ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

玩具の名と感情
日時: 2009/11/24 22:55
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

ちっす 秋蓮です PSPでしているので続いているのは気にしないでください  え〜っと 少しBLが混じってると思うけどとりあえずスルーしてください  

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13



Re: 玩具の名と感情 ( No.18 )
日時: 2009/11/30 23:36
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 5,  「・・・ねぇ ブラッディ 君はどうして死なないの?」  ボクは 床で苦しそうに足掻いているブラッディに問いかけた  「・・・知らなかったの か・・・?・・・はっ バッカじゃねぇの!?」  ドスッとみぞおちを蹴る  メリメリっと骨が折れたような 砕けたような音がした  「がっ・・・!」  「ねぇ 応えて?ねぇ」  ボクは彼に一瞬も痛みを無くすこと与えず 蹴り続けた  「ブラッディ!!?」  少し 部屋から出ていっていたエンジュが悲痛な声をあげる  ーーー君が心配する事じゃないのに  「どうしてこんな酷いことするのですか!?」  「君には関係ない  部屋から出ていって」  「嫌です!!」  エンジュはブラッディを抱きながら否定した  「・・・邪魔だよ 早く出ていけ」  「嫌です!!!出ていきません!!」  ボクは彼女の髪を荒々しく掴み 顔を寄せた  「・・・出ていかないのなら お前を卑劣に扱ってやる  そしてあいつを切り刻み 原型をとどめない姿にしてやる  それでもここにいたいのか?」  「・・・・・・」  顔の色を無くした  「・・・エン ジュ・・・は やく・・・出てけ・・・!」  「うるさい」  

Re: 玩具の名と感情 ( No.19 )
日時: 2009/11/30 23:56
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 続き  ゴキッ  「・・・っぁぁあぁあ!!」  腕を捻り 折る  胸の辺りに腕を振り下ろす  「 ぅあぁぁ ぁあっ・・・!」  「やめてぇっ!!」  そんな声は ボクに効かない  たとえ効いたとしても  やめはしない  「出ていく?出ていかない?早く選ばないと こいつが死ぬかもしれないんだよ?」  「・・・・・・分かり ました・・・」  すっと立ち 部屋から出ていく  「・・・ブラッディ ボクの事 憎い?」  「あたり・・・まえ だろ・・・!」  「そう・・・ボクには憎いという感情が分からない  だから 君がぜぇんぶ教えて?」  憎しみ 妬み 嫉妬 恨み・・・さまざまな闇の感情 ボクは その闇の感情の塊になりそうで いつもいつも足掻いている  光の感情なんてものは ボクにいらない

Re: 玩具の名と感情 ( No.20 )
日時: 2009/12/01 07:00
名前: 悠 (ID: Yc865qQL)

ゴキッ ・・・てとこがやけにリアルに想像できた(こんだけやったら口から血ぃはくよね)←ブラッディには悪いけど・・・こういうの楽しいNA

Re: 玩具の名と感情 ( No.21 )
日時: 2009/12/01 07:22
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

・・・たしかに血ぃ吐くな  まぁ気にすんな  あと新しい小説 投稿したよ

Re: 玩具の名と感情 ( No.22 )
日時: 2009/12/02 23:05
名前: 秋蓮 (ID: uel4dy6s)

 6,  「・・・玩具よ 私はしばらく ここを留守にする  その間 外に出てもかまわぬ  だが 逃げ出すことは 許さぬ  いいな」  突然言われ ボクは戸惑ったが  「はい」  と返事をした  セルス様は顔を近づけて 呟いた  「・・・お前の嘆く姿を 一度見てみたいものだな」  「・・・えっ?」  嘆く?ボクが?  そんなことはない とボクは思う     セルス様が出ていった後 ボクは 外に出た  「・・・ふぅ」  空気がおいしく感じた  ずっと中にいたから 外の匂い 感覚 音を忘れていた  「・・・あ」  向こうの薔薇のところに ブラッディがいた  「・・・あんたか」  気づいた  「何をしてるの?」  「・・・別に」  ブラッディは 薔薇を掴んだ  「・・・っ」  彼の手に 刺が刺さる  茨を伝って紅い血が流れる  彼は 揶揄の笑みを浮かべた  「・・・あんたに こんな血は無さそうだな  あったとしても もっと黒いだろうな」  「・・・確かめる?」  薔薇を掴む  何本も掴んだからか 鮮血が溢れた  「・・・どう?」  「・・・あんた バカか?こんな一気に掴んで・・・ほんとにバカだな」  「・・・」  


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13



この掲示板は過去ログ化されています。