コメディ・ライト小説(新)
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 僕と君の境界線
- 日時: 2024/11/21 16:43
- 名前: 流川陽葵 (ID: 1SpkEq/F)
みなさん、こんにちは!流川陽葵です!
本作品は2作目!違う小説もあるのでぜひ読んでみてください!
<本編>
昴 (あー。今日も紗奈はかわいいな…)
そんなことを思いながら今日も昴は紗奈を見つめていた。
昴 (でも、君と僕は付き合えないだろうな)
昴 (だって、君は大会社の長女なんだから)
紗奈が昴の視線に気づいたらしく、昴の方に手を振る。
昴 「え…あ…」
びっくりしながっらも昴は手を振った。
昴 (なんで君はそんなに僕に優しくしてくれるの?)
ー将来の人は決まっているでしょう?ー
~登場人物profile~
佐藤昴(さとうすばる) 紗奈に恋をしている。昴は気づいていないが昴はなかなかのイケメン。
鈴木紗奈(すずきさな) 大会社の長女。
- Re: 僕と君の境界線 第1話 ( No.1 )
- 日時: 2024/11/22 16:40
- 名前: 流川陽葵 (ID: wf9BiJaf)
<本編>
モブ子「あのー。モブ奈がついてきてほしいそうです」
昴 「…いいよ」
昴 (まただ…。一人で考えたいのに女子たちが僕を連れ出す)
モブ子「ここならいいんじゃない?モブ奈」
モブ奈「うん…!」
昴 「なに?」
モブ奈「私は、ずっと前からあなたのことが好きでした…!私と付き合ってください!」
昴 「( 一一)」
昴 (告白されたのって何度目?僕は紗奈以外の女子はそんなに…)
昴 (また“あれ”をするか!)
昴 「…いいよ」
モブ奈「(≧▽≦)」
昴 「でも!」
昴 「1週間…。1週間で僕が君と付き合って良かったなって思わなかったら別れよう」
モブ奈「え…。分かりました!」
昴 (僕にも好きな人はいるんだから…!)
- Re: 僕と君の境界線 第2話 ( No.2 )
- 日時: 2024/11/23 11:42
- 名前: 流川陽葵 (ID: B9PxCLY9)
<本編>
昴 「んじゃ!」
昴はモブ奈に手を振りながら教室へと戻る。
昴 「…フゥ」
昴 (こんな事するのはモブ奈に悪いけど、絶対にモブ奈と別れないと。)
紗奈「ハァ…」
紗奈(今日も家に帰ったらあーだこーだうるさいんだよな…)
紗奈(でも、なんで?なんで妹には優しいの?)
紗奈はあの時のことを思い出す。
ー3年前ー
紗奈には双子の妹がいる。
紗奈「(o^―^o)ニコ」
紗奈の父「…」
紗奈の母「…」
今日返された紗奈のテストを見ている父と母。
紗奈「見て!今日のテスト、100点だった!」
紗奈の父「…そんなことで喜ぶのか。」
紗奈「え?」
紗奈の母「あなたはこの会社の長女なのよ?いつかはこの会社を継ぐの」
紗奈「そんなことは分かってるよ!」
紗奈の父「分かっているなら、自慢しなくてもよいだろう?100点をとるのは当たり前のことだ」
紗奈「はい…」
紗奈の父「私は怒っているわけではない。」
紗奈の母「ただ、あなたにこの会社の長女ということを、もっと分かってほしいだけなの」
紗奈「はい…」
紗奈の父「分かったなら、早く勉強をしてこい」
紗奈「分かりました」
紗奈が自分の部屋に帰ろうとすると、紗奈の妹の凛が走ってきた。
- Re: 僕と君の境界線 第3話 ( No.3 )
- 日時: 2024/11/24 15:41
- 名前: 流川陽葵 (ID: B9PxCLY9)
<本編>
紗奈「あ…、凛」
凛 「お姉ちゃん!みて、今日のテスト100点だった!」
紗奈「私もだよ?」
凛 「(; ・`д・´)」
紗奈「で?走ってどこ行くの?」
凛 「お父さんとお母さんに見せに行く!」
紗奈「え…あ、いってらっしゃい!」
紗奈(どーせ、怒られるんだろうな…)
凛 「うん!行ってくる」
紗奈「(^▽^)/」
凛が走って社長室にいく。そのあとを紗奈が隠れながらついていった。
紗奈(どんな感じに怒られるのか見よ)
その判断が間違いだった。
凛 「みて!今日のテスト100点だった!」
凛の父「おぉ!頑張ったな!」
凛の母「本当に偉いわ。さすが私とあなたの娘ね」
紗奈「え…。」
紗奈(なんで?なんでそんなに優しいの?)
紗奈(私には、頑張ったね、なんて言ってくれたことないのに)
紗奈(そっか…。私はいくら頑張ったって、なにも良いことなんてないんだ…)
紗奈(私だって…私だって…!)
ーたくさん、頑張っているんだよ?ー
- Re: 僕と君の境界線 第4話 ( No.4 )
- 日時: 2024/11/25 16:53
- 名前: 流川陽葵 (ID: GqvoTCxQ)
<本編>
夢愛「なーに、暗い顔してるの!紗奈!」
紗奈「わぁぁぁ!びっくりしたぁ!」
夢愛「もっとさ!大会社の娘らしくしようよ?」
紗奈「はい…」
紗奈(あぁ…。なんでだろ。元気がでないや。)
夢愛「あ!好きな人の事考えてるんでしょ!」
夢愛があまりにも大きな声で言うので、紗奈のクラスの男子みんなが紗奈と夢愛をみた。
夢愛「おー。これで紗奈がどれだけモテてるか、分かったかな?」
紗奈「あー。うんw」
夢愛「あ!やっと笑った!」
紗奈「あ。」
紗奈(どうしてだろ。夢愛といるとなんだか笑ってしまう)
昴 (紗奈…。その笑顔を僕にも見せて?)
昴 (あぁ…。今日から1週間モブ奈と親しくしないといけないのか)
モブ奈「あの!昴君!」
昴 「ん?どうした?」
モブ奈「今日、一緒にご飯食べない?」
昴 「いいよ。」
昴 (本当は嫌だけどな…。)
~登場人物profile~
高橋夢愛(たかはし ゆあ)紗奈の親友。
モブ奈 (もぶな) 昴の事が好き。