ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 今日も小説家。 ☆お知らせアリ
- 日時: 2010/07/10 20:14
- 名前: 相生 ゆうこ (ID: NzSRvas.)
初めての小説です。優しく見守ってくだされば幸いです、
頑張って書いていきますので、宜しくお願いします。
- Re: 今日も小説家。 ( No.9 )
- 日時: 2010/06/12 22:52
- 名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)
初めまして、こんばんは。
タイトルに惹かれてやって参りました(´∀`*)
刃金が何者なのか気になります……。
更新頑張って下さいね!
また来ます!
- Re: 今日も小説家。 ( No.10 )
- 日時: 2010/06/16 19:20
- 名前: 相生 ゆうこ ◆pn5.bJo696 (ID: AW.EMINT)
「・・・・・私が、この事件を解決してみせる。」
衝動に駆られて発した言葉ではない。
心の底からの、本気の、今の奈美の想いそのままの言葉だった。
自分は小説家で、探偵でもないし警察でもないし。
権力だって持ってないのに。
ただ、自分の書いた小説が売れて
それが事件になってしまっただけで
____自分が、事件を解決できるなんて、
大抵の人は、きっと言う。『お前には無理だ』と。
でも、奈美は決心した。自分の本音、心の声、感情。
この事件は、絶対に解決できる・・・そうは思っていない。
自分に出来ること、こんなちっぽけな小説家にも出来ること・・・
それはただ、この事件・・・いや、自分の小説の世界をHAPPYENDで終わらせること。
それが、小説家___緋澄奈美に出来る・・・最大の行動だった。
少年・・・Κ。刃金。この事件。
絶対に関係している。この事件とΚや刃金は・・・どこかで関係している。
犯人は・・・私の小説を読んだことがある人物・・・?
それとも、この事件が・・・たまたま、私の小説内容と被っていただけ?
奈美は推理し始めた。
奈美の運命が___今、動き始めた。
- Re: 今日も小説家。 ( No.11 )
- 日時: 2010/06/15 20:34
- 名前: 花札 (ID: Nke4dy0y)
奈美さんがどんどん探偵みたいになってきてかっこいいです!
続きをまってます。
- Re: 今日も小説家。 ( No.12 )
- 日時: 2010/06/16 19:45
- 名前: 相生 ゆうこ ◆pn5.bJo696 (ID: AW.EMINT)
第二章____『小説家と犯罪者』
「奈美ちゃん、奈美ちゃん、」
編集長の声でやっと眠りから覚めた奈美は、自分が今、どこに居るのかを把握できないでいた。
「編集長・・・ここ、どこですか・・・?」
「何言ってるの?奈美ちゃん。あなた、いつもより早くこの編集室に来て、居眠りしてたじゃない。」
「え・・・?あっ、すすす・・・すみません!」
奈美は、昨日の夜・・・あまり眠れなかった。
事件について、考えていたからだ。
犯人は誰だ、何の為にこんな事件を、
そんな事ばかり考えていたら、夜が明けていた。
でも結局、考えても考えても答えには在りつけなかった。
「編集長・・・」
「どうしたの、奈美ちゃん。」
「編集長は・・・不思議に思わないんですか?」
「あぁ、あの事件について?そうねぇ・・・」
次の瞬間、編集長が放った言葉は・・・
「何も思わないわ。だって、あんな事件・・・奈美ちゃんにも、私にも、無関係だもの。」
「そんなことな・・・」
「いいから、もうその事件の事は忘れなさい。いいわね?」
「・・・・・でも、どうして」
「奈美ちゃん!!!」
編集長の様子がおかしい。どうして怒るのだろう、どうして忘れさせようとするのだろう・・・
怪しみたくなかった。でも、確実に怪しい。
「____編集長、」
「もう!まだ何かあるの?!事件の事なら、聞かないからね!」
「・・・編集長は、この事件に___」
「どこまで、 関 わ っ て い る ん で す か。」
口に出してはいけない言葉だった。
奈美を採用してくれた、そしてこれまで支えてきてくれた。
そんな編集長を怪しんでしまった。
怪しみたくなかった・・・でも、
奈美は、この事件を解決してみせる・・・そう誓った。
だから、仕方なかった。100%、編集長が絡んでいるとは限らない。
でも、確立は50%ずつ。100%、編集長が絡んでいないという事も証明はできない。
編集長は、奈美の真剣な目つきを見ながら・・・
クスクス、と笑い出した。
「・・・クスクスクス・・・フフフ・・・」
「編集長・・・?やっぱり事件に絡んで、」
「いっやぁーね!冗談じゃないわよ!何で私がこの事件に絡まなきゃいけないの?」
「じゃあ絡んでいな・・・」
「絡んでないわよ!もう、奈美ちゃんってば!笑っちゃう!!クスクス・・・」
____よかった。
奈美は、一応安心した。
「・・・そうですよね、こんな優しい編集長が・・・この事件に絡むなんて・・・」
奈美が、安心していた次の瞬間・・・
「ありえるかもしれないけどね、」
編集長は、そういった。
はっきりと、そういった。
そして、最後に口にしたこと・・・
「優しい人間だって、犯罪者にはいつだってなれるんだから。」
- Re: 今日も小説家。 ( No.13 )
- 日時: 2010/06/17 20:17
- 名前: 花札 (ID: 8FNw8six)
ま・・・まさか編集長がハガネ・・・?
続きが気になります!
更新まってます♪
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