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〜アビリティワールド 最終章〜更新再開♪
日時: 2010/05/27 20:47
名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)

〜第1章 逃亡の果て〜
>>1    『プロローグ』
>>2    『T,N』
>>6    『3度目の脱獄 VSトレバー』
>>10   『テロ集団 ‘ARISU’』
>>13   『新たなる脱獄者』
>>19   『ティム・シャロン』
>>22   『殺し屋‘十戒衆’』
>>24   『ペンタゴン攻撃』
>>29   『バーカス・ファイヤーサーカス団』
>>31   『新たな幕開け』
>>38   『能力者の親』
>>40   『運命の時』
>>43   『闇と光』
>>44   『本当の世界』
>>46   『ヒーローの終わり』

〜第2章 絶望の鎮魂歌〜
>>54   『みんなはどこへ・・・・』
>>61   『最後の歌姫』
>>63   『絶望の鎮魂歌』
>>65   『崩れゆく空 最終決戦へ』

〜最終章前編 人類の運命〜
>>73   『最終決戦その1 VSミラー・モンクトン』
>>74   『最終決戦その2 VSトレバー・ヴァレンティーン』
>>75   『最終決戦その3 トレバーの想い』
>>76   『最終決戦その4 VSギボン・ホプキンス』
>>79   『運命の再会 VS星風人』
>>80   『選ばれた七人のメンバー』
>>81   『空崩壊を止めろ!! VS谷瀬和馬』
>>82   『優太暴走』
>>85   『第2ラウンド』
>>86   『最後の最終決戦 VS谷瀬和馬&ラスト・アビリティ』

〜最終章後編 伝説の英雄たち〜
>>89    『5ヶ月後』

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Re: 〜アビリティワールド 第2章 絶望の鎮魂歌〜 ( No.54 )
日時: 2010/02/21 14:34
名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)

16話  『みんなはどこへ・・・・』

ザザァァァァーーン

名もなき孤島の砂浜に、手を拘束された優太はいた。
奇跡的に生きており、今は気絶している。
倒れている優太のもとに、一人の老人が近づいてきた。
「まためずらしい物が流れ・・・ん?」
老人は優太に近づくと、慌てて起こし始めた。
「お、おい!!坊主!!大丈夫か!?」
「うっ・・・・。」
優太は目を開くと、飛び起きて周りを見渡す。
しかし、周りには島一つないきれいな海しか見えない。
優太は砂浜を見渡し、誰かほかにいないか探す。
「そんな・・・七海!!!アレック!!!ニックス!!!エイミー!!!」
優太は泣きながら4人の名を叫ぶ。
しかし、その願いは虚しくも叶わなかった。
優太は砂浜に派手に倒れると、拘束された手で地面を叩く。
「なんで・・・なんでぇぇぇぇ!!!!!」
「おい!!大丈夫か!!」
後ろから、先ほどの老人が優太に声をかける。
「何があったか知らんが、とりあえず来い。」
老人は優太を起こすと、どこかへと歩き始めた。

**********

カナダ グレアム島

ガッガ・・・・・ピーーーーーー
壊れた通信機を星風人は地面にたたきつける。
星風人の背景には無残にも墜落した飛行機があった。
飛行機は炎をあげて激しく燃えている。
「星風人。生きている通信機だ。大統領に繋いである。」
神が星風人に通信機を投げ渡す。
『大統領、申し訳ありません。』
『何があった?レーダーからだと、カナダにいるのか?』
『はい。何者かにエンジンを攻撃されて・・・その・・・・』
星風人はそのあとの言葉を躊躇う。
『捕獲していた能力者が、ハッチが勝手に開いたせいで太平洋上空にて落下しました。』
『全員か?』
『は、はい・・・。確かめに行った時にはもう・・・』
通信機の向こうからノアのため息が聞こえる。
『それはこちらで手配する。お前らはどうにかしてアメリカに戻ってこい。』
そう言うと、通信機の電源がオフになった。

**********

アメリカ ホワイトハウス

大統領室にはノア、鈴香、天骸人、太陽人、天地人、創造人がいた。
「大統領。死んだ岩野の後任は誰にしますか?」
天地人がノアに聞くと、ノアは首を横に振った。
「日本の政府は終わったんだ。もう後任などどうでもいい。天地人と太陽人は残り、残りの人間は太平洋付近に落下した能力者の捜索に手をつけろ。」
ノアがそう言うと、2人以外の全員は大統領室から出て行った。
「大統領。我々は・・・?」
天地人がノアに聞くと、ノアは一枚の写真を天地人に渡す。
写真には若い青年が暗い顔で写っている。
「これは誰です?」
「谷瀬和馬という男だ。実はな、ラットイスケイプに収監していたんだが、ある日を境に姿が消えた。」
天地人と太陽人は‘ある日’という言葉に疑問を持つ。
「優太たちが脱獄した次の日だ。それと同時に、チェ・リンという中国人の能力者も消えたんだ。」
ノアの口から出た名前に、天地人は驚いた。
「そいつは、須波有菜の手下・・・・」
「あぁ。あの時の戦いで彼女は両目を失明。少し謎があるのだ。君ら二人はこの二人の行方を捜してくれ。」
天地人はその言葉を聞くと唖然とする。
隣にいた太陽人も愕然としていた。
「な、なぜ今頃!?こいつらが脱走したのは数十年前です。行方どころか、何も掴めませんよ。」

「そう言うと思ったよ」

ノアは笑顔で二人を見る。
「実はな、数日前にアメリカのワイオミング州にあるイエローストーン国立公園の近くで両目を包帯で巻き、左手がない女性を見たという警察官がいた。おそらく、チェ・リンだろう。様子からみると、その周辺に住んでいるからお前たちで調査してくれ。」
「・・・・了解。」
二人は少し疑問を持ちながら、大統領室を後にした。



Re: 〜アビリティワールド 第2章 絶望の鎮魂歌〜16話更新♪ ( No.55 )
日時: 2010/02/21 14:45
名前: 黒神 恢羅 (ID: YAFo98qW)

第二章突入おめでとさん。
新展開でこっちもわくわくだ。

Re: 〜アビリティワールド 第2章 絶望の鎮魂歌〜16話更新♪ ( No.56 )
日時: 2010/02/27 14:35
名前: 茄穏 (ID: 1JjPbNpp)

こんにちは、久しぶりですね。
第一章終了おつかれさまでした。
そして、
第二章突入おめでとうございます。
これからも、陰ながら応援しているので、がんばってくださいね。

Re: 〜アビリティワールド 第2章 絶望の鎮魂歌〜16話更新♪ ( No.57 )
日時: 2010/02/28 12:27
名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)

今日更新します♪

Re: 〜アビリティワールド 第2章 絶望の鎮魂歌〜16話更新♪ ( No.58 )
日時: 2010/03/06 19:40
名前: 遊太 (ID: EWcIN/Ij)

すいません!!
こちらの更新はかなり遅れると思いますm(__)m
本当に申し訳ございませんm(__)m(__)m


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