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*Death Game*
日時: 2009/09/21 21:18
名前: 春來(シュンライ) (ID: QGuPLo0Y)

同じ顔をした二人が15歳の誕生日を迎えた朝

世界が変わった

命を懸けたゲームが始まる

残酷なゲームが・・・

さぁ・・・誰が生き残るか試そうじゃないか

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Re: *Death Game* ( No.19 )
日時: 2009/09/23 17:18
名前: 春來(シュンライ) (ID: ChNEAh8C)

*ベアラー様

初めまして!!
この度は私の小説を読んで頂きありがとうございます。
春南はそう言う女の子なんです♪
意外と乙女チックなんですよw

Re: *Death Game* ( No.20 )
日時: 2009/09/23 17:32
名前: 春來(シュンライ) (ID: ChNEAh8C)

「今、この学校ではあるゲームが行われているのです。」

あるゲーム?

「あるゲームって何?」

目線を逸らす魅月。

不安が高まる・・・。

「死の・・・死のゲームです。」

「死の・・・ゲーム。」

えっ何?訳分かんないよ。

行き成り死のゲームなんて・・・。

頭が魅月の言葉についてかないよ。

「大丈夫ですか?春南」

心配そうな顔の魅月が目にはいる。

「説明は俺がする。」

聞き慣れた声がする。

「秦霞・・・京佑。」

魅月の言葉にあたしも振り返る。

眼鏡をかけたあの瞳・・・。

あたしの嫌いな奴。

秦霞 京佑。

「久し振りだな・・・。魅月、春南」

気に入らない・・・。

Re: *Death Game* ( No.21 )
日時: 2009/09/23 17:42
名前: 春來(シュンライ) (ID: ChNEAh8C)

体が怯えている。

あの忌まわしい記憶が蘇る。

「名前を変えたんだな、藍妃。今は春南だな。」

藍妃・・・あいひ・・・アイヒ。

「その名前で呼ぶな!!」

手に力が入る。

今すぐ、こいつを殺してやりたい。

あの記憶ごとお前を・・・。

「春南!!」

魅月の呼ぶ声。

あたしは我に返った。

「秦霞さん。今すぐ帰って。」

頭が痛い・・・。

震えが止まらない。

「・・・帰りなさい。」

魅月が怒りに震えている。

Re: *Death Game* ( No.22 )
日時: 2009/09/23 17:58
名前: 春來(シュンライ) (ID: ChNEAh8C)

「帰らないなら・・・力尽くで帰らせます!」

魅月が扇子を構えた。

あいつは、嘲笑うかのようにこっちを見ている。

「今はお前等に構ってる暇はねぇんだよ。」

そう言い屋上から出て行った。

魅月は構えを解き、あたしに近づいて来た。

「ごめんなさい・・・。私のせいで。」

悔やんでいる魅月。

違う・・・魅月のせいじゃない。

あたしが・・・あたしが弱いから。

全部あたしがいけないから。

「とにかく今はここから、出ましょう。」

決意した様に言葉を発する魅月。

「ごめんね。魅月。」

乗せるかのように謝る。

「いいえ。悪いのはあの人なんです・・・。」

Re: *Death Game* ( No.23 )
日時: 2009/09/23 18:55
名前: 春來(シュンライ) (ID: ChNEAh8C)

沈黙が続く・・・。

「魅月、あたし強くなる。」

あたしは決意した。

「えぇ。頑張りましょう。」

応援してくれる魅月。

「絶対あいつに負けない。」

あいつを殺す。

あたしの記憶ごと・・・。

「では、行きましょうか。」

「うん!!」

あたし達は屋上を出た。

校内はあまりにも薄暗い。

うわぁ・・・嫌な感じ。

「それではまず、体育館に行きましょう。」

「ほぇ?体育館?何で?」

魅月はため息混じりになっている。

「はぁ・・・。体育館に武器があるのですよ。」

「あぁ〜そう言う事ネ!!」

納得!!

「(先が思い遣られるわ)」


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