれないかな?」
セイの大きな瞳がキラリと光を反射している。
すごく濃い、遠くから見ると黒色に見えるきれいな青色の目。
どうしても僕たちが移動しないといけないみたいだ。しょうがない。僕が立ちあがってこの教室を出ようとした時、
ガラガラガラッ
ドアが開き一人の少女が顔を出した。
この教室の中を覗き、何かを見つけたように目を輝かせた。
そして言った。
「遅くなってごめ~ん。
旧校舎意外に広くてさー。」
彼女は誰なのだろうか?
「うわぁーん。
猫ちゃぁぁぁん、久しぶりぃぃぃぃ。」
セイとセラが超ハイテンションで、
いや、セイはいつも通りなのかもしれないが、
教室に入ってきた少女に飛びついた。
小柄な彼女は二人に飛びつかれて少しよろめいたが、
なんとか持ちこたえる。
何も知らない僕はこの状況を理解することができない。
「白猫黒猫のノート」 >>14
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.14 )
- 日時: 2021/08/24 15:51
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
「白猫黒猫のノート」
*キメラ(Chimera)*
・蒼月星来
・蒼月世来
・白猫黒猫
・姫君小夜
・侍刀撃摩
・東堂恭也
・緑黄赤青
・露々露
仮名、上から
・ハッカーちゃん
・魔女っち
・猫ちゃん
・悪魔
・光夜
・リーダーさん
・カラフル
・ゆーれーさん
Chimeraメンバー活動を復帰する。
第3話 >>17
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.17 )
- 日時: 2021/08/26 15:39
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
0
にゃにをそんにゃに焦っているのかにゃ?
今のあたしたちは最強にゃんだよ?
心配することにゃんてにゃいよ。
さっさとあたしたちを信用しにゃさい。
1
ちょ……え?
自己紹介とかしないの!?
えっ?
え?
「それじゃあ作戦に移るねー
………あれ?
みんな、どしたの?」
「あのさァ……自己紹介とかしないのか?」
俺はぽかんとしている黒猫に声をふっかける。
言われた黒猫ははっとしたように目を開き、
「あっ……ごめん、ごめ~ん。
忘れてた……。えへへ~………」
「それじゃあ、我から言うねー。
我は蒼月星来、セイって呼んで。
一応中2だよー。」
詳しいことは何も言わず、簡単な自己紹介だった。
「私は蒼月世来。
セラと呼んでいただきたい。
学年は中2。」
セラさんはセイさんとはほぼ正反対のしっかりした感じの自己紹介。
「さん付けはしないで。
同じメンバーなんだから。」
セラさん……いや、セラは俺に向かっていったようだ。
何故だ?
「次はあたしね。
白猫黒猫。クロって呼んで。
みんなと同じく中2だよーん。」
クロはやっぱりセイと気が合いそうだ。
「みんなが自己紹介してるとー
時間がかかるから、まとめるねー。」
どうやら自分たちだけやって
俺たちには自己紹介をさせてくれないらしい。
「あいうえお順で女子、
蒼月星来、蒼月世来
白猫黒猫、姫君小夜。
男子が、
侍刀撃摩、東堂恭也
緑黄赤青、露々露
あだ名は各自で勝手につけてー。」
俺たちだけ扱いが雑くないか?
今度はセイが喋りだす。
「なぜこのメンバーを集めたかというと………」
2 >>22
- Re: Chimera Social withdrawal ( No.22 )
- 日時: 2021/08/30 17:53
- 名前: 花桜咲 (ID: 7VvLld12)
2
「作戦は小夜に考えてもらうから、
あとはそれに従うだけなんだよねー。」
先程までの話を簡単にまとめると、
セイが誘拐されるという未来をセラが見た。
それを助けるとかなんとか。
俺はもちろん信じていない。
でも、セラの力というのはどうやら本当らしくて
信じざるを得ない状態なのだ。
「私が考えるんですね。了解です。」
小夜もかなり信用できそう。
「そんなの、余裕のよっちゃんだよ!」
あらま。前言撤回。
先程までの信用が……
「できるだけ早くに作戦を立てるんだぞ。
セイと私が情報をいち早く集めるから。」
セラが強く言い切った。
「とゆーより、もう情報は集まってるんだけど。
ねぇー。」
「ねぇー!」
セイとセラはすごく仲がいいようで、
声がすごく揃っていた。
「はーい、これがしりょーでーす。」
なんだかんだ言ってマイペースな声でクロが言う。
女子だけが追いつけていて、
男子たちは全員話に追いつけていない。
「俺たち普通の子供にできるのか?」
「はぁ? 何言ってんのぉ?」
露が質問した。
その質問は正解だったと俺は思うのだが……
対してクロが珍しく強い言い方をしている。
「え?」
「だからぁ、君たちわかってねぇの?
私達は人間として生まれなかったんだよ。」
…………………………………………は…………………………………?
ひどくない
それ
なんか
おかしくない
「あっ悪い意味で言ったわけじゃないんだけど。
いいっっっ……いいいいいいいい意味なんだよ。」
い が多い。
嘘にしか聞こえなかったのだが……。
沈黙が少し続き小夜が言葉を発した。
薄笑いのような不敵な笑みを浮かべて。
「作戦………行ける。」
3 >>30