ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 無くしたキオク。
- 日時: 2010/09/04 23:42
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
登場人物
名前
桜井 隼人(さくらい はやと)
性別
男
とある高校の普通の二年生。幼い頃に両親を亡くし、親戚の家で暮らしている。小学の時に交通事故に巻き込まれ、一部記憶を無くしている。後に特別な能力を持っていることに気づく。大人しくて何事にもやる気を見せない。
名前
桐島 紗雪(きりじま さゆき)
性別
女
隼人と同じ高校に通う二年生。過去に誰にも言えない事件に遭い、とある場所には一切近づかないようにしている。元気で前向きに物事を考える。
名前
朝倉 久遠(あさくら くおん)
性別
男
隼人と同じ高校の二年生。隼人の交通事故のことを知っていて、隼人の親友。お人好しでお節介。
以下は名前だけにします。
高波 朔夜(たかなみ さくや)
秋山 蓮(あきやま れん)
響 寧(ひびき れい)
嘉神 雅焔(かがみ えん):パートナー・・・旭戯
妖は今のところ9匹です。
狛狐(はっこ)
化猫(ばけねこ)
麟鳥(りんちょう)
哭龍(こくりゅう)
旭戯(あさぎ)
露紅(ろうこう)
終(おわり)
カルセオラリア
火比(ほころ)
・・・すみません。やり方がイマイチ分からなくて;
;次から始まります。
- Re: 無くしたキオク。 ( No.21 )
- 日時: 2010/07/11 13:23
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
「・・・寝てるわね・・・」
ドアを開けたのは、帰ってきた蓮だった。
寝ている俺の姿を見て安堵の色を浮かべる。そして俺に近づいてきた。
と、右から何かが攻撃してきた。蓮は咄嗟に後ろへ下がる。攻撃したヤツは蓮に向かって言う。
「何の用だ?妖が」
「妖?何のことかしら・・・私は人間よ?」
「いいや。お前は妖だ」
問うたのは、俺のそばにいた珀孤だった。珀孤は警戒しながら言う。
蓮は訝しげに珀孤に問う。
「・・・どうして、そう思うの?」
「蓮は妖が視えない。そして俺は妖だ」
「・・・!?」
「・・・さっさと本性だしたらどうなんだ?」
「・・・迂闊だったか」
珀孤が口元を上げて答えたのを聞き、蓮は驚愕の色を見せる。そしてすぐに本体に戻る。
珀孤はそれを見て合点がいった。警戒しつつ珀孤は言う。
「!・・・成程な・・・だから俺も気づかなかったんだな」
「そう・・・でもどうして?妖の貴方が、何の力の無い人間に付くなんて・・・」
「・・・俺の、勝手だ」
蓮に化けていたのは「化猫」。その名の通りに化けることを得意とする妖。
本体は人間に耳と尻尾がついたような姿。和服を着ていて首元には鈴がついている。
化猫が妖しく笑いながら問う。珀孤は構えをとりながら答えた。化猫はさして気にもせず、ただ相槌をうっていた。
珀孤はしびれを切らして化猫に問うた。
「・・・もう一度問う。何故お前はここにきた?」
「その子を喰らうためよ。何の力を持たないのに、私たち妖が視える・・・その眼が欲しいのよ」
「やはり・・・お前も、他の奴らと同じか」
「あら。周りと一緒にしないで頂戴」
化猫は妖しく笑ったまま珀孤の問いに答える。珀孤は呆れながら感想を述べる。それに化猫は反応し、声を荒げた。
俺はそれが煩くて起きる。
「・・・煩い」
「あら・・・起きたのね(このまま食べちゃいましょう)♪」
「あー・・・;;」
「煩いと言っているのが聞こえないのか・・・?」
「・・・まぁまぁ;;」
「・・・」
化猫が蓮の姿に戻り、笑顔で俺に問うてきたが、それすら煩くて半分キレながら言う。
珀孤は俺をなだめるように声をかけるが、化猫は黙って俺を見つめていた。そして一気に態度が急変し、目を輝かせて俺に言った。
「・・・き」
「あ?」
「素敵です!」
「は?」「えぇ!?;;」
「私、間違っていたわ・・・こんなに素敵だったなんて・・・私、貴方の傍にいますわ!」
「・・・はい?」
俺は初対面の妖にいきなり言われ、ただ驚くしかなかった。珀孤も同様に驚いていた。口をあけて。
・・・俺の傍につくと言ってきた化猫。それは唐突で、どう対処していいか分からなかった。
それは真夜中の出来事だった・・・__
久しぶりであまり感じがつかめない・・・;;
でも一区切りついたからいいのかな;;
・・・次はいつになるのかなぁ;;
それではまた^^
- Re: 無くしたキオク。 ( No.22 )
- 日時: 2010/09/04 23:46
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
久しぶりです;;クゥです。
かなり久しぶりに書きます・・・;;
更新遅れてすみませんっ><;;
と、いっても少しなんですが・・・;;
では、どうぞ^^;;
- Re: 無くしたキオク。 ( No.23 )
- 日時: 2010/09/04 23:52
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
「・・・」
「隼人様〜っ!起きてください!」
「ぅわっ!・・様はつけるな・・」
「嫌ですっ。ほら、早く着替えて下に来てください」
「・・はぁ・・・」
__翌朝。俺は化け猫に無理やり起こされた。
俺は鬱陶しく思いながら頭を掻く。
結局、化け猫は俺の傍にいると言って聞かなかったため、仕方なく家に置くことにした。
着替えながら思った。
「・・・このままでいいのか・・・?;;」
色々と嫌なことが起こりそうだ・・・;;
今日はここまでです;;すみません;;
- Re: 無くしたキオク。 ( No.24 )
- 日時: 2010/10/02 00:35
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
久しぶりです^^;;
はぁ・・・かけるかな・・;;
- Re: 無くしたキオク。 ( No.25 )
- 日時: 2010/10/02 00:45
- 名前: クゥ (ID: NdLDblhC)
_学校。俺は席についてため息を吐く。
朝から、妖怪に世話焼かされるわ着替えの邪魔されるわで、既に疲れていた。
第一こんなに世話好きの妖怪って、いるか?
未だに信じられないなと、俺は思いつつ辺りを見回す。
何の変哲もない、教室。朝の早い時間だから、誰もいないのは当たり前のこと。
しかし、何かがおかしい・・・・・・。
俺はそう思ったが、ただの勘違いだろうとカバンから教科書を取り出した。
と、その時。
ーーバンっ!!
「っ!?」
いきなり後ろの扉が勢いよく開いた。俺は吃驚してもっていた教科書を落としてしまった。
おそるおそる後ろを見てみるが、勿論誰もいない。
まさかと思って、また前を見た。
「っ!!」
そこにいたのは____
今日はここまでです^^;;
ではでは。更新遅くてすみません;;
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