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玩具の名と感情
日時: 2009/11/24 22:55
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

ちっす 秋蓮です PSPでしているので続いているのは気にしないでください  え〜っと 少しBLが混じってると思うけどとりあえずスルーしてください  

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Re: 玩具の名と感情 ( No.23 )
日時: 2009/12/02 23:29
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 続き  静かに怒りがこみ上げてきた  ーーー殺  その言葉が頭に響く  「・・・ねぇ ブラッディ」  「・・・あ?」  「      死んで      」  ブジュッ  鮮血が飛び散った  ボクは いつのまにか持っていた鎌で 彼の腰 腹 肺の順に斬り上げた  「ごぶっ」  口から 血が溢れた  ボクの顔は 躯は 彼の血で濡れた  「痛い?痛いよね?」  「・・・て めぇ・・・!!ーーーがぁっ!!」  血で染まった肺を 踵で抉る様に動かした  「ぁ  ぁあああぁあぁぁ・・・」  瞳が虚ろに変わってきた  意識は朦朧とし 躯を小刻みに痙攣させた  「   し ねよ    あん  た     は  やく  」  呪いの言葉を 途切れ途切れ呟く  ーーー彼は 死ぬことがない  だから 一生痛みを感じる  苦しさを紛らわせて足掻く  闇の中  独りで  ボクもいつかはそうなるだろう  神には誓わないけど そう ならないこと信じてる

Re: 玩具の名と感情 ( No.24 )
日時: 2009/12/03 07:00
名前: 悠 (ID: Yc865qQL)

わぉ!血ぃ大量! ・・・ブラッティ死なないならよかった 

Re: 玩具の名と感情 ( No.25 )
日時: 2009/12/04 23:40
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 7,  「セルス様 おかえりなさい」  「・・・玩具よ」  「はい」  セルス様は強引にボクの顔を引き寄せた  「・・・嘆くことは 無かったか?」  「・・・はい」  嘆く ボクにはきっと 一生無いだろうと思える感情  それがあるのなら ボクが闇となった証拠だ  「・・・玩具よ おぬしは町に行きたくはないか?」  「・・・え?ボク  が・・・?」  セルス様は頷いた  「・・・はい  行ってみたいです」  「・・・そうか  では その格好どうにかしてからだな」  「・・・え?」  よく見れば そこらじゅう服が破れていて 肌が露わになっていた  「・・・これを着ろ」  目立つことのない 地味な服だった  ボクにはそれで十分だった     「・・・これが 町・・・」  何処からともなく様々な匂いが漂ってくる  「セルス様  あの・・・」  「・・・なんだ」  「・・・やっぱり 何でもありません」  そのまま路地裏へと歩いていく  「セルス様 あの・・・ボクは・・・」  ドスッ  語りかけた刹那 セルス様の腹を剣が貫いていた  「かっ・・・」  口から血が出た  「セル ス 様?」 ボクはその場に立ち尽くした

Re: 玩具の名と感情 ( No.26 )
日時: 2009/12/04 23:48
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 続き  「セルス様っ!!」  その場にうずくまる セルス様を見た  彼を刺した者は とうに逃げていた  「・・・玩 具よ・・・私を 屋敷に  連れていってくれないか・・・?」  喋らず 頷いた  ・・・セルス様を刺した奴は   絶対に許さない  許すものか・・・絶対に!!!   そう思いながら セルス様を 屋敷に連れていった

Re: 玩具の名と感情 ( No.27 )
日時: 2009/12/05 00:05
名前: 悠 (ID: Yc865qQL)

セルス様ッッ!!死なんといてっ!
・・・って言ってながら読んだとき楽しくなってた。
マジ死ぬなぁぁぁ!


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