ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!)
日時: 2010/05/18 17:08
名前: 薔薇薔薇娘 ◆Mu2zZKM5c. (ID: F35/ckfZ)

「100年に一度、美しいが奇妙な容姿を持った娘が生まれる。その娘は、後に災いを及ぼす…」
誰かが言った言い伝え。嘘と思われるでしょうが、嘘ではない。何故って…?100年に一度生まれる娘が…

               私だからです。


クリックありがとうございます!えっと、早速ですが、小説の内容を簡単に説明しますね。時代劇風で、中国をイメージ。呂布という後漢最強の武将の再来と呼ばれる「鬼神」と100年に一度生まれる災いを及ぼす「阿修羅姫」のシリアスな恋愛っていうか、愛憎っていうか…。そんな感じです。全然簡単じゃないですね^^;説明下手ですみません!これでお解りになった方もいらっしゃるでしょうが、大変駄文で読みにくい小説になってしまいます^^;それでもOKな方はどうぞ!

ルールと言うルールは特にありませんが、荒らしや人を傷つけることは×。あと、薔薇薔薇娘バラバラムスメは堅苦しいのが苦手で、最初からタメOKな方のほうがいいと思います!薔薇薔薇娘…。ハハ、ヘンな名前(笑)(←自分のことだろ)あ、ちなみに大変馬鹿です!表現力も全然ありません〜^^;誰か、小説を書く能力を私に分けて下さい〜!
えっと、薔薇薔薇娘はキャラ作成能力が0に等しいです。なので、オリキャラを募集しています!オリキャラの投稿の仕方は↓をどうぞ。

名前 (なるべく昔っぽい感じの名前がいいです!漢字の場合は読み仮名を宜しくお願いします!)
性別 (女か男のみ!)
性格 (明るくても暗くても、クールでも普通も…。何でもOK!)
年齢 (なるべく若手!)
容姿 (目の色、髪の長さ、髪の色などなるべく具体的に!)
設定 (どんな生い立ちか、なにか特殊な能力などがあればここへ!トリップしてきたとかいう設定もOKです!)
武器 (何でもOK!難しいものならなるべく具体的に)
所属 (何軍に所属か。今は影虎軍と美麗軍と蛮浄軍を募集中です。勿論自分で作ってもOK!)
一人称 (私、わたくし、俺、僕など…様々です!)

こんな感じです。勿論、書き足しもOKですよ〜!

ダメダメ薔薇薔薇娘ですが、挫折はしないように頑張ります!どうか温かい目で見ていてやって下さい!(ペコリ)

〜小説〜
「阿修羅姫と鬼神」
登場人物>>1
第零話「鬼神」>>3
第壱話「阿修羅姫」>>6
第弐話「交わる刃」>>12
第参話「意外なヤツだけど」>>17
第四話「空から降ってきた少女」>>18
第伍話「戦の前日」>>25
第六話「強行突破!」>>31
第七話「天才軍師」>>36
第八話「悲しみがやがて始まる」>>37
第九話「過去」>>38
第拾話「神の花嫁」>>39
第壱拾壱話「阿修羅姫と鬼神がもたらした悲劇」>>42
第壱拾弐話「優しい村」>>45
第壱拾参話「還る場所へ」>>53

〜番外編小説〜
番外編壱「お詫び申し上げます」>>52

〜素敵なオリキャラ様〜
嘉神 雅焔(牙暁様が考えて下さいました!>>2)
蛮浄寺 上寿(金平糖様が考えて下さいました!>>7)
金田 修羅(禰音 鏡幻様が考えて下さいました!>>8)
天宮鏡(ぽんかん様が考えて下さいました!>>9)
如月 幻士郎(白月様が考えて下さいました!>>10)
宵闇 更紗&篠垣 柊(更紗蓮華様が考えて下さいました!>>29)
蛮浄寺 百寿(金平糖様が考えて下さいました!>>40)
長曾我部 蛇々羅(るりぃ様が考えて下さいました!>>46)
校倉 刹那(バララ様が考えて下さいました!>>49)

〜イメージソング〜
美麗 阿修羅姫>>21

ちょっと付け足しです!

〜鬼神様(影虎)の注意(鬼神様の説明で解りづらいときは、博識の阿修羅姫様(美麗)が詳しくお伝えします)〜

影虎「俺より強い奴?そんな奴はおらん!!」
美麗「つまり、強すぎ設定は使われません。強すぎても構いませんが、私達がそれ以上を行きます」

影虎「俺が年をとる?ふん、あり得んな(←)」
美麗「つまり、時が止まっています。サ○エさん方式です。永遠に初期設定の年齢で行きます」

影虎「ばれんたいんでー?何だ、それは」
美麗「つまり、時代背景無視で行きます。本編はなるべく時代背景重視ですが、季節小説(たとえば2月14日のバレンタインデー)では、時代背景無視で行きます。勿論、この時代にバレンタインデーはありません」

影虎「今のところこれだけだが、また増えるかもしれん。ちゃんと見ておけ!」
美麗「偉そうですみません」

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Re: 阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!) ( No.36 )
日時: 2010/05/07 19:12
名前: 薔薇薔薇娘 ◆Mu2zZKM5c. (ID: F35/ckfZ)

第七話「天才軍師」

「貴様、蛮浄寺……長寿?」
名前を覚えていません。鬼神こと影虎様。
「上寿です」
阿修羅姫こと美麗さん。美麗がいないと彼は馬鹿ですね。
「上寿か。まぁ、あまり変らん」
「……変わりますよ」
「……」
致命傷を受けているのに、目の前で馬鹿っぽい会話をされる上寿様も可愛そう。
「貴様、頭は良さそうだな。雑魚だろうが……。ついてこい!」
そして、美麗に止血するように促す。
「……」
美麗に止血されながら、鬼神と呼ばれる影虎を見上げる。
「……この蛮浄寺 上寿、生涯影虎様にお仕えしよう」
策を練るのは得意な方だ。ここで生涯を終えるより、得意なことをして誰かに仕える方がいい。
「美麗、帰ったら薬草でも練りこんでやれ」
「了解」
彼、まったく手加減なしで行きましたね。あと数㎝ずれていたら即死でしょう。
そして、傷ついた彼を抱え、あの小さな城に戻って雅焔に勝利の報告をしに行こうとしたその時、

『そろそろ気づきなよ。自分たちで気づかないなら、鏡たちが教えてあげる』
『そんな幸せ、いつまでも続きませんよ』

「なんだ?」
「……?」
上寿には聴こえていなかったようだが、二人にははっきり聞えた。謎めいた二人の声が……。

Re: 阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!) ( No.37 )
日時: 2010/05/07 19:26
名前: 薔薇薔薇娘 ◆Mu2zZKM5c. (ID: F35/ckfZ)

第八話「悲しみがやがて始まる」

「……」
「美麗、大丈夫か?」
ここ最近いつも変だ。さすがの俺も心配になる。
「……はい」
あの謎の声が聞こえてからどうも調子が悪い。顔は青ざめ、虚ろな瞳、乾いた唇……。
「っ……」
立ちあがろうとしたとき、視界が真っ暗になった。
「おっ、おい!?」
倒れてきた身体を受け止めた。
「目を覚ませ! 病気程度で倒れる雑魚ではなかろう!?」
平手打ちを食らわせたり、頭を机の角に打ち付けたりするが、起きる気配はなかった。
「こうなったら……」
そして、愛用の得物・戟を取り出す。
「それはダメっしょ!」
たまたま通りかかった雅焔が必死で阻止する。
「何故だ!? 美麗の危機に少し腕を斬るだけだ! 痛くて目が覚めるだろう!?」
どこか感覚がおかしい。
「それおかしいよ! 蛮浄寺さんに話せばわかるんじゃない? お寺の人なんでしょ?」

「上寿!!」
「なんだ?」
静かな部屋で兵法書を呼んでいたので、その大きな声は余計に響いた。
「美麗だ!! 見てやってくれ!」
「……」
あの阿修羅姫とも呼ばれる方が倒れるとは……。何か大変なことが起きたのだろう。
「……! これは……。何かに身体が侵されている」
霊が身体の中に侵入した、とかいう人はかなりいるが、人間が阿修羅姫の体の中に、阿修羅姫の忘れた記憶を流し込んでいる。
「……?」
どういうことだ? 何かが侵入? 変わった身体だな。
「この状態から回復するには、かなりの時間とかなりの痛みが必要だ。阿修羅姫が現実から逃げずに耐えられるか……。問題はそれだ」
「もし、逃げたらどうなる?」
「『死』あるのみ」
「……」
大丈夫だ。阿修羅姫と言われるのだから、そう簡単に何かから逃げたりせん。
自分が向き合わなければならないものから逃げるような、そんな弱い人間ではない。あの美麗は……。

Re: 阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!) ( No.38 )
日時: 2010/05/08 10:34
名前: 薔薇薔薇娘 ◆Mu2zZKM5c. (ID: F35/ckfZ)

第九話「過去」

『止めて下さい! 私が、貴方方に何をしたというのです!?』
理由も解らず、殴られたり、蹴られたり、石を投げられたりの日々。
『奇妙な顔しやがって! 母さんが言ってたんだ! お前は後に災いを及ぼすって!!』
『出てけ!! この村から出て行け!!』
女子も男子も交ざって美麗を受け入れよとしない。大人たちも、美麗のことを快く思っていなかった。
『貴様らぁ!! 美麗から離れろ!!!』
迫力のある大声。それは、道を通っている大人を振り返らせるくらい大きなものであった。
『う、うわぁ!! 影虎だ!!』
『逃げろーっ!!』
影虎を見ただけで一目散に逃げて行く。
『美麗……。大丈夫か?』
地面に倒れている美麗の手を取って起こす。
『はい。影虎様のお陰で平気です』
土がついた高級な着物をはたく。
『そうか、俺の家で手当てしよう』
平気と言っているが、右頬は赤く腫れていて、唇の端から血が流れていた。足には痣もあった。
『……はい』

『痛むか……?』
腫れた右頬に氷をあてる。当時、影虎は10歳で、その時から人並み外れた武の持ち主であって、領土をめぐって戦が起きた時など、先陣を切って戦うほどの強さだった。
『平気です』
当時、5歳であった美麗もこの時から奇妙な容姿……。後に災いを及ぼすとされている容姿の持ち主であったため、恐れられていた。
『影虎……』
そこに、運悪く影虎の父が帰ってきた。
『父上!』
美麗を部屋に連れているなど、他に知れたら影虎まで非難されることだった。
『美麗もいたか……。ちょうどいい、お前に話がある』
『はい?』
『お前は5つだな?』
5つ祭り…。5つの少女を神の嫁にする祭りだ。と言っても、これはさっきの会議で決まったことで。
『災いを及ぼすであろう美麗を、神の嫁にするということで、神に最も近い場所で監禁して、飢え死にしてもらおう』という計画だった。
『はい』
『この村には、5つの少女が神の嫁になるという伝統儀式があってな。お前はそれに選ばれた』
伝統儀式なんて嘘。ついさっき決まったことだ。美麗、お前を消す為にな……。
『……はい』
『そうか、いい子だ』
唯一この娘の長所をあげるとしたら、大人の言うことには『はい』の返事だけで答える所か。
『父上! そんな儀式……!』
聞いたことがない。ひょっとすると、さっきの会議で美麗を消す為に決まったことなのかもしれない。
『影虎様、良いのです。神の嫁になるなど、こんな名誉なことありましょうか』
影虎が言い終わる前に、美麗がその言葉を遮った。
『っ……』
美麗が望むなら……。神の嫁になると言っても、飯など必要なものは与えられるだろう。
『……』
恐らく……。この伝統儀式は嘘です。私は読書を好み、様々な村のことは知っていますが…。5つ祭りなど聞いたことがありません。
『祭りは今夜だ。夜9時、この服を着て祭り場にこい』
『はい』

そして、夜9時。皆が喜びに沸いていた。『これで、災いの娘はこの村からいなくなる』と……。
『これより、5つ祭りを開始する。神の花嫁となる名誉ある美麗よ、祭壇に上がるがよい』
村長である影虎の父親が、司会を務める。
『……』
そして、長い着物を引きずって祭壇に上がる。白い着物を着て、顔には化粧を施し……。息を飲むほど美しい娘だった。
『美麗よ、行くがよい。この道が、神へと続く道だ』
その道の周りには、喜びに沸いた民が立っていた。
その中に、悲しそうで、悔しそうな顔をした影虎も立っていた……。
『……』
その道に軽く礼をし、ゆっくりと歩調を進める。
『……美麗!!』
美麗が影虎の前を通る時、影虎が美麗の腕を掴んだ。
『……!』
ふっと軽く微笑むと、影虎の手を掴み、その腕を離してもらった。

それは、とても長い出来事で……。そして、一瞬のように短い瞬間だった……。

Re: 阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!) ( No.39 )
日時: 2010/05/08 15:07
名前: 薔薇薔薇娘 ◆Mu2zZKM5c. (ID: F35/ckfZ)

第拾話「神の花嫁」

『名誉ある美麗よ、今よりここで暮らすことになる』
『はい……』
『それでは、神の嫁になったことを名誉と思いながら、神のもとで朽ち果てるがよい』
『神のもとで死ね』そういう意味であった。
『はい……』

「……」
あれは私……。影虎様もいらっしゃった……。一体、何が起きているというのです……。

『寒い……』
神の嫁といっても、本当は死なせるためで。部屋にいろりなどなく。食事もなく。死ぬための部屋といっても過言ではなかった。
『美麗!』
『影虎様……?』
なぜ、ここに……?
『大丈夫か? 着替えと飯だ』
走ってきたのか、息が上がっていた。
『影虎様……。ありがとうございます』
『美麗……』
『はい?』
『俺にもっと力が付いたら、ここから逃げ出そう。約束だ』
もっと戦で戦功を立てて、この力がもっと認められたら……。たとえ父上を殺しても、この村を滅ぼしても美麗をここから救い出す。
『……はい』
『寒いか? 布団も持ってきた』
『……ありがとうございます……』
この方の優しさをもっと感じることができた。この方は優しいお方。ですが、村人は彼を恐れる……。何故でしょう……?
そして、影虎様は毎日、食事と着替えを持ってきて下さった。

『美麗、そろそろここを抜け出せる』
『……影虎様、努力してましたからね……』
あの5つ祭りから4年が経った。村人は、もう完全に美麗は死んだと思っているだろう。
『……何か村で起きました?』
最近、少し変だった。村人の叫び声が、村から離れたここにまで聞こえることがある。
『あぁ……。雨が降らず、米ができなかったりするな。あと、夏は暑すぎて死ぬ奴も出てくる。冬には蓄えがなく、死ぬ奴もいるな』
『大変ですのね……』
この時の二人は知らなかった。
実は村人は、神を呼べるという胡散臭い者に神を呼んでもらい、神の言葉を聴いていた。
『この1週間で、この生活が変わらなければ美麗は生きている。その場合は、天に背いた罪として生き埋めにして殺せば、村の平和は戻る』
と……。

Re: 阿修羅姫と鬼神。(オリキャラ募集中です!) ( No.40 )
日時: 2010/05/08 13:48
名前: 金平糖  ◆dv3C2P69LE (ID: fh.wbL8r)

名前 蛮浄寺 百寿(バンジョウジ モモジュ)
性別 女
性格 明るく陽気な少女。少々マセた所があり母にいつも怒られてしまう。表情がコロコロ変わる。
   少しだけ我侭な所があり、思い通りに行かないと落ち込んでしまう。一応良家の娘なのだがあまり礼儀正しくは無い。
年齢 7(若!)
容姿 背中まである黒髪、黒い目。肌が日焼けしている。
   普通の見た目。あまり上寿に似てない。
設定 上寿の娘。彼の血を受け継いでいるのか、明日や数日後の天気ぐらいは分かる。
   それと占いも少しは出来る(ただし恋愛占い)。
   父と母が絶賛喧嘩中、とくに母がおっかないので上寿を探してやって来た。
   一つ一つに口うるさい母親と、礼儀、勉強、武道と厳しい父親が嫌でたまらない。
   影虎や美麗が親だったら良いのになとか言って上寿に平手打ちされると良いな。
武器 無し。
所属 基本無し。褒美に応じてその軍の為に天気を教えてやる。
一人称 わっち。ただし上寿の前ではちゃんと私と言う。

二人目です。
パッと思いついた物凄い変なキャラなので、これは無しなら無しでもおkです。

それにしてもこれからの展開が楽しみです!
美麗の過去が可哀想でたまらんわ!


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