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短編集(少女のお話)
日時: 2010/03/11 11:08
名前: haru (ID: uRjlitq/)

初めての短編集に挑戦します!上手くできるかわからないけど多くの人に読んでほしいです♪
読んだらコメくださいね。

あと、私の書いているシリアス・ダークの「積み木〜私が壊したもの〜」、シリアスダークの「堕天使」も読んでコメくれると嬉しいです!

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Re: 短編集(少女のお話) ( No.20 )
日時: 2010/02/25 18:18
名前: nanasi (ID: XTwzLzPc)

あっ受験生だったんだ(実はうちもだったりするんだよね)

っていうか、年上!?

同い年ぐらいと思ってた・・・(あっタメ・・・)

まぁ、これからも

誉呂詩紅(よろしくの、まぁ、ハッピーバージョン???)

Re: 短編集(少女のお話) ( No.21 )
日時: 2010/03/11 11:06
名前: haru (ID: uRjlitq/)

入試終わりました!!
でも結果まだ、、、。ああ、、怖い、、。
コメントくれた皆様(ラリさんnanasiさん黒魔女アールさん修也さん)本当にありがとうございました!うれしかったです。

新しいの書きますね。

〜猫〜

黒い毛に赤い目。スラっとした体に上品に動くしっぽ。
僕は、一瞬見とれてしまった、、、。
「ママ!みて、綺麗な猫!」
「え、、、何を言ってるの!さっ帰るわよ!」
「なんで〜?飼おうよ。」
「亮ちゃん。あれは、不幸を呼ぶ猫なのよ?」
「不幸、、、?」
「さっ、今日は何を食べようかしらね。」

僕には、そう見えない、、、。
母に手を引かれながら、猫を見続けて歩いた。
猫は、夕日に染まった空の雲をじっと眺めていた。


「おはよう。クロ。」
あれから、8年。僕は15歳になった。
「にゃーー、、」
猫に勝手に名前をつけた。黒いからクロ。はっきり言って適当。最初は無視されていたがご飯を持ってきてあげると喜んでくれるようになり最近では懐いてくれた。相変わらず、近所からの評判は悪い。だからこの橋にはあまり人が通らない。だからこそ、僕も15歳になってもえさをあげる事ができる。
「じゃ、行って来るな!」
「にゃーーー、、」
猫は大きなあくびをして、橋の上でうずくまった。
全ての動きに可愛さと綺麗さを感じる。
将来親ばかになりそう、、、。自分でそう思うくらいクロにのめり込んでいた。

クロが大好きだった、、、。





「スキです!!」
「え、、、、?」
いきなりくらった呼び出し、、。俺、告白、、えええ!!??頭が困惑する。女の子は顔を真っ赤にして、手も震えて、、、。
「うれしいんだけど、、、。」
俺には、クロがいる。
「ごめん。大切なものがあるから。」
「、、、、好きな人が、、いるんですか、、?」
「え、、人じゃないけど、スキだよ、、。」
「、、、、、人じゃないんですか?なら、別にあたしの事スキじゃなくてもいいから彼女にしてください。」
「え、、、、。」
「先輩と一緒に帰ったりただ一緒に居たいんです。」
帰るのなんて絶対むりだろ!クロいるし。この町は小さな田舎。しかも面積が小さいからうわさはすぐ広がる。中学校もここ一つだけ。広まったら俺終わりじゃん、、、。
「ごめん。俺、そういういい加減な事嫌だから。」
たっ、、、
「あっ、、先輩、、、。」



俺はあの子がこのままあきらめると思っていた。
って言うかスキじゃなくてもいいって言う意味が分からなかった。普通両思いになってこそうれしい恋愛。彼女は僕の存在の何を欲しがっているのか分からなかった。


一旦ココで切りますね。続く、、、

Re: 短編集(少女のお話) ( No.22 )
日時: 2010/03/12 14:26
名前: haru (ID: uRjlitq/)

「クロ!今日はにぼしだぞ!」
「にゃーー」
橋から軽やかに降りると亮の元へやってきた。
「はははっ!よしよし、いいこだ。」
にぼしをクロの口元まで近づけ渡す。
亮は写真を取ろうとして携帯を取り出した。するとはっと時計に目がいった。
「おっと、今日日直だから、クロまたな!」
「にゃーーお」
亮はクロに手を振ると走って学校の方へ行った。



にゃーーー!!!!!





それが、クロとの最後の時間だった







「クローーーーーーー!!!あれ、、どこ行ったんだろう?」
クロは、8年の間ずっとココを動いた事が無いのに。



「先輩。」

「あ、、君は昨日の、、、。」
「なにをしてらっしゃるんですか?」
「え、、、と、、探し物を、、。」
クロは不幸の猫とうわさされてる猫だ。それを大切にしてる俺をみんなに知られたら、、、、。
「先輩。」
女の子はゆっくり近づく。
そして、亮の横に来て




「お探し物は、黒猫ですか、、、?」


ばっ!!
女の子の方を向く


不気味な笑みを浮かべていた


「先輩。秘密にして欲しいですか?」
「、、、別に。」
「猫、、、、、大事でしょ?」
「、、、っ、、。」
「先輩って学校じゃ人気者なんですよ。成績もそこそこで顔もいいし、、、。運動もできる、、、。」
ああ、、分かった。この子が俺と付き合いたい理由

「そんな人が、あんな猫と会話したりしてるなんて聞いたらみんなどう思うでしょうね?しかも、あの、、、うわさの不幸を呼ぶ猫と、、、、。」
「、、、、、そんな噂でたらめだ!」
「あら?そうなんですか?」
「実際俺は不幸じゃない!!」
「じゃあ、ばらしてもいいんですね?」
「っ、、、勝手にしろ!」

「、、、、ひとつ、交換条件しません?」
「は、、?」
「私と付き合ってください。それなら、口外しません。」
「まだそんなこといってるのか、、、。」
「どちらにもメリットがあるわ。」
にやっ

なんて恐ろしい笑みなんだ、、、。

背筋がぞっとした。

「っていうか、条件飲まないと、猫殺すよ?」
「んな、、!!まさかお前、、!!」
「ピンポー−ン!猫は今、あたしの家です☆」
「返せよ!!」
「ふっ、、、条件、飲めますか?」




クロっ、、、、、









「分かった。」


Re: 短編集(少女のお話) ( No.23 )
日時: 2010/03/17 00:34
名前: haru (ID: uRjlitq/)

合格しました!高校。嬉しいです。


では、つづき書きます。

「先輩!」
「っ、、、。」


ざわっ

周りがざわめく、、、、。
「先輩。ちゃんと振舞ってくれないと、、分かってますよね?」
っ、、、悪魔、、、!!
「ちゃんと、ミチルって読んでくださいね?亮。」
呼び捨てとか勘弁してくれよ、、、。
頭を抱えたまま腕を組まれる
「クロは、、、?」
「秘密です☆」
「話せよ、、、。」
「えーー。話した瞬間別れられたら困りますから。」
舌を出してぶって笑うこいつが堪らなくムカついた
「ちょっとこい!」
腕を掴み、走った
「な、、、何ですか?いたっ、、、。」


俺は屋上までこいつを連れて行った
そして、、、

「亮、、、っ、、、、。」
「呼ぶなっ!そしてクロを返せ!」
俺は屋上の端っこまで追い詰めた
「ふっ、、、返すわけ無いでしょ?」
「んだと、、!?」
「、、、、ばらすわよ!」
「んなのどうでもいいんだよ。っていうかお前ごときどうにでもできるんだよ、、!!!」
どさっ
俺は、こいつの体半分を屋上の手すりから出した
「っ、、、あ、、、、。」
髪が風にあおられて靡いていた
「返せよ、、、!!」
「わ、、、私を落として殺すつもり?犯罪者になるわよ?」
「うるせえ、、、返せよ、、、!!」
「ふっ、、、不幸を呼ぶ猫の思う壺ね、、、。」
「まだ言うか、、!?」
「猫に囚われちゃって馬鹿みたい、、っ、、、早くあたしを戻さないと、、殺すわよ、、!!」
「あ、、、!?まだ言うか、、、?」
そのとき、、、、









にゃーーー






「クロっ、、、、!?」


「わっあああああああああああああああ!!!」

クロの泣き声に振り返るとクロはいなかった、、、。

そして、アイツは俺が手を離したせいで落ちた、、。


落ちたはずだった、、、、でも、、遺体は見つからなかったし、その後のアイツの行方は分からなかった。



そして、、、、






クロは、アイツの家で、、、死んでいた、、、。
かなり傷があって、首には絞められたあとが。

クロは不幸の猫なんかじゃない。
俺の大切な、、、猫だったけど初恋だった。
大好きだったんだ。
周りに秘密だったけどあの時間は今も宝物。


アイツは、きっとどこかでクロから罰を受けてる。そんな気がするんだ。俺がやりたかったけど、、、。



猫には、不思議な力があるんだって。



目を閉じると今も黒い毛に赤い目にスラっとした体に上品に動くしっぽで、僕の心を誘惑している。
そして、泣くんだ、、、。あの美しい声で、、、。


あの泣き声を、大好きって受け取っていいかな、、?


なんてね、、、。






END

Re: 短編集(少女のお話) ( No.24 )
日時: 2010/04/05 13:48
名前: haru (ID: 7hV223vQ)

なんか、想像力が尽きてしまいました、、。
う〜ん、、、。
とりあえず、明日高校の入学式だし課題もあるので。
お話を考えたいと思います。


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