ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 紅の花が舞う
- 日時: 2010/05/31 19:01
- 名前: ユエ (ID: Am5TIDZx)
こんにちはー☆
【絶対少女!!】を執筆中のユエです。
これは、妖怪や鬼などがたくさん出てくるお話です!!
(個人的に、妖怪・鬼が出てくるお話書くのが好きw)
誤字などがあまり出ないよう、頑張りますっ!!!
*主な登場人物>>1
*用語説明>>3 >>20
*第一章 百花繚乱!
>>2 >>11 >>14 >>17 >>22 >>23
【お客さま】
*くれはさん *沖 誠さん *こたつとみかんさん
- Re: 紅の花が舞う ( No.1 )
- 日時: 2010/05/22 15:45
- 名前: ユエ (ID: NCw5IWsi)
主な登場人物
【 鬼 】
*藤堂 紅葉 Toudou Momizi 十六歳
*藤堂 月 Tousou Tsuki 年齢不明
【 人間 】
*二宮 総悟 Ninomiya Sougo 十六歳
*木下 真桜 Kinoshita Mao 十六歳
【言霊使い】
*椎名 水巳 Shiina Minami 十四歳
【 狐 】
*ツバキ Tsubaki 百歳以上
*桔梗 Kikyou 百歳以上
- Re: 紅の花が舞う ( No.2 )
- 日時: 2010/05/22 16:24
- 名前: ユエ (ID: NCw5IWsi)
第一章 百花繚乱!
「───う、うわああああああああああッ!」
沈んでいく太陽が、一人の少年を照らした。
もう既に夕方だ。 良い子は家に帰りましょう、という時間。
狭く、細い道を少年は全力で走る。
何度も何度も、後ろを振り返りながら……。
学生服に、少しだけ乱れた黒髪。 童顔。
女装が似合いそうな、見た目は可愛い高校生。
だが、左手には日本刀をしっかりと握っていた。
───ガシャアアン!
後ろから聴こえる、色々な破壊音。
少年の走る速度は上がる。 もう、振り返らない。
「まったく、総悟ったら何やってんのよ!」
突然、真上から一人の少女が降ってきた。
音もなく着地し、少年の隣を走る。
二つに縛ったこげ茶の髪が風になびいている。
「真桜! 五月蝿いなっ、お前がやってみろよ!
江戸だか平安から続く陰陽師の娘なんだろッ」
「平安時代よ、この馬鹿!」
───バキャッ! ガシャアンッ!
少年と少女の前に、突然大きな物が落下してきた。
残念、行き止まりだ。 逃げることはできない。
そして、二人は振り返る。
二人の後ろには、巨大化した怨霊がいた。
闇を纏い、憎悪の塊となった怨霊。
「仕方ないよな……」
仕方ないな、という表情で少年は呟く。
二人は一歩前に出る。
「怨霊狩り、二宮総悟、参る!」
少年───二宮総悟は刀を怨霊に向けた。
「陰陽師、木下真桜!」
少女───木下真桜はお札を出した。
そんな様子を、ビルの屋上から見ている少女がいた。
真桜と同じくブレザーを着ている。
そして、総悟と同じく日本刀。
「ピンチになったら、わたしの出番だよねっ」
肩までの明るい茶髪が、大きな瞳が印象的だった。
- Re: 紅の花が舞う ( No.3 )
- 日時: 2010/05/23 20:26
- 名前: ユエ (ID: WwOXoFC5)
*用語説明*
【桜木町】
名前の通り、桜で有名な町。 妖怪が暮らす町でもある。
【 怨霊 】
人間の憎悪や、妖怪の悪が合体して出来たもの。
大きければ大きい程、強いということ。
【藤堂家】
平安時代から続く、最強の鬼の家系。
桜木町を護る家の一つである。
【北條家】
江戸時代から続く、藤堂家の次に最強の鬼の家系。
桜木町を護る家の一つである。
【木下家】
平安時代から続く、陰陽師の家系。
桜木町を護る家の一つである。
【二宮家】
江戸時代より怨霊を退治してきた家系。
桜木町を護る家の一つである。
【桜木四守護家】
藤堂家、北條家、木下家、二宮家のこと。
桜木町を護る四つの家のこと。
- Re: 紅の花が舞う ( No.4 )
- 日時: 2010/05/22 21:10
- 名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)
初めましてこんにちは、ユエさんの作品は所見です。くれはと申します。
夕方から読んでいたのですが、とても面白そうな内容です!続きが気になります!
これからも楽しみにしていますね、更新頑張って下さい!ではー♪
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