ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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クラス対抗戦争
日時: 2009/12/08 20:33
名前: 玄月 (ID: dCDhnHOn)

初めまして、のお方もいますね。
玄月、と申します。
…僕の小説を見る前に…。下の忠告を読んで下さい。

僕の小説は、とても下手…です。
あと、荒らし、チェーンメールをしに来たかたは…お帰り願います。

…これでもいいという、心の広いお方は…先にお進みください。

目次

登場人物&プロローグ>>1-2

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Re: クラス対抗戦争 ( No.32 )
日時: 2009/12/30 21:00
名前: 玄月 ◆vBcX/EH4b2 (ID: hoeZ6M68)

第10話


「……んなわけねぇだろ!? 怨むなよ!」

俺は、そう言って、金属バットを高く振り上げ、自んすの頭めがけて振り落とす。

ヴィンスは、その金属バットを避け、洸太を俺の方に突き飛ばす。

洸太が、俺の方に倒れてくる。

ヤバい、避けられない。

俺は結局、洸太と一緒に倒れた。

頭が床にぶつかり、ゴチン、と言う音がした。

後頭部が、痛い。

「……おい、優人、大丈夫か?」

「タンコブ出来るくらいだと思う」

「ご、ごめん……。俺のせいで……」

洸太が、俺に謝る。

洸太が、目をうるませて、俺に手を伸ばしてきた。

何をするんだ、と思ったら。

「ごめん、ごめん……」

……ウン、言ってることは多分……世の中的には正解。

でも、やってることは解らん。

洸太は、俺の後頭部を、泣いている子供を母親がなでる様な感じでなでる。

……なんか、イラッとくる。コイツ……!

「……あのさ、今から殺し合いするのに、そんなことで泣きそうになって……。
 しかも、優人君怒らせてどうするの? 裏切られるよ?」

ヴィンスが、呆れている。

洸太は、俺が怒っているのに今、この瞬間気づいたらしい。

て言うか……、ヴィンス、俺の名前知ってたんだな。

「ごめんってば! 聞いてるか、優人!」

「あ、ごめん。聞いてなかった」

どうやら、俺が考えているとき、洸太は俺に謝っていたらしい。

見事に俺の耳には入ってなかったが。

さて、最初からこんな感じで……大丈夫だろうか?

ヴィンスが結構強いと知って、そして、洸太の馬鹿加減から、そう思った。

「……とりあえず、ヴィンス! お前、優人の頭にタンコブ作ったから、10倍返しでフルぼっこだかんな!?」

「最初からまじめに戦ってくれれば、良かったんじゃないかな」

洸太の言葉を聞き、ヴィンスはそう言って、ため息をついた。

……ここからが、本番……ってこと、か?

Re: クラス対抗戦争 ( No.33 )
日時: 2009/12/30 21:47
名前: 犬 (ID: JnbcEu1t)

更新楽しみにしてます。面白いですよ

Re: クラス対抗戦争 ( No.34 )
日時: 2009/12/31 15:10
名前: 玄月 ◆vBcX/EH4b2 (ID: hoeZ6M68)

犬様へ

こんな、下手な小説を面白いなんて言ってくださって…!
ありがとうございます。更新、頑張ります!

Re: クラス対抗戦争 ( No.35 )
日時: 2010/01/02 19:59
名前: 玄月 ◆vBcX/EH4b2 (ID: n8dA/zGw)

第11話


とりあえず、金属バットを構える。

洸太は、木刀。

ヴィンス……。銃!

「……ちょいタンマ!」

……洸太、それ、アリなのか?

「5分以内でお願い」

ヴィンス、アリなのか?

そう思っていると、洸太が俺の制服の襟を掴んで廊下の端に引きずっていく。

何でそんなところなんだ、服が摩擦熱で溶けそうだ、タンマってありか?

とりあえず、聞きたいことは山ほど、いや……多分海よりあるかもしれない。

今はそんな事を聞いている時間はない。

そんな事を考えていると、洸太が俺の耳元でこういった。

「あれ、銃持ってんじゃん? どうやっても俺等が不利で……」

その声が、でかいことでかいこと。これ、ヴィンスに絶対聞こえてるよな?

そう思っていると、ヴィンスが缶コーヒーを洸太の頭めがけて投げた。

その缶コーヒーは洸太の頭に的中。

洸太は、後頭部を抑えて、顔をゆがめる。

「いてぇな!」

「5分たった。聞こえてる」

ヴィンスが、洸太の言葉を完全に無視し、そう言った。

そのあと、ヴィンスは、銃を制服のポケットの中にしまった。

……コイツ、何してんの?

「ハンデ。さ、いつでもどうぞ」

ヴィンスはそう言って、思いっきりやる気ない、と言う感じの態度でこちらを見る。

こんな挑発に乗る奴……

「テメ! なめやがって!」

いたよ! 俺の親友だし!

洸太は、ヴィンスの方に突進していく。

ヴィンスは、笑いながらそれを見ている。

洸太は木刀で、ヴィンスの腹を突こうとした……が、ヴィンスがそれをかわし、洸太の頭にチョップをくらわした。

……どうせだから、これ投げるかな。

そう思って、俺は右手に持っている缶コーヒーを見る。

さっき、ヴィンスが投げたものだ。

ヴィンスは……、洸太との戦いに夢中だ。

俺は、野球でボールを投げるように、缶コーヒを投げた。

それは、洸太の顔面に当たるまであと10㎝というところで、ヴィンスが左手でキャッチした。

「お返し、どーもありがとうございます……」

Re: クラス対抗戦争 ( No.36 )
日時: 2010/01/04 14:55
名前: 玄月 ◆vBcX/EH4b2 (ID: Qx27qPYR)

第12話


……当たると、思ったんだけどな……。

とりあえず……、俺も殴りに行くか!

俺は、ヴィンスの方に走っていき

「洸太! いったん避けろ」

と言った。

洸太は、俺の言葉を聞き、右に避ける。

ヴィンスは、俺がくるのを見て、バスケットボールを投げてきた。

何でそんなもの持ってるか、は置いといて。

避けられない。俺に当たるまで、あと3m……。

こうなったら……!

「うりゃああァァああァァああ!!」

カンッと言う音が、廊下に響く。

バスケットボールが、ヴィンスの額にぶつかる。

手がじんじんする。

……まさか、本当に打ち返せるとは思わなかった……。

俺がそう思っていると、ヴィンスの携帯電話が鳴った。

「……あ、ハイ。もしもし? こちら、ヴィンス」

電話に出るんかい!

ヴィンスは額をさすりながら、内容を聞き、コクコクと頷いている。

「……は? 蓬さん、それ……本当? 旧校舎には入るなってあれほど言ったでしょう!?」

なんか、大変なことになっているらしい。

「ごめん! ちょっと用事が出来たから、行ってくる!!」

ヴィンスが、そう言って窓から飛び降りる。

何してんだ!? それ……自殺行為だぞ!

洸太が、窓から校庭を見る。

「……あいつ、生きてる」

洸太が、そう呟いた。

……何だって? 人違いじゃないか?

俺も、校庭を見てみると……。

いた! 生きてるし!

ヴィンスは、旧校舎に向かって走っている。

「……俺等も行くか、旧校舎」

「だな。あそこが1番安全そうだし、蓬の事も気になるし」

とりあえず、俺達も、旧校舎に行くことにした。

……そういえば、ヴィンスは何で蓬が旧校舎に入ったと聞いて、あんなに焦っていたんだろう?


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