ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 緋色の瞳
- 日時: 2009/10/27 21:09
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: 6DNfJ1VU)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw
また消えました……最近よく消えますねぇ(;ω;)
また頑張ります;
*注意(必ず見てください)
1、荒らし&チェンメ厳禁
2、これは駄文です
3、有り得ない事が沢山出てくるかもです
4、何かに似てた場合はすみません。悪気は無いので
1は必ず守ってください
♪私的イメソン集♪
緋音の↓
♪カナシミレンサ
http://www.youtube.com/watch?v=YC9UwilUQUQ
*プロローグ*
漆黒の夜
少女が居た
緋色の瞳の少女は咲かせる
真っ赤な、真っ赤な
紅い紅い……
———死の花を……
- Re: 緋色の瞳 ( No.34 )
- 日時: 2009/11/05 18:54
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw
頑張って更新します…
- Re: 緋色の瞳 ( No.35 )
- 日時: 2009/11/05 21:08
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw
第十七章:記憶の欠片 ③
私は、次に生まれ変わった時は貴族だった
貴族であるピーチレイシア家の次女。名はジャスミン
お母様の名前はアイリーン。お父様はアレンという名だった
御姉様はキャサリン
皆優しい
「ジャスミン。さぁ、遊びましょう」
「はい、御姉様!」
11歳の姉と6歳の妹。歳は離れていても仲がよかった
「お茶会しましょ? 今日はアールグレイよ」
「やったぁ」
毎日幸せだった
何も、不幸はなかった
あの日までは
「アレン様! グジュペリ家の者が我らを滅ぼしに来ました! もう、そこまで迫っています!」
1人の家来の報告から幸せはいっぺんし、不幸のどん底になった
「アイリーン様もお逃げください!」
「ええ、さ、キャサリンとジャスミンも逃げるのよ!」
「はい!」
信じられなかった。グジュペリ家の人が裏切るなんて
グジュペリの家にはサニーちゃんという友達が居たから
信じきっていたのに
しかし、とうとう捕縛されて私達は処刑される事になった
まだ、私が6歳の頃
牢獄の中でお母様は死んでしまった
「御免なさいね、キャサリンと、ジャスミ、ン……」
「お母様!」
そして父の処刑もあり、私達姉妹は不幸のどん底まで堕ちてしまった
そして、姉の処刑の前日が迫ってきた
- Re: 緋色の瞳 ( No.36 )
- 日時: 2009/11/07 08:48
- 名前: b'`*)ノ桜姫⌒゜* ◆hjAE94JkIU (ID: lY3yMPJo)
- 参照: http://www.doumori.com/bbs_talk/show.php?kiji_id=332573
貴族つか王族の死ぬオチ(え
って処刑が多いよねぇ〜
風ぅたんにしろさw
- Re: 緋色の瞳 ( No.37 )
- 日時: 2009/11/07 14:06
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw
桜姫
実はね……
こーゆー展開が凛は好きなのさ!
で、やってみたら…
風ぅに似てたぁ…
ごめんよ!
貴族や王族は死ぬ運命…((殴
- Re: 緋色の瞳 ( No.38 )
- 日時: 2009/11/07 14:30
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: APpkXS4D)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v=mpYAbEpu_Tw&feature=fvw
第十八章:記憶の欠片 ③:2
「キャサリン・ピーチレイシア」
鉄格子の向こう側に居る男が姉の名を呼んだ
「……はい」
お姉ちゃんも怖かったに違いない
まだ、お姉ちゃんもたったの11歳だったのだから
「お前の処刑は明日だ。分かったな」
男はそう言うと出て行った
「ヒック、ヒック……お姉ちゃん……お姉ちゃんも居なくなるの?」
泣きながら、6歳の幼い私は聞いた
「……大丈夫よ、ジャスミン。お姉ちゃんは、身体がなくなっても心はいつも貴方の側に居るから……」
お姉ちゃんは、優しく、私に微笑んだ
「大丈夫だからね、ジャスミン」
そして次の日。お姉ちゃんの処刑の日になった
お姉ちゃんは手を後ろで縛られ、目隠しをされて連れて行かれた
幼い私は牢獄の中からその姿を見ていた
泣きながら
幼いのに、襲われ、そして父を亡くして母も牢獄の中で死んだ
そして今度は自分を励ましてくれていた姉もを失う
6歳の彼女にはきつすぎた
「ジャスミン・ピーチレイシア。お前もこい」
「え?」
「目の前で姉の死を見て、傷付くがいい」
冷酷に男は笑うと、ジャスミンを連れて行った
処刑される姉は、目隠しを外されてじっと、断頭台を見据えていた
「お姉ちゃん!」
私が叫ぶと、お姉ちゃんは此方を向き、微笑んだ
「ジャスミン……ゴメンね」
「お姉ちゃん!」
私には、叫ぶ事しか許されない
姉に触れる事も、縋る事も許されない
「……大丈夫よ、ジャスミン。お姉ちゃんは、身体がなくなっても……心はいつも貴方の側に居るから……」
それは、昨日牢獄の中でお姉ちゃんに言われた言葉
「時間だ」
お姉ちゃんはゆっくり、断頭台に上っていった
そして、お姉ちゃんは断頭台に縛り付けられた
そして最期にお姉ちゃんは涙を流しながら微笑み……————
「ジャスミン、今まで……本当にありがとう」
それが、お姉ちゃんの私に向けられた最期の言葉だった
「お姉ちゃん————!」
私は、泣き叫ぶ事しか出来なかった
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