ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

妖と僕
日時: 2010/08/27 20:56
名前: 沖 誠 (ID: QCkuis7p)
参照: http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=okimakoto

はじめまして 沖誠です。はじめてなので わからないことだらけですがよろしくおねがいします。

読んでくださるお客様

ロン様、ユエ様、くれは様、理郷様

登場人物紹介>>1

序ノ章>>4 >>13  
 
     
壱ノ章 はじまりの夜 >>14 >>15 >>21 >>24 >>25

お詫びとお知らせ
>>28 >>29



 



Page:1 2 3 4 5 6



Re: 妖と僕 ( No.9 )
日時: 2010/05/24 22:44
名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)

おぉ、直っているΣ(゜Д゜)
いえいえ、お役に立てたなら光栄です(^^*)

応援してます!v

Re: 妖と僕 ( No.10 )
日時: 2010/05/24 22:47
名前: 理郷 (ID: lJWT90W0)

私も今日からアヤカシゴトという妖怪の話
を書きます^^妖怪系おもしろいですよね〜^^

Re: 妖と僕 ( No.11 )
日時: 2010/05/25 09:53
名前: 沖 誠 (ID: abPfWlRE)

応援してくださり、ありがとうございます。くれは様。
がんばりますよ!

理卿様 はじめまして
おお〜妖怪系のカキカキするんですか!
読みに行きますね。 

Re: 妖と僕 序ノ章(弐) ( No.13 )
日時: 2010/06/04 18:34
名前: 沖 誠 (ID: yvqkgorF)

こんにちは、 沖誠です。
荒らし厳禁です!
さて、カキカキしていきますよ。


台所には 誰もいる気配は なかった。
何時もなら 同居人が迎えてくれるはずだ。
時刻は 6時。
時計を確認し 冷蔵庫を開けた瞬間、何か思いたったのか冷蔵庫の蓋を閉めた。
今日は 学校があるのだが、ちょっとした事情で休むことになっていたのだ。しかし、着替えたくは なかった。着替えるのをやめ、同居人の部屋に向かうのだった。
ドアをノックし、入ると卓上に乗ったパソコンをいじる男性がいた。彼が同居人の高見 棗。
高見 棗は 幼いゆづきを棗の両親が引き取り知り合ったのだった。
棗はゆづきを弟のようにかわいがっていた。また ゆづきも兄のように慕っていた。棗にとってもゆづきにとっても大切な存在。
いつもパソコンをいじらない彼が珍しくいじっていた。彼は書道家のためパソコンとは 無関係だ。何故いじっていたのは わかっていた。
自分の仕事を探すためだ。少しでもゆづきを楽にしてやりたいと仕事を探している。
少しでもありがたいとは 思うのだが今の書道家の収入だけで充分だとおもっている。棗は有名な書道家であった。本業を忘れて仕事に夢中になり、疎かにまるのではないかとゆづきは 心配していた。

「高見さん、おはようございます。」

「おはよう ゆづき ってゆづき!」

「仕事、・・・もう探さなくっていいですから。」

ゆづきは パソコンを閉じると机に置いてある求人募集の本を手にとった。
ここまでして自分の為に探そうとしてくれている。其れがなにより嬉しかった。
しかし もうここまでしてほしくなかった。
今のままの高見さんで充分だ。

「ゆづき 気持ちはわかるけど・・・だけど」

「だけども何もありません。今のままの高見さん・・・」

言いかけた途端、ブザーが鳴った。鳴った途端ゆづきの顔が強張った。まさか こんなはやくに来るとは
思わなかった。もう少し遅い時間に来ると想定していた。



───あの男がきた。あの鬼が・・・

序ノ章
(終)
序ノ章短くてすみません(泣)
壱ノ章からながくなる予定です。
タブン、この頃には 妖も・・・
続きは 後ほど






Re: 妖と僕 壱ノ章 はじまりの夜(壱) ( No.14 )
日時: 2010/05/30 14:33
名前: 沖 誠 (ID: abPfWlRE)

こんばんは、今日二回目の返信になります。
本当だったら沖田誠にしたいのですが 何が好きかバレバレになるので沖にしました・・・
最初から私事ですみません。
それでは、カキカキ


一瞬にして 気配で誰なのかわかった。
胸の中で警鐘が鳴り響く・・・

「ゆづき・・・」

心配そうに見つめる棗を気にせず、ゆづきは 自室に戻りベットで疼くまった。
内心では 来て欲しくなんてなかった。
胸の内で「来るな」と何度も繰り返す。
しかし、だれも出ない玄関では、其の言葉をかき消すかのようにブザーが何度も鳴り響く。
迎えにきたのだと実感がようやくわく。

「高見さん、高見ゆづきさん」

ブザーでは、なくなりドアを叩く音が聞こえた。次第に叩く音は強くなり、ドアの揺れる音がわかる。
その恐ろしさにゆづきは どうしていいのかわからなくなった。
もう出たら此処にはいられなくなる。棗とは居られなくなる。事情とは このことだ。覚悟はしていた。
しかし 夜の6時としていたが約束が違う。会う相手はそうもいられなくなったのだろう。会う相手は ゆづきとって一番嫌な相手であった。
しかし 何時、何処で此処に自分がいるとわかったのだろうか。
中学の事件がきっかけだった。事件の一ヶ月後、その相手から 電話がかかってきた。その電話をかけてきたあいては しつこく事件について聞いてきたのだった。そして 今年の春 どうしても会いたいと言ってきたのだ。7月7日 それは ゆづきの誕生日でもあった。その次の7月8日相手は 会いたいと言ってきた。そのあいては ゆづきの素性をすべて知っていた。
その男は ゆづきと面識があったのだ。

その名はゆづきの兄 帝 悠斗・・・。


高見ゆづき十六の夏 これが悲劇の幕あけだった。




Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。