ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 君と僕と星たち。
- 日時: 2010/01/03 14:09
- 名前: 藍羽 (ID: H3TLDNR4)
こんにちは、藍羽です。
天文学部とかを舞台にしたお話です。
とにかく、星とか、惑星とか??
ま、頑張りますっ!
★お客さま
朝倉疾風様 (( `o*架凛様
- Re: 君と僕と星たち。 ( No.4 )
- 日時: 2010/01/03 12:26
- 名前: 朝倉疾風 (ID: VZEtILIi)
こういうの、好きです。
こういう、ピュア(?)……ピュア?
ん、間違ってるのか?
んーぁー、ピュアみたいな!!
- Re: 君と僕と星たち。 ( No.5 )
- 日時: 2010/01/03 13:24
- 名前: (( `o*架凛 ◆eLv4l0AA9E (ID: 81HzK4GC)
こんにちゎ。
ファンタジーだけでなく、天文……宇宙とか星の神話とか大好きな架凛です。
ゆ、ゆずき強し……。味方にいたらとても頼もしいですがww
そのくせ猫が苦手とは、意外と可愛らしい所もあったり……。
続き楽しみにしてます(( `o*+。.:*
- Re: 君と僕と星たち。 ( No.6 )
- 日時: 2010/01/03 14:07
- 名前: 藍羽 (ID: H3TLDNR4)
朝倉疾風様。
あ、好きですかっ?!
ありがとうございますー!!(嬉
ピュア?ピュア、なんですかね・・・??
ピュア・・・にしときましょう。
(( `o*架凛様。
宇宙とか大好きなんですか^^
神話は大好きです!笑 星も好きですけど。
ゆずきちゃんは強いです。猫嫌いな子ですけどw
- Re: 君と僕と星たち。 ( No.7 )
- 日時: 2010/01/03 14:29
- 名前: 藍羽 (ID: H3TLDNR4)
あたしたち、天文学部は夜に活動する。
5時頃にはいつもの場所へ、移動するのだ。
学校から近い、この場所。
たくさん草が茂っていて、星を見るのに最高な場所。
───あたしたちだけの場所だった。
もう少しで真っ暗になるから、望遠鏡とかの準備をする。
軽く、軽食をとり、暗くなるまで待つ。
「この虫めっ。わたしにつきやがって、この!」
金髪少女、イヴがスカートについた虫と格闘中。
バシバシと叩き落とし、踏み殺す。
いくらなんでも、やりすぎだぜ。
「イヴ、虫に怒りすぎよ。ちっぽけな虫じゃないの」
伊月先輩がイヴに声をかける。
さすがに外では読書をしないようだ。
「伊月先輩!だって、ムカつくんだもん。殺したいくらい!」
「はっはっは、イヴは怖ぇな」
涼城先輩も交じる。
「翔、まだ準備できてないだろう!」
遠くから、神山先輩が叫んだ。
どうやら、こっそり抜けてきたらしい。
バレちゃった。
そんな顔をして、涼城先輩は神山先輩の元へ。
「ねぇ、ゆずき。ちょっと向こうの方に行ってみようよ」
暇なあたしに声をかけたのは、祐弥だった。
「あっちか?雪が積もってるぜ・・・?」
「いいじゃん、ちょっと行ってみようよっ」
「仕方ねぇなあ・・・!」
暇なあたしと祐弥は、少し離れた場所へ向かう。
祐弥は好奇心旺盛なタイプ。
だから、祐弥の傍にいると少し楽しいことがある。
「祐弥ぁ、ゆずきぃ!どこ行くのー?」
後ろから、イヴがついて来た。
「イヴ!祐弥が散歩したいってよ」
「祐弥の散歩は冒険でしょ。楽しみだね」
たしかに、祐弥の散歩は散歩じゃない。
冒険だ。
あたしと祐弥とイヴは、目的地に着いた。
雪がけっこう積もってて、足元が少し冷たい。
何もない場所だった。
「あれ、珍しい。何もない場所に着くなんて」
「そんな、毎日面白い場所に着くわけないだろう」
「だって祐弥の行くところは、楽しいんだもんな!」
「そうだよ、祐弥ぁ」
あたしは周りを見渡した。
・・・雪が積もってるだけの場所。
真っ白で、綺麗だった・・・・・・。
「あ、人がいる」
突然、祐弥が小声で言った。
「え、どこどこ?」
イヴが食いつく。
「ただの人だよ。中学生かなぁ・・・?」
「なんだ、ただの人?つまらないの」
「つまらなくて結構。ただの人じゃないと怖いからね」
あたしも、祐弥やイヴが見る場所を見た。
雪の上に、セーラー服を着た少女が座っていた。
・・・たぶん中学三年生くらい。
肩まである黒髪。ベージュのカーディガン。
- Re: 君と僕と星たち。 ( No.8 )
- 日時: 2010/01/03 14:43
- 名前: 藍羽 (ID: H3TLDNR4)
「祐弥ぁ、声かけてみろよ」
あたしは意地悪そうに笑いながら言った。
祐弥は大きく目を見開き、
「何言ってるんだよ、ゆずき!知らない人だよ?!」
とか、焦ってた。・・・面白い。
イヴはただの人ではつまらないようで、雪の上で寝てしまった。
───そんな、エイリアンとかだったら、怖いじゃなか。
「もしかしたら知ってる人かもしれないぜ?」
「僕の知ってる女は、同じクラスの人と天文学部の人くらいで・・・っ」
どうやら、あたしたちの声がデカかったようだ。
・・・少女は振り向いて、あたしたちを見つめた。
「どうすんだよ、馬鹿祐弥クン」
聞こえないように、小声で言ってやった。
「ゆずきが悪い。ゆずきが悪い」
「あたしは悪くないぜっ?!」
小さな喧嘩をしていたら、少女は立ち上がり近づいてきた。
・・・こちらに向かって来る。
そして、
「何かここに用でもあるんですか?」
と、少し気の強そうな感じで言ってきた。
変にやったら、めんどくさそう・・・。
少女は、しっかりとあたしたちを見つめていた。
真っ直ぐに。
「いや、たまたま散歩に来ただけなんだ。な、祐弥?」
そう言って、祐弥の顔を見る。
・・・・・・え?
祐弥も真っ直ぐに、少女を見つめて、一言。
「もしかしてさ、**ちゃん・・・?」
その瞬間、少女は歪んだ。
「ユッ・・・?!ウウウウウウゥゥゥゥウウッ??!!」
頭をおさえ、奇声をあげる。
壊れちゃったのかなあ?
人って壊れると、怖いよな。