ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

積み木 〜私が壊したもの〜
日時: 2010/01/14 01:02
名前: haru (ID: uRjlitq/)

前書いてたものが消えてしまって、新しいの書きます。読んでください。

Page:1 2 3 4



Re: 積み木 ( No.1 )
日時: 2010/01/11 23:18
名前: haru (ID: uRjlitq/)

積み木、、、重ねて言ったものが崩れたら、、


どうなるんだろう、、、。



「人間、、、弱い生き物だ、、。」
ぐしゃ
「チロル〜。あたしの分まで食べないでよ。」
「、、、、もうない、、。」
「は、、、!!??」
「また、取りに行く、、。」
「もう、、、!あれ、チョーおいしそうだったのに!」
「、、、、。」

私、ココルとチロルは魔界人。私が猫みたいな奴であいつがチーターみたいな奴。あ、格好ね?見た目人間なんだけど、、、。

主食は、、、


人間。


あ、でも、まあ人間っていうか人間なんだけど正しくは人間の魂☆

「、、、取りに行ってくる、、。」
「うん!おいしそうな奴を頼むよ〜!」
「、、、。」

特においしいのは、、、悪の魂。で、まずいのは純粋な心の魂。あれを食べると天使みたいになっちゃう。

「、、、チロル、、、絶対シッパイしそう、、。」
しょうがない!行くか。

ふーとため息をつき背伸びをする
鏡で髪型をチェックして、、、よっし!

「鏡から人間界へごー!」
そういうとココルは鏡の中へ入っていった


その行動が後でどうなるかを予測できるわけもなく。

Re: 積み木 ( No.2 )
日時: 2010/01/11 23:52
名前: haru (ID: uRjlitq/)

「はーーー!人間界!みんなおいしそう☆」
そう、大概の人間はみんな真っ黒
ほら、あの純粋そうなかわい子ちゃんだって、幸せそうな坊ちゃんだって、天然そうにしてるあの子だって中を見れば真っ黒。魔界人にはそれが分かっちゃう。っていうかそれしか興味ない、の方が正しいかな?
「で、チロル、、チロル、、、どこだ?」
ぴっ
腕にいつもつけてる発信機でチロルを探す。チロルはいつも迷子になるためココルが「お揃いの腕輪ねっ?」といって渡したものだ。
「あっれ〜?故障かな?」
発信機はここを示している
なのに、チロルがいない。魔界人は人間の上を飛んでいるため、分かるはず。しかも人間には姿見えないはずだし、、。つかまってる事はないと思うんだけど。
「あ、、れ、、?」
発信機が示してる所の下、、、チロルにあげた腕輪が落ちていた。
「チロル、、、。落としたわね、、!?もう、、。チロルーどこにいるの?」

しゅっ

「、、、!!??」

何かが背後を、、、


「ふ〜ん。君は感じるんだ。僕の気配。」
「だ、、だれっ!?」
後ろを振り返る。




でも、、見えない







「さっきの子はきづかなかったよ。僕の事。」
子供の声、、?
「さっきの子って、、、。」
「わかるでしょ、、くすくす、、。」
なに、、?何なの?姿が見えないんじゃ、、。
「君の大切な、、、、、くすくす、、。」
「私の大切な、、、?」
「、、、人間チーターみたいな、、」
「チロル、、、!!!???」
「そうだよ。くすっ」
「チロルを、、、どうしたの、、、!?」
「くすくす。」
「笑ってないで答えてよ!?」
姿が見えない、、、アイツも、、、チロルも
「その顔良いね、、。くすくす、、僕好みだよ。」
「チロルは!?どこ?」
「僕が褒めてるのに、、くすくす、、無視するの?」
「いいから!早く教えなさいよ!」
ココルは目を精一杯開けて怒鳴った
でも、相手がどこにいるのかなんて分からない
右から聞こえたと思ったら左から聞こえたり上と思ったら下だったり、、。
「、、、、さあね、、。」
「さあねって、、!何よそれ!」
「僕の事、、わかんないの、、?」
「は、、、!?」
「分かんないか、、、分かるわけない、、くす、、。」
何、、、こいつ、、意味わかんない
「チロル、、、だっけ?場所はね、、、そこだよ?」
「え______」
その瞬間
ひゅーーーーーーーん
「チロル、、、!!」
上から降ってきたチロルをココルは抱きとめる
「、、何、、、?これ、、、、」
チロルは血まみれだった
ココルの真っ白だった服は一瞬で赤く染まった
「くす、、、傑作、、。やっぱり白いバラは白のままじゃダメだよ、、くすくす、、。赤く染めたくなるね。」
「チロル、、、!チロル、、、!」
「、、、、、、っ、、、、、、」
良かった、、、息してる、、、!!!
「じゃあね。ココルさんまた会う日まで、、。」
「あ、待ちなさいよ!!チロルになんでこんな事。聞いてるの、、!?」
いくら言葉を発しても誰も何も答えなかった
「とりあえず魔界に帰ろう、、、。」
ココルはチロルを抱きながらまたもと来た世界へ帰った、、、。

Re: 積み木 ( No.3 )
日時: 2010/01/12 00:46
名前: haru (ID: uRjlitq/)

チロルは過労時で息をしているような状態だった。

子供の声、、だった、、。







「僕の事、、わかんないの、、?」











あの子がいった言葉、、。わかんない。私の知ってる子?


「、、けほっ、、。」
はっ

「チロル!大丈夫!?」
「あ、、、、、あ、、、」
チロルが何か言いたそうだ。
「チロル。今は安静にして。お願い、、、。」
チロルが死んだら、、、私、、、。

魔界人は死んだら消える
人のように残るものなんてない、、。

「そ、、、そうだ!へリックおばさんなら治せるかも。、、、待っててね、、。チロル!」

ココルは急いで赤く染まった服を脱ぐ
本当ならシャワーを浴びたい所だがそれどころではない。近くにあったタオルで軽く血を拭くと、急いで服を着て家を飛び出した、、。


待ってて。

チロル

お願い、、、。

側にいて、、、!



ココルの目から涙が溢れ出す
コロルはそれを拭わずに走った。

コロルが通った道はココルの悲しみとは裏腹に輝いていた


「チロル、、、、、、、!!」


その名前を何度も何度も叫びながら、へリックおばさんの家まで走っていった

Re: 積み木 ( No.4 )
日時: 2010/01/12 14:35
名前: ぽぽ ◆kyxIVYriXY (ID: 5Yz4IUWQ)

面白い小説ですね^^

チロルなどという名前もとっても素敵です

、、、を…にした方が分かりやすいかも

すみません、口出しなんかして……!!

これからもごひいきにさせてもらいますね

では、頑張って下さい

続き、楽しみに待ってます^^


Page:1 2 3 4



この掲示板は過去ログ化されています。