ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界
- 日時: 2009/10/14 21:12
- 名前: ひなき、 (ID: icUeNE1R)
@あいさつ.
はじめまして(^ω^)
重たいと思います、; そしてグロも入るかとry
全然OK! って人だけ読んでください。
あと、ルールは必読なんで、読んでない方はコメントを控えて下さい。
@るーる.
*ネットで必要最低限のルールは守ること。
*友達になろう! だけのコメントはしないこと
*宣伝はわたしの許可をとること
*ここは雑談板じゃないので、雑談はしません
*あげ行為は控えて下さい。小説を書く場所が埋まってしまいます
*小説に関係ないコメントもしないで下さい。
@にゅうす.
2009.10.09( スレ作成 )
2009.10.09( 第一章一話更新 )
2009.10.09( 初お客様 )
2009.10.10( 第一章二話更新 )
2009.10.10( 第一章三話更新 )
@お客様
THE END さま(01回)
京谷 さま(01回)
薬師寺 さま(07回)
テト さま(01回)
ただいま[04]名です。ご協力ありがとうございます!
- Re: 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界 ( No.6 )
- 日時: 2009/10/10 16:11
- 名前: ひなき、 (ID: Wr6tueHl)
@一章.( 一話 )
目が覚めたら、携帯にメールが三件届いていた。ダルいのを堪えつつ、目がチカチカする液晶画面を覗き込む。
『一件目:西岡晴香』
「西岡晴香? ええっと、ああ、クラスメイト……委員長か」
珍しいメールに、僕は独り言を呟く。
とりあえず、メールを開いてみた。
『アドレス:haruka@co.jp
件名:急用ですっ^ロ^
本文:朝早くにメールごめんなさいっ(汗)
実は、昨日学校で自殺者がいたらしくて、学校が休みになりました。
今日と明日は休みらしいので、学校には来なくていいですっ!』
……自殺者? バカなことをする人もいるものだなあ。死ぬのが怖くないのか? 大体──自殺するような理由がどこにある?
そう思ってたら、誰なんだろうか、という好奇心が沸いて、気づいたら晴香に返信していた。
『アドレス:yuuki@co,jp
件名:了解
本文:その自殺者って、誰か知ってる?』
送信してから、残りの二件に目を通す。
一件目は、隣の席でそれとなく仲が良い、村田圭介だった。朝から超ハイテンションで、うざったくなるような文だったけど、自殺者の話らしい。
二件目は、チェーンメール。いったいどこから僕のメールアドレスが流れ出たんだろうか。全く。少し憤慨しながら晴香のメールを暖かい布団に包まって待つ。お気に入りのロック系の曲が流れて、メールが来たことを告げた。
『アドレス:haruka@co.jp
件名:多分だけど……
本文:あってるかわかんないんだけど、三年の西内遥架先輩だと思う。あの先輩苛められてたじゃない? よく死にたいとか漏らしてたらしいし』
西内遥架? ああ、確かに派手なイジメをされていたような気がする。絶対に関わるな、って忠告されてたもんな。
そう思いながら盛大な欠伸をして、何度も着てくたびれた学校指定の制服を着た。
転がっているマンガに足を引っ掛けながら部屋を出て、下へ続く階段を下りる。
「はよー」
「おはよう」
母がこちらも見ずに、忙しそうに言った。会話をするときは目をみて言え、って習わなかったのかよ、とか心のなかで 突込みを入れながら、朝飯であるサラダに箸を伸ばす。味気のない野菜を飲み下すと、チーズをのせたトーストを半分に割って口に咥える。ポケットに突っ込んであった携帯で時間を確認したら、もう七時五十分だった。
「やべえっ」
慌てて携帯をもとのところに捻じ込んで、学校へ持っていっているバックを手に引っつかむ。
「行ってくる」
「いってらっしゃい」
これまた面倒臭そうな母の声が聞こえたが、もう僕の耳には入っていなかった。自転車に飛び乗って、全速力でこぐ。といっても、学校は僕の家からかなり離れているから、最終的にはいつものようなペースになる。というか、いつもがこれだから、最終的には遅くなる、のほうが正しい。
*
「セーフ?」
学校のドアを煩い音を立てながら思いっきりひいて、教室を覗き込んだ。圭介が手で大きな×を作っている。
「やっべ」
恐る恐る目を逸らしていた教壇を見る。そこには、鬼のように手を組んでたっている、明らかに怒った担任、黎(れい)がいた。
「す、すいませんっ」
そういって、自分の席へ行こうとする手を引きとめられた。地響きのような声が轟く。
「今日で、何回目だ?」
- Re: 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界 ( No.7 )
- 日時: 2009/10/10 16:14
- 名前: ひなき、 (ID: Wr6tueHl)
>>5
京谷様 〒
初コメントありがとうございますっ(^ω^)
新感覚ですか。ずっと書きたいけどかけなくて、やっと書けた作品なんで、嬉しいです@
頑張りますb
- Re: 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界 ( No.8 )
- 日時: 2009/10/10 16:19
- 名前: ひなき、 (ID: Wr6tueHl)
すみません、一話間違えました。
学校休み、って言っているのに学校行ってるw
ほんとすみません、書き直しします。
- Re: 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界 ( No.9 )
- 日時: 2009/10/10 16:24
- 名前: ひなき、 (ID: Wr6tueHl)
@一章.( 一話 )
目が覚めたら、携帯にメールが三件届いていた。ダルいのを堪えつつ、目がチカチカする液晶画面を覗き込む。
『一件目:西岡晴香』
「西岡晴香? ええっと、ああ、クラスメイト……委員長か」
珍しいメールに、僕は独り言を呟く。
とりあえず、メールを開いてみた。
『アドレス:haruka@co.jp
件名:急用ですっ^ロ^
本文:朝早くにメールごめんなさいっ(汗)
実は、昨日学校で自殺者がいたらしくて、学校が休みになりました。
今日と明日は休みらしいので、学校には来なくていいですっ!』
……自殺者? バカなことをする人もいるものだなあ。死ぬのが怖くないのか? 大体──自殺するような理由がどこにある?
そう思ってたら、誰なんだろうか、という好奇心が沸いて、気づいたら晴香に返信していた。
『アドレス:yuuki@co,jp
件名:了解
本文:その自殺者って、誰か知ってる?』
送信してから、残りの二件に目を通す。
一件目は、隣の席でそれとなく仲が良い、村田圭介だった。朝から超ハイテンションで、うざったくなるような文だったけど、自殺者の話らしい。
二件目は、チェーンメール。いったいどこから僕のメールアドレスが流れ出たんだろうか。全く。少し憤慨しながら晴香のメールを暖かい布団に包まって待つ。お気に入りのロック系の曲が流れて、メールが来たことを告げた。
『アドレス:haruka@co.jp
件名:多分だけど……
本文:あってるかわかんないんだけど、三年の西内遥架先輩だと思う。あの先輩苛められてたじゃない? よく死にたいとか漏らしてたらしいし』
西内遥架? ああ、確かに派手なイジメをされていたような気がする。絶対に関わるな、って忠告されてたもんな。
そう思いながら盛大な欠伸をして、何度も着てくたびれた青いティーシャツを着ようとしたが、見直して、タンスから、ちゃんとアイロン掛けまでしてある綺麗なティーシャツを着る。
転がっているマンガに足を引っ掛けながら部屋を出て、下へ続く階段を下りる。
「はよー」
「おはよう」
母がこちらも見ずに、忙しそうに言った。会話をするときは目をみて言え、って習わなかったのかよ、とか心のなかで 突込みを入れながら、朝飯であるサラダに箸を伸ばす。味気のない野菜を飲み下すと、チーズをのせたトーストを半分に割って口に咥える。ポケットに突っ込んであった携帯で時間を確認したら、七時五十分だった。
「やべえっ」
これまた面倒臭そうな母の声が聞こえたが、もう僕の耳には入っていなかった。自転車に飛び乗って、全速力でこぐ。といっても、僕が行く先は、かなり僕の家からかなり離れているから、最終的にはいつものようなペースになる。というか、いつもがこれだから、最終的には遅くなる、のほうが正しい。
- Re: 闇に紛れた少年と、壊れかけの世界 ( No.10 )
- 日時: 2009/10/10 17:36
- 名前: 薬師寺 (ID: KkC9kEBB)
はじめましてこれってホント面白いです
次が気になりますがんばってください
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