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*Death Game*
日時: 2009/09/21 21:18
名前: 春來(シュンライ) (ID: QGuPLo0Y)

同じ顔をした二人が15歳の誕生日を迎えた朝

世界が変わった

命を懸けたゲームが始まる

残酷なゲームが・・・

さぁ・・・誰が生き残るか試そうじゃないか

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Re: *Death Game* ( No.4 )
日時: 2009/09/22 15:13
名前: 春來(シュンライ) (ID: dCG/D4Gk)

いつもの生活。

いつもの見慣れた風景。

何も変わらない日常。

「龍樹!朝だよ。起きろ」

毎日が洸樹の声で目覚める俺。

「・・・おはよぅ。洸樹」

「あぁ、おはよう。」

今日は洸樹と俺の誕生日。

「誕生日おめでとう。洸樹」

「誕生日おめでとう。龍樹」

そう言い笑い合った俺と洸樹

Re: *Death Game* ( No.5 )
日時: 2009/09/22 15:45
名前: 春來(シュンライ) (ID: dCG/D4Gk)

俺の家族は、俺が小さい時に事故で死んだ。

それから俺は親戚の家に預けられ育った。

それが洸樹の家だった。

俺は家族の様に育てられた。

本当に嬉しかった、

だから今の俺がいるってわけ。

「龍樹、早く着替えて学校に行くぞ」

「ちょっと待って!!すぐ着替えるから」

急いで制服に着替え鞄を持ちリビングに向かった。

リビングにはサンドイッチが置かれていた。

サンドイッチを二つ掴み玄関に向かう。

靴を履いて玄関を開けると、洸樹がいた。

「遅いぞ!遅刻してしまう」

Re: *Death Game* ( No.6 )
日時: 2009/09/22 16:00
名前: 春來(シュンライ) (ID: dCG/D4Gk)

少し怒られちゃった。

「まぁ良い。早く行くぞ。」

最後は許してくれる洸樹。

まるで俺のお兄ちゃんみたいな存在。

心の中で思い、口に出さなかった。

サンドイッチを食べて、学校に向かった。

何分くらいしたか分からないけど、案外早く着いた。

でも・・・今日はいつもの学校と違う雰囲気がする。

「洸樹・・・。」

「・・・龍樹も感じるのか」

俺は頷いた。

良からぬ事が起きそうな気配がする。

「ここにいても仕方がない。教室に行こう。」

「分かった・・・。」

Re: *Death Game* ( No.7 )
日時: 2009/09/22 16:10
名前: 春來(シュンライ) (ID: dCG/D4Gk)

俺達はそれぞれの教室に向かって歩いた。

学校の玄関も、静まり返っている。

もっと騒がしいはずなのに・・・。

「龍樹、いくぞ。」

「うん。」

階段を上って行く

空気が重い・・・今にも押し潰されそうだ。

やっと階段を上りきった。

でも廊下の空気がどす黒い。

まるで何かがいるみたいに・・・。

「洸樹」

「龍樹」

俺達は恐怖を抑え廊下を歩いた。

でも次の瞬間、目を疑いたくなる光景が目にはいる。

Re: *Death Game* ( No.8 )
日時: 2009/09/22 16:23
名前: 春來(シュンライ) (ID: dCG/D4Gk)

俺のクラスの皆が死んでいる。

教室が真っ赤。

死んでいる皆。

でも真ん中に誰かが立っている。

剣を持ったポニーテールの女。

双磨 遊

「あ〜☆北山じゃん!!元気?」

返り血を浴びている双磨。

制服が血に染まっている。

「双磨!!何て事してんだよ!?」

頭に血が上る。

「龍樹!!やめろ!!!」

必死で俺を押さえる洸樹。

楽しそうに笑ってる双磨。

「そろそろ放送が流れるよ☆このゲームの内容が」

そう狂った様に笑い出す双磨。


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