ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

妖と僕
日時: 2010/08/27 20:56
名前: 沖 誠 (ID: QCkuis7p)
参照: http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=okimakoto

はじめまして 沖誠です。はじめてなので わからないことだらけですがよろしくおねがいします。

読んでくださるお客様

ロン様、ユエ様、くれは様、理郷様

登場人物紹介>>1

序ノ章>>4 >>13  
 
     
壱ノ章 はじまりの夜 >>14 >>15 >>21 >>24 >>25

お詫びとお知らせ
>>28 >>29



 



Page:1 2 3 4 5 6



妖と僕 序ノ章(壱) ( No.4 )
日時: 2010/05/25 20:47
名前: 沖 誠 (ID: abPfWlRE)

おおっ コメントが!!
ロン様、ユエ様ありがとうございます
はげみになります
これから がんばって
カキカキしますね!
ご感想など お待ちしてます。
(中傷、荒らしなどは、お断りしています)
それでは 壱話お送りしたいとおもいます。
※序ノ章は 妖でてきません

着物を着た青年は ただ、青い空に浮かぶ雲をながめていた。さっきまで夢にうなされていたのだった。ちょうど夏休みで屋上から 見上げると部活をしている生徒の姿が見える。夏の蒸し暑さには たえきれない
余計に蝉時雨のおとで暑さは 増していく。立ち上がりフェンスを乗り越え 青年は 一歩足を踏みいれた。そして 屋上から見える地面をただ、ずーっと みつめていた。そして 深呼吸するとそのまま飛び降りた。風がいきおいよく吹く。堕ちる速度は 速くなる。しかし、視界は、そこでとぎれた。


・・・これは夢だ。ただの。
あわてて 飛び起きあがるのと同時に目覚まし時計が鳴り響いた
青年にとって、何度みた夢だろうか・・・
毎回の如く夢を見る
青年のふくは びしょ濡れでかみは 乱れていた。
カーテンをいきおいよく開け窓を開けると 蝉が忙(せわ)しくないていた。
夢と同じく時期は 夏だ。もうすぐ夏休みになるところだ。青年にとってそんなことは どうでもよかった。ただ 早く過ぎればいい・・・そして学校を卒業して社会人になれればいいのだ。高見 ゆづきにとって いきることは悲しみを感じる。楽しいとは、感じたことがあまりない。日常の中に楽しいことより、悲しいことのほうがたくさんある。その、かなしみは、決して、消えることは、なく 開放されることは なかった。
高校に通いはじめてからだ・・・
それまでは、友達は たくさんいた。しかし、高校にはいった途端、ゆづきは 自分の持ち前の明るさをださなくなり、独り孤立していたのだ
中学の事件がきっかけでそれからは、他人と触れ合うことを恐れていた。
ちょうど この時期の蒸し暑いころだった。事件が起きたのは・・・
それは、自分でも恐れていて、誰にも知られたくなかった。
そのことがフラッシュバックのように甦り思い出されていく。
しばらくの間、彼は 膝の上に頭をうずまくませて自分を落ち着かせた。
しかし、中学の友達は その事を知っていたとしても仲良くしてくれていた。いや、その事を忘れてしまっていたのだろう。あることによって・・・
だが、高校からは、その事をしられたくなく、自分から、遠ざけたのだった。そして、だれも近寄ろうとは、しなくなった。
もう、これでいい。これ以上他人に知られては・・・自分がいられなくなる。
小さく息をつき、たちあがると窓を閉め 浴衣をぬぎすてて制服に着替えた。
ゆづきは 時期関係なく、着物か浴衣を着ている。それが彼にとっての習慣だった。
浴衣を几帳面にたたむと布に包まれた物を確認した。布に包まれていた物は 使いふるした竹刀だった。彼にとって命の次に大切な物である。
その竹刀を片手に持ち、覚束無い足取りで洗面所にむかった。洗面所の鏡には 目もくれず水で顔を漱いだ。
鏡に映る自分は 決まっていた。無表情で血色の悪い自分が映るのだと。それが嫌でたまらなかった。そため、鏡とは 目をあわさない。
洗面所を出て 台所にゆづきは 向かうのだった。



Re: 妖と僕 ( No.5 )
日時: 2010/05/23 20:40
名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)

こんばんはー☆初めまして!
今さっき来たばかりなんですが、めちゃくちゃ読みやすいです!すらすら読めました。

後、これからの展開がとても楽しみですvV
ですが、所々誤字が…^^;
何か偉そうにすみませんっ><
更新頑張って下さいね!

Re: 妖と僕 ( No.6 )
日時: 2010/05/24 09:59
名前: 沖 誠 (ID: abPfWlRE)

くれは様、はじめまして コメントありがとうございます。 
ええっ!誤字ありましたか!すみません
もし よかったら、おしえてくださると修正いたします。
くれは様の作品読んでみますね☆

Re: 妖と僕 ( No.7 )
日時: 2010/05/23 20:51
名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)

えっとですね、
壱話の四行目の後半 いきよいよく→いきおいよく

と、下から四行目の後半、どうでもよっかた。→どうでもよかった。
を発見しました^^;

Re: 妖と僕 ( No.8 )
日時: 2010/05/24 09:37
名前: 沖 誠 (ID: abPfWlRE)

ご指摘ありがとうございます。 
いまから 修正いたしますね。


Page:1 2 3 4 5 6



この掲示板は過去ログ化されています。