ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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DEATH GAME 参照200突破!!
日時: 2010/08/09 16:56
名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)

どうも、クリックありがとうございます。ガイです
初投稿です!!!
未熟ですが、頑張って書くのでお願いします!
間違いがあったらどんどん教えてください
コメント募集します
内容は題名通りホラーです

目次
【序】
>>1 第1話
>>2 第2話
>>3 第3話
>>4 第4話

【第1ステージ】     【第2ステージ】
>>6 第5話       >>33 第12話
>>14 第6話       >>34 第13話
>>16 第7話       >>37 第14話
>>17 第8話
>>20 第9話
>>29 第10話
>>30 第11話

登場人物紹介
東条 柊斗(とうじょう しゅうと) 男 22歳 
双葉 千帆(ふたば ちほ) 女 22歳
兼平 翔(かなひら しょう) 男 22歳
霧崎 龍太郎(きりさき りゅうたろう) 男 27歳


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Re: デスゲーム ( No.17 )
日時: 2010/07/17 19:27
名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)

第8話

「もういや……」
 迷路のような通路を一人歩きながら、千帆は不満を漏らした。
 あの二人と別れからというもの、ろくな目に会ってない。まず男の人の死体を見た。吐き気がした。もしかしてあんな風になるのかなと思ったら、急に怖くなった。
 鬼も見た。とっさに身を隠し、そのまましばらくは動けなかった。
 もうこんな思いをしたくない。早く柊斗達に会いたい!
 その時だった。
 通路の向こうから足音が聞こえてきた。
 ……鬼?
 彼女は息が聞こえないように必死に口を手で隠した。

 こっちに来ないで!こっちに来ないで!

 しかし神は彼女に味方しなかった。足音がどんどん近付いてくる。
 
 嫌!嫌!嫌———っ!

「千帆!千帆じゃんか!」

 鬼が喋った?いや、この声は聞いたことある。
 現れた人物は鬼ではなく翔であった。千帆の体から力が抜け、へなへなと床に座りこむ。顔見知りに会い、ふっと緊張を緩めた彼女は涙腺が緩んだ。涙が眼から溢れだす。

「翔!怖かったよ。でもよかった生きてて」
「おいおい、泣くなよ、俺なら大丈夫だ。で、柊斗は見てないか?」
「うん。鬼なら何度か見たけど……」

 今にも消えてしまいそうな声で呟く。

「そうか、心配だな。無事だといいが……」
「きっと大丈夫よ」

 さっきとは違い、明るい声を出した千帆に翔は大きく頷いた。

「行こう」

 二人は立ち上がり、屋上目指して走り出した。

Re: デスゲーム 7話かき終わりました! ( No.18 )
日時: 2010/07/16 18:02
名前: 党来 ◆YzX1jlljFk (ID: z/mcMK1B)

初めまして!

更新楽しみにしてます!

頑張ってください!

Re: デスゲーム ( No.19 )
日時: 2010/07/17 19:27
名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)

>>18 党来様

こちらこそ初めまして!
いや〜ありがとうございます
そう言ってくれると元気が出ます
よーし、更新頑張りまーす!


みなさん。いつの間にやら……
参照☆100☆突破です!!!
ありがとうございます!!!
これからも頑張って更新していくのでよろしくお願いします!

目次変えました

Re: デスゲーム ( No.20 )
日時: 2010/07/18 15:22
名前: ガイ (ID: HQL6T6.Y)

第9話

 どこだ?どこだ?出口はどこだ?
 建物の2階へ来ていた霧崎は、偶然発見した地図を頼りに屋上への階段付近にいた。しかし記憶力がいいとは言えない彼であるため、こうして迷っているのだ。
 霧崎は右へ左へグルグル回っていた。勘でしかないが。 
 そうやっているうちに地図にあったような道を見つけた。ここを右に曲がってまっすぐ行き、左に曲がれば……!確か出口なはずだ。
 我を忘れて霧崎は、自分の記憶を頼りに走った。この左にあるはずだ。彼は心の中で祈りながら思い切って覗いてみた。その数十m先に階段があった。さらにその上にはガラスでできた分厚そうなドアがある。その横には電光タイマーがあり、12分と記されている。
 すっげー俺っ!
 やったぁぁ。出られる!
 そう思い一歩踏み出したとき、後ろで断末魔の叫び声が聞こえた。振り返ると若い女が鬼に詰め寄られていた。後ろは壁。逃げ道はない。

「助けてぇぇ!誰かぁぁぁぁ!」

 女は自分を見て言ったように、霧崎は思えた。そんな中でも鬼はジワリジワリと女の方へ歩み寄る。
 しかし霧崎はそんな光景を無視し、クルリと背を向けた。

「誰がもう少しで出られるっていうのにリスクを冒してまでお前を助けるんだよ。馬鹿じゃねえの。そこで一人で死んどけ」

 彼はそう言い捨てるとドアへ向かって走り出した。その途中ぐしゃという鈍い音が聞こえたが、まるで聞こえていないというように走り続けた。階段を上がりドアの前に立つと、自然にドアが開いた。

「よっしゃ」

 これだけ呟くと、ドアの中へ入って行った。
 霧崎龍太郎は残り十分というところで、第1ステージをクリアした。

Re: デスゲーム ( No.21 )
日時: 2010/07/17 19:58
名前: 遊太 (ID: KF4wky37)

9話の2行目、「うる覚え」になってます(@_@;)


更新頑張って下さい♪
面白いです\(゜ロ\)(/ロ゜)/


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