ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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僕を信じて。〜オリキャラ募集!〜
日時: 2010/01/01 16:39
名前: 藍羽 (ID: V9.d7PSD)

こんにちは。藍羽です。
死神とか魔女とか出てくるお話です。
グロ・・・はないと思います。

ではどうぞ。

*お客さま

鈴歌様  くまごろう様


オリキャラ用紙は下にあります。

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Re: 僕を信じて。 ( No.1 )
日時: 2009/12/28 18:28
名前: 鈴歌 (ID: 39RfU1Y2)

はじめまして。鈴歌といいます!
小説楽しみにしています!
頑張ってください☆

Re: 僕を信じて。 ( No.2 )
日時: 2009/12/28 18:41
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

第一章 ココロ×ココロ=僕。

むー、今日も寒い。
真っ白な雪が降ってるし、空は曇天。
小さな太陽でもいいから出てこいよ、と思いながら起きる。
寝癖がついた自分の髪。
ちなみに時間は・・・六時三十分。間に合う。

「あ、起きたの、汐音」

ベッドの横に、いつの間にか双子の姉、礼音がいた。
礼音も寝癖がついてる。
ていうか、何で私の部屋にいるの。

「何でいるの?寝ぼけちゃった?礼音の部屋は隣だよ」

「馬鹿。それくらい分かる。枕カバー取替えに来た」

「なんだ、それか。私が起きてからでいいじゃん」

「何となく、今起きる気がしたから」

私たちが双子だから?
でもこういうカンって、当たるよね。双子だから?
礼音は私の枕カバーを取り替えると出て行った。
さ、今日も始まりますよ。


           *

「今日は俺の勝ちだな、汐音」

教室に入ると、幼馴染の竜堂銀がいた。
クセのついた黒髪。輝く瞳。
そこが何となく、子供っぽさを醸し出す。

「でも私の方が勝ってる率は高いよ、銀」

「む。だってよ、汐音学校来るのはやいんだもん」

「違うよ、銀が遅いんだって。今日は別だけど」

銀と会話しながら机に鞄を置く。
ちなみに礼音とクラスは違う。私は一年二組。礼音は三組。
今、二組は私と銀しかいない。

「じゃあ、はやく来る。汐音に負けないくらい」

「それでも勝てなかったら、罰ゲームね!」

「マジかよお〜?!絶対負けねえ!」

やっぱり銀は子供っぽい。
私たちはもう、高校生だというのに。
でもたまに、銀はすごく大人っぽくなる。
そのときだけは「カッコイイ」と思うんだけどね。

「銀っ!私の教科書、返してくれない?」

突然、礼音が入ってきた。
どうやら教科書を貸して、そのままだったようです。
銀は思い出したように、鞄をあさる。

「ごめん、ごめん!返すの忘れてた」

「んー・・・。特別に許してあげる♪」

「やったー!」

礼音は少しだけ頬を紅くさせながら言う。
・・・礼音は銀のことが好きなのだ。
しばらく話すと、礼音は帰っていった。


           *

『あぁ、また消えていく・・・・・・!』

一人の少年は自分の薄れていく手を見て言う。
銀髪に、灰色の瞳。
深紅のローブに身を包み、白銀の鎌を持つ少年。

『行けばいいじゃない、馬鹿な死神サン♪』

楽しそうに少年に声をかける、一人の少女。
この少女も腕などが薄れている。
ショートの黒髪に、真っ赤な瞳。
薄い紫のスカートが風になびく。

『そういうキミも、駄目みたいだね』

『分かってるわ。でも、何とかするわ』

不気味に笑いながら、少女は言う。

『あたしは存在してやるわ・・・。絶対に』

少女の笑い声だけが、暗闇に響いた。

Re: 僕を信じて。 ( No.3 )
日時: 2009/12/28 18:42
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

鈴歌様。

コメントありがとうございます!
頑張りますね☆

Re: 僕を信じて。 ( No.4 )
日時: 2009/12/28 19:24
名前: 藍羽 (ID: jusjvnjl)

登場人物

■芳山 汐音 Houyama Shion
16歳、高校1年生。クラスは2組。
礼音の双子の妹で、一卵性双生児であるためそっくり。

■芳山 礼音 Houyama Reon
16歳、高校1年生。クラスは3組。
汐音の双子の姉で、一卵性双生児であるためそっくり。
幼馴染の銀のことが好き。

■竜堂 銀 Rindou Gin
16歳、高校1年生。クラスは2組。
汐音と礼音の幼馴染。


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