ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 積み木 〜私が壊したもの〜
- 日時: 2010/01/14 01:02
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
前書いてたものが消えてしまって、新しいの書きます。読んでください。
- Re: 積み木 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/13 02:17
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
ぽぽさん。教えてくださってありがとうございます。でも、やり方がわからないので(すみません。初心者な者で、、。)すみません。
でもがんばるのでまた読んでください☆
ばたんっ
「へリックおばさん!!!」
ココルは息が荒くなっていた
涙で顔はぐしゃぐしゃ。
「なんだい、、、。おやココル。どうしたんだい?」
「チ、、、ロ、、、うわあああん、、どうしたら、、、たすけ、、、、ひっく、、、、。」
いつもとは様子が違うココルに対しおばさんは困った。
「どうした、、、?ココル、、。」
おばさんはココルの頭を自分の胸に抱き寄せた
ココルはおばさんの服を強く握った
「チロルが、、、死んじゃう、、、ひっく、、よ、。」
「え、、、、なんだって、、。」
ココルはさっきの出来事を泣きながら説明した
「分かった、、、。とりあえず、、チロルの所へ行こう、、。さあ、ココル。しっかりしなさい、、。」
「、、ず、、う、、ん、、ひっく、、。」
おばさんはココルをおんぶすると、テレポートした。
家の前に着いた
「チロル!へリックおばさん来たよ、、!」
ココルは部屋に入った
「あれ、、、、。」
いない、、、。
あの重症でチロルは動けたのだろうか。
まさか_________。
「へリックおばさん!お願い!チロルを探して!あの傷でどっかに出掛けたのかもしれない!!、、、ねえ!へリックおばさんは、子供のあたしたちより、色々、、できる、、、で、、、しょ、、、。」
へリックおばさんを前後に揺らす
おばさんは下を見て何も言わない
急に涙が溢れてきた
「うそ、、、どっか隠れてるのよ。それしかない!」
「ココル、、、。」
「ねえ、へリックおばさんも探して、、、?」
ココルは必死でヘリックおばさんにしがみ付く
ぎゅっ
ヘリックおばさんがココルを抱きしめた
「、、ふえ、、あたしがもたもたしてたから、、?それとも一人で人間界に行かせたから、、、?、、何にしても、、あたしが、、あたしが悪いんだ!!!」
「ココル、、、。」
「あたしのせいだ!!あたしが、、、チロルを、、、イヤーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ココルは座り込み倒れた
「、、、、、。」
ヘリックおばさんは黙ってココルを抱いた
そして、、
「とうとう、この時が、、、来てしまった。」
と、ぽつりささやいた、、、、、、、、。
- Re: 積み木 ( No.6 )
- 日時: 2010/01/13 16:10
- 名前: ぽぽ ◆kyxIVYriXY (ID: 5Yz4IUWQ)
初心者何ですか??!!
初心者でこの上手さ…
凄いですね!!
チロルは…死んじゃいましたか…(悲
ど、どの時が来てしまったんでしょう??!!
続きが気になります—————!!!
- Re: 積み木 ( No.7 )
- 日時: 2010/01/13 21:54
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
ありがとうございます!
「、、ん、、。」
目を覚ました
頭がぼーっとする
ここは、、、
「気がついたかい?」
「、、、、、、!!」
がばっ
一気に世界に戻ったように体を起こす
そうだ、、昨日。
私、、、、チロルを守れなかった
私が、、、、
両目から頬へ涙がつたう
ぽんっ
ヘリックおばさんが声を殺してなくココルの頭に手を置いた。
「ココル、、、、実は、、話さなければいけないことが、、あるんだ、、、。」
「、、、え、、、?」
ヘリックおばさんが、ココルの両肩に手を置く
そして、ココルのオレンジの瞳をじっと見つめた
「ココル、、。お前は、チロルとの出会いを覚えてないだろう、、?」
チロルとの、、出会い?
どうだっけ、、チロルはいつの間にか側にいたから
「ココル。分かるはずがないんだ。お前のその記憶は私がもらったから。」
「、、、、、、、。」
え、、、、、、?何。どういうこと。
ヘリックおばさんは真剣な顔だ。嘘をついてない。
「いきなり話されても分からないかも知れない。でも、これが現実なんだ。」
「、、、、な、、に、、?」
「チロルが死んだ今、事実を知らなきゃいけない。本当は、知らないで欲しかった。」
泣いてる_____?
「ヘリックおばさん、、。」
「ココル。これを。」
そういって、ヘリックおばさんに手渡されたのは
「手帳、、、?」
ヘリックおばさんはゆっくり頷く
「これが、全てを知っている。本当はあたしの口から全部話してあげたい。だけど、、、。」
そういうと、ヘリックおばさんはドアへと目をやる
どんどんどん
いきなり大きくドアをノックする音がした
「ヘリックおばさん。出ないの?」
おばさんは、その言葉を無視してココルの手を引っ張った。そして、2階へ上がる
「、、、、、、、!?」
部屋には、何か呪文がいっぱい書かれている
ガチャンっ
手錠をかけられた。
「ヘ、、、ヘリックおばさん、、、?」
「ごめんね、、、。ココル勝手に決めて。でも、いつか分かるから。」
ヘリックおばさんの手が光る
何か、呪文を唱えてる
家の外では、みんな何かを叫んでる
私、、、、何、、、されるの、、、?
ふっ
光に包まれた後、意識がぷっつり切れた
最後見たのは、ヘリックおばさんの泣き顔だった
- Re: 積み木 ( No.8 )
- 日時: 2010/01/14 00:58
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
「、、、、ここは、、、?」
ココルが目を覚ますと見たこともない世界にいた
手錠も外れてる
「ヘリックおばさん!!どこ?」
あたりを見渡しても何もない
ここは、、、、何?
真っ白で
私の色しかない
とりあえず動こうと思いココルが立った
ぱさっ
「あ、手帳が、、、。」
あわてて手帳を拾う
「あれ、、、、?手帳に何かついてる。」
猫のキーホルダー?
「かわいい、、、。」
そう呟きキーホルダーの猫を人差し指で撫でた
すると
ぽんっ
「、、、、!!!」
なんとキーホルダーの猫が本物の猫になった
「驚かせてすみません。私はシャルといいます。あなたがココル様ですね?」
「、、、え、、何で私の名前、、?」
「ヘリック様よりお預かりの品がございます。」
そういうと、手帳を開き、ぽんっと肉球を手帳に押し付けた
手帳が光ってる
「な、、、何するの、、?」
「これは、ヘリック様が書かれた文章です。これを今から映写機として映し出します。」
文章を映し出す、、、?
「ココル様。見ても、、、いえ、驚くでしょうが、決して逃げられませんので覚悟してください。」
何の覚悟、、、?
「では、はじめます。」
ココル、、、今お前が見てるものは現実だ。受け止めて、、、、、、、、、
私はあなたのこの記憶を封印しました。
ココル。いえ、ココル様。あなたは、この魔界の姫君として生まれました。
(ひ、、、め、、、?)
そしてチロル様も同じく、姫君として生まれました。
双子だったのです。
やがて、2人のどちらを跡継ぎにするかで問題となりました。頭の良さはチロル様。容姿はココル様。どちらも、国民から愛されてました。そして2人も仲がよかった。でもあるとき、チロル様を訪ねた者が
「チロル様。実は、ココル様があなたを殺し、自分が上に立とうとしてるらしいのです。」
と告げ口を出すものが。
「ココルがそんな事できる分けない。」
でもチロル様は笑って相手を帰した
そして、門を出る前に相手は「これを渡して欲しい」とあめをチロル様に渡された
そして、チロルはココルにあめを渡した
実は、これは、王様が決めた事でした。あなたを殺すと、、、、。
なめた瞬間、、ココル様、、あなたは消えました
(それって、別にチロルのせいじゃない、、。)
そして、チロル様が跡継ぎと決まりました。
その後、、、あなたは戻ってきました。
あの、3年後に、、、。
がさっ
「ヘリック!こっちだ!」
「なんですか?チロル様。、、、まあ!!」
(チロル様、、、?様って、、?)
「綺麗なお花畑。みつけた。」
「ええ、本当に。チロル様に良くお似合いです。」
「私などに合う花などない。ただ、これは綺麗だ。」
「、、じゃあ、お城に持ち帰りましょう。少しだけ。」
「、、、頼む。ヘリック。」
こくりと頷くとヘリックは魔法で花を城へ先に飛ばした。
「じゃあ、そろそろ帰りましょう。」
「ああ。」
がさっ
「、、、、!!だれか、その辺にいるのか?」
たったったった
ざくっ
「ぐはっ、、、。」
「チロル様!?」
誰もいない、、、?
「チロル、、、。僕の事知ってるだろ?」
「お前はだれだ!チロル様に何の恨みがあって!?」
「ふっ、、、俺は別にない。でも、この子はあるらしい。くすっ、、もちろんヘリック。お前も知ってるだろ?」
すっ
いきなり姿を現したのは
(私、、、、?私がチロルを恨んでる人?)
「、、、、ココル、、、、。なんで、、?」
「くすっ、、、チロル。どうだい?久しぶりの、、、お前が殺した女との再会は、、くすくす。」
(チロルに殺された、、、?私が?)
「違う!あれは殺してなどいない!ミスだ!!」
「ふーん。ヘリック、、。お前もその事を知ってるのか?」
「五月蝿い、、、、!!!!」
ズドーン
バーーン
ぱんっ
ヘリックが呪文を放つ
相手が見えないため、意味が無い
「ヘリック辞めろ!!、、、けほっ」
「くすっ。ヘリック、、。腕が落ちたものだ。昔は魔界1と恐れられたお前が、、。歳は恐いなあ、、。おっと、こんな事をしていても仕方ない。さあ、ココル、せっかく連れて来てやったんだ。暴れろ、、。」
こくん______
ココルは人形のように頷いた。生気が感じられない
ぱしんっぱしん
ココルはムチを振るう
相手は、、チロル、、。
「ココル様!!お止めください!!!!」
「アリック!!来るな!!」
(アリック、、?はじめて見た、、。)
「ヘリックお姉さま!私はココル様の一番の召使だと思っております。主人を止めるのは私の責任!!」
(ヘリックおばさんの妹、、?)
「アリックーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
アリックはムチを持ったココルに近寄り抱きしめた
ぎゅっ
「ココル様。落ち着いてくださいませ。私、あの時あなたを裏切ってしまった、、、!でも、あなたもう裏切りません。決して、、、!」
ぱあああああ
光が、ココルを包む
「うわっ、、、くそっ、、逃げてやる、、、!」
「どこだっ!どこにいる、、!?けほっ、、」
「チロル様。もう、行ったようです、、。それより、、、、、、。」
花畑の真ん中にムチを手放した女の子がボーーーっとして立っている、、。そして、その横に倒れている女性、、、。
「アリック、、、、、っ、、。」
ヘリックは、泣き崩れた、、。
ひゅんっ
勢い良く風が横切る
その瞬間アリックは消えてしまった
「、、、、、、ア、、、リ、、、、ック、、。」
ココルもそれを呟き倒れた
あなたは、、、、大変申し訳にくいのですが、この世界にいるべきものではない。
チロル様は、あなたと生きるため、城を後にしたのです。あなたが、大好きだったから。
ココル様。私はきっと、あなたを送った後この世界にはいません。消えています。ごめんなさい。でも、私の魔力を、あなたに注ぎ込みました。どうぞ使いこなしてください。そして、お願いです。
魔界人は、亡くなった後ある場所に行くといわれています。そこに行ってどうかチロル様を、助けて欲しいのです。ある場所は、シャルが案内します。ただ、テレポートできますが、どこへ行くのかわかりません。
そしてもう一つ。あなたの記憶はまだ、あるようです。私の知らない所で、何かあったらしい記憶は私が見ることを拒みました。ですが、あなたの記憶を消すためにそれもどこかへ飛ばしました。いろんな世界で取り戻してください。もう、思い出していい時です。
最後になりましたが、分からない事があったらシャルに聞いてくださいね。ココル様。あなたのために命を使った人がたくさんいることを、どうか忘れないで。
シュッ
「、、、、、、私、、、、知らなかった、、、。」
「、、、ココル様。逃げないでください。どうか受け止めて、、、。」
「シャル、、、少し考える時間を頂戴。頭が追いつかないの、、、。」
「はい、、。」
チョット長かったですが、、、これから旅が始まります。続けて読んでくだされば幸いです!
- Re: 積み木 〜私が壊したもの〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/01/18 23:10
- 名前: haru (ID: uRjlitq/)
シャルにもう少し時間を頂戴といって1週間も経ってしまった。一週間といっても、周りも景色は変わらない。ただ、昔チロルからもらった腕時計が14回12時を示したから。
チロル、、、。
私は、足りない記憶を探して、真実を見つけなければいけない。
そして、チロルを、、、、助ける。
ダメかもしれない
今日はダメかもしれない
でも
明日は、できるかもしれない
でも、明日もできないかもしれない
もしかしたら、この体が腐っても
答えが見つからないかもしれない
それでも、私は、、、、
「シャル、、、。」
ぴくっ
「はい!」
寝ていたようだ
「私いくわ。そして、助けてみせる。チロルを、、。」
シャルはこくんと頷いた
「私も、できる限り、協力致します。元ご主人様の最後の願いとして、、、。」
そういうと、シャルは、ココルに肉球を押し付けた。
「目を閉じて、、、。何も考えずに、、。」
ココルは黙って頷いた。
何も、、、考えずに、、、、
シャルの言葉が頭の中に響いた
そして次の瞬間何かに包み込まれた気がした
分からないまま、
ずっと、体が揺れていた
「ココル様!、、、もう目を開けていいですよ。」
「、、ん、、、、?」
わあああ、、、、、。
これは、、、雲、、?足元にあるって事は、、
「雲の上のようですね。おそらくココは、、。」
ウウィーーーーン 、、ウィーーーン
「サイレン、、、?」
(侵入者だ!!侵入者が出た!!直ちに見つけろ!)
「侵入者、、、?」
「コ、、、ココル様!私たちのことかも知れません!」
「、、な、、なんですって、、!?」
「と、、とりあえず、私はキーホルダーに戻ります。あ、呼びたい時は、また、頭なでなでしてくださいね。」
「ちょ、、、。」
ぽんっ
シャルはキーホルダーに戻ってしまった
「な、、何よ、、!?」
がさっ
「あそこで声がした、、、!!!」
「いくぞっ!!」
(やばいーーーーー!!捕まる!?)
ぐいっ
「こっち、、。」
「え、、、、、?」
だ、、れ、、、?
知らない人に手を引かれ、ココルは連れて行かれた。
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